第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2020年7月1日~2021年3月31日)において、新型コロナウイルスの蔓延は収束の目途が立たず、経済活動は停滞し、消費マインドの低下をもたらしています。このような状況のもと、当社グループでは、万全の感染防止対策を講じながら店舗運営を行ってきました。

 売上収益は、新型コロナウイルスの影響による来店客数の減少等により、前年同期に比べ2,211百万円減少しました。各国の新型コロナウイルスの状況及び売上収益への影響は以下のとおりです。

 

<国内>

 新規感染者は継続して発生しており、テレワークや外出自粛等の影響が続いております。これに伴うカットサイクルの長期化の影響等により、来店客数は前年に比べ減少しております。

 

国内来店客数の前年比

(単位:%)

 

2020年

2021年

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

全体

74.5

83.4

81.1

86.7

86.0

82.6

81.8

85.7

100.0

既存店

73.9

82.5

79.8

85.3

84.8

81.6

80.8

84.6

98.7

 

<香港>

 新規感染者の発生は概ね収束しているものの、行政機関の防疫措置が継続していることから、テレワークや外出自粛等の影響が一部で続いており、来店客数は前年に比べ減少しております。

 

<シンガポール>

 新規感染者の発生は概ね収束しているものの、行政機関の防疫措置が継続していることから、テレワークや外出自粛等の影響が一部で続いており、来店客数は前年に比べ減少しております。

 

<台湾>

 新規感染者の発生は概ね収束しており、行政機関の防疫措置も限定的であることから、テレワークや外出自粛等の影響は軽微であり、来店客数は前年に比べ増加しております。

 

<アメリカ(ニューヨーク)>

 新規感染者は継続して発生しており、行政機関の防疫措置が継続していることから、テレワークや外出自粛等の影響を大きく受けており、来店客数は前年に比べ大きく減少しておりますが、連結業績に与える影響は軽微であります。

 

 売上原価は、国内・海外の店舗スタッフの増加によって人件費は増加したものの、委託店舗数の減少や売上減少による業務委託料の減少等により、前年同期に比べ291百万円減少しました。

 販売費及び一般管理費は、国内の期末手当引当額が減少したこと等により、前年同期に比べ225百万円減少しました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益は13,951百万円(前年同期比13.7%減)、営業利益は281百万円(同79.2%減)、税引前四半期利益は146百万円(同88.3%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は160百万円(同80.6%減)となりました。

 店舗展開につきましては、22店舗出店いたしました。出店地域は、国内に12店舗、海外はシンガポールに1店舗、香港に4店舗、台湾に5店舗であります。また、不採算店舗の統廃合等により21店舗閉店したことから、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は716店舗となりました。

 なお、当社グループはヘアカット事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,064百万円減少し、5,480百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の減少844百万円、未収法人所得税等の減少214百万円等によるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ524百万円減少し、25,652百万円となりました。これは主として、有形固定資産の減少169百万円、使用権資産の減少319百万円等によるものであります。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ1,589百万円減少し、31,132百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べ962百万円減少し、7,821百万円となりました。これは主として、借入金の減少977百万円、リース負債の増加67百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ901百万円減少し、13,249百万円となりました。これは主として、借入金の減少514百万円、リース負債の減少381百万円等によるものであります。その結果、負債は、前連結会計年度末に比べ1,864百万円減少し、21,071百万円となりました。

 資本は、前連結会計年度末に比べ274百万円増加し、10,061百万円となりました。これは主として、利益剰余金の増加160百万円等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ844百万円減少し、4,272百万円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により増加した資金は、2,884百万円(前年同期は3,052百万円の増加)となりました。これは主として、減価償却費及び償却費2,462百万円、法人所得税の還付額271百万円等の資金増加要因に対し、利息の支払額115百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により減少した資金は、327百万円(前年同期は652百万円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出303百万円、差入保証金の差入による支出42百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により減少した資金は、3,464百万円(前年同期は2,518百万円の減少)となりました。これは主として、短期借入金の純減額1,000百万円、リース負債の返済による支出2,017百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更を行っております。

 当第3四半期連結累計期間において変更した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。