当第2四半期連結累計期間において、事業等のリスクの新たな発生、また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したもので
あります。なお、当社は、当第1四半期連結累計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連
結累計期間及び前連結会計年度との比較分析は行っておりません。
当社グループを取り巻く事業環境としては、近年消費者の価値観が「所有」から「利用」、「モノ」から「コト」へ変化する中で、「サブスクリプションビジネス」がBtoCの分野で先行的に拡大しており、すでに「サブスクリプション」はビジネスモデル変革の一つのキーワードとして広く業界に認知されるに至っております。こうした中で、トヨタ自動車の「KINTO」のように、日本企業、製造業においても「モノ」を中心とした売り切り型のビジネスモデルから、顧客に新たな体験価値を提供し継続的に対価を得る「コト」を中心としたビジネスモデルへと軸足を移そうという動きが具体的に始まっていると思料しております。
このような環境において、当社グループは創業以来「情報基盤の創造によって、より豊かな社会の実現に貢献す
る」ことを理念とし、「サブスクリプションをすべてのビジネスに」をテーマに、サブスクリプション統合プラッ
トフォーム「Bplats®」の開発・提供を一貫して行っております。サブスクリプション型ビジネスへの転換・事業創
出のニーズは各産業に通底するものであり、当社プラットフォームを展開しうる業域は広いため、今後も事業機会
は増加していくものと想定しております。
このような環境のもと、当第2四半期連結累計期間においても、増加していくサブスクリプション型ビジネスの
ニーズに対応するため、引き続き製品開発に注力するとともに、事業提携・販売パートナーの拡充等を推進してま
いりました。2019年7月には富士通株式会社、2019年9月にはNTTコミュニケーションズ株式会社が、それぞれ当社の「Bplats®」を採用し、「Bplats®」を基盤とするサービス提供を開始いたしました。これらにより、当社の今後の売上増加に寄与することを想定しております。
このように販売パートナーとの協業実績は着実に拡大しており、ストック収入は順調に伸びております。加えて、従来はカスタマイズを伴う案件で一定程度の売上を確保しておりましたが、製品開発への投資を積極的に実施し、プラットフォーム型への製品戦略へのシフトを行い、現在はカスタマイズに依存しないビジネスモデルへの転換を図っております。
また、サブスクリプションビジネスについて中立的な立場で多面的に研究・著作・啓蒙活動を行うことを目的に、2019年4月1日付で株式会社サブスクリプション総合研究所を新規設立するとともに、顧客中心のサブスクリプションエコノミーで重要となる顧客が体験する価値、カスタマーサクセスを支えるサービスの立ち上げを目的に、2019年6月3日付で株式会社サブスコアを新規設立し、両社を連結子会社としました。両社業績は、当第2四半期連結累計期間の経営成績に含まれております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は258,124千円、営業損失は75,562千円、経常損失は74,123千円となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は74,843千円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末における当社グループの財政状態については下記のとおりとなっております。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は879,019千円となりました。
流動資産は、440,477千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が336,750千円、売掛金が73,233千円です。
固定資産は、438,542千円となりました。主な内訳は、ソフトウエアが278,624千円、ソフトウエア仮勘定が
130,336千円です。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は415,639千円となりました。
流動負債は、207,486千円となりました。主な内訳は、1年内返済予定長期借入金が77,474千円、短期借入金が50,000千円です。
固定負債は、208,153千円となりました。主な内訳は、長期借入金が206,654千円です。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は463,380千円となりました。
自己資本比率につきましては、51.2%となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、税金等調整前四半期純損失や、減価償却費、売上債権の回収、長期借入金等により、当第2四半期連結累計期間末には336,750千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、58,517千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失74,123千円、減価償却費77,216千円、売上債権の減少61,980千円、未払金の減少7,264千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、155,810千円となりました。これは主にシステム開発に伴う無形固定資産の取得による支出150,981千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は、173,417千円となりました。これは主に長期借入金による収入200,000千円、長期借入金の返済による支出42,507千円によるものであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。