第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、以下の経営成績に関して増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期累計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間(2021年4月1日から9月30日まで)の当社の業績は、売上高は4,908,852千円(前年同四半期は4,446,313千円)、営業利益は60,877千円(前年同四半期は営業損失292,025千円)、経常利益は60,178千円(前年同四半期は93,723千円)、四半期純利益は24,844千円(前年同四半期は四半期純損失513,707千円)となりました。

当第2四半期累計期間(2021年4月1日から9月30日)における当社事業は、政府の緊急事態宣言の発令に応じて、該当エリアの店舗で臨時休業や営業時間の短縮等の措置を講じており、未だ新型コロナウイルス感染症の影響を少なからず受けております。しかしながら本書提出日現在は全店舗にて営業を再開しており、ご来店いただくお客様も徐々に増えております。
 当社は成長戦略の一環として、本業含め、本業と親和性の高い事業のM&Aに注力しておりますが、この度株式会社ブルーム(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-2-6 小高ビル3階。以下「旧ブルーム」という。)より事業を譲受し、「スクイーズ」(ポリウレタン製の造形物)を中心とした玩具、雑貨等の企画、開発及び販売等の事業を展開すべく、新会社「株式会社ブルーム(以下「新ブルーム」という。)」を設立いたしました(会社設立日2021年9月10日)。「スクイーズ」は、見た目の楽しさと独特の触感で、小中学生から大人まで幅広い世代に支持されており、最近ではパンやフルーツ等を模した香り付きの癒し系雑貨として人気があります。また旧ブルームの販売チャネルのうち、当社が属するアミューズメント業界への販売は、現状業界大手の一部に限られておりますが、本事業譲受による当社販売部門とのシナジーにより、今後はアミューズメント業界への販売拡大が加速し、より一層の事業発展が期待できると考えております。さらに旧ブルームは「スクイーズ」以外の商品企画、開発等にも実績があり、アミューズメント業界向け景品の企画、開発等も可能であるため、本事業譲受は当社の事業多角化の好機と捉えております。当社はできる限り早い段階で本事業を軌道に乗せ、アミューズメント業界での存在感を一層高めてまいります。
 また将来の市場規模成長が見込めるeスポーツ分野におきましては、2021年10月2日に開催された株式会社コナミアミューズメント主催の「BEMANI PRO LEAGUE 2021(ビーマニ プロ リーグ ニーゼロニーイチ)」ファイナルステージにて、当社が運営する『APINA VRAMeS(アピナ ブレイムス)』が 見事優勝を果たし、初代チャンピオンに輝きました。
 当社は引き続き、事業拡大に向けた積極的な取組と、アミューズメント業界にふさわしい明るく楽しい話題を提供し続けてまいります。

 

当第2四半期累計期間における、セグメント別の概況は次のとおりであります。

① アミューズメント施設運営事業

アミューズメント施設運営事業におきましては、夏休み期間中の緊急事態宣言並びに東京オリンピックの開催により、ご来店いただくお客様が減少傾向となりましたが、このような状況の中でも当店にお越しいただいたお客様が、より安心・安全にお楽しみいただけるよう、新型コロナウイルス感染症の感染防止策を徹底しつつ、店内環境の向上に努めてまいりました。また非接触でのプレイをお楽しみいただけるよう、QRコード決済の導入も積極的に推進しております。
 当第2四半期累計期間には、「単一会場におけるクレーンゲーム機の最多数」として世界記録の認定を受けました「アピナ新利府 北館店」(2021年7月開設)を含む3店舗を開設し、総店舗数は58店舗となっております。新規開設の店舗はいずれも景品ゲームを中心とした店舗構成となっており、このトレンドは今後既存店においても順次展開していく予定でおります。また投入する景品につきましても、幅広い年齢層のお客様にお楽しみいただけるよう、ぬいぐるみから小型家電までバラエティに富んだ商品を取り扱うほか、今後は新ブルームとともに、当社オリジナルの景品開発及び製作に取り組んでいく所存でおります。

以上の結果、アミューズメント施設運営事業における売上高は4,780,980千円(前年同四半期は3,498,326千円)、セグメント利益(営業利益)は298,045千円(前年同四半期は営業損失32,637千円)となりました。

② アミューズメント機器販売事業

アミューズメント機器販売事業におきましては、景品ゲーム機を中心としたアミューズメント機器や、人気アニメキャラクター関連の景品等の販売が好調となっております。今後は既存取引のほか、新ブルームによるオリジナル景品等の販売にも注力してまいります。

この結果、アミューズメント機器販売事業における売上高は84,556千円(前年同四半期は859,750千円)となりましたが、収益認識会計基準等の適用により、売上高は従来の計上方法と比較して1,526,772千円減少しております。セグメント利益(営業利益)は55,036千円(前年同四半期は14,288千円)となりました。

③ その他事業

その他事業とは、主に各種媒体を利用した広告代理店業であり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策用の販促品販売が増加した前期と比較し、今期は販売が若干落ち着いたこと、またイベント等の開催や広告費の削減傾向が続いたこともあり、売上高は43,315千円(前年同四半期は88,236千円)、セグメント利益(営業利益)は851千円(前年同四半期は8,674千円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較して967,763千円減少し、10,040,207千円となりました。この要因は、アミューズメント機器(純額)が150,625千円、土地が93,087千円それぞれ増加したこと、現金及び預金が1,698,504千円減少したこと等によるものであります。

(負債)

当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較して915,012千円減少し、7,043,571千円となりました。この要因は、支払手形及び買掛金が334,231千円、長期借入金が561,195千円それぞれ減少したこと等によるものであります。

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末と比較して52,750千円減少し、2,996,635千円となりました。この要因は、利益剰余金が31,758千円減少したこと等によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,582,391千円となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により獲得した資金は97,619千円(前年同四半期は6,861千円の使用)となりました。これは、減価償却費580,741千円、売上債権の減少178,788千円、仕入債務の減少98,229千円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は1,029,638千円(前年同四半期は550,388千円の使用)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出986,657千円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は766,994千円(前年同四半期は1,681,651千円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出687,242千円等によるものです。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年9月10日開催の取締役会において、当社が2021年9月に設立した子会社(株式会社ブルーム)が、株式会社ブルームから事業を譲り受けることについて決議を行い、同日付けで事業譲渡契約を締結いたしました。

なお、事業の譲受を行った日は、2021年10月1日であります。

詳細につきましては、四半期財務諸表における「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。