第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

  ① 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、企業収益の改善が続く中で、緩やかながらも回復基調で推移しました。しかしながら、海外の地政学的リスクの高まりが懸念され先行き不透明な状況が続き、天候不順なども相まって個人消費については依然として楽観視できない状況が続いております。
 このような経済環境の中、当社グループは『「いつもキレイ」を「私らしく」選べる』をコンセプトに、ネイルサロン業界で最高のおもてなしを提供する圧倒的なリーディングカンパニーになるべく「ファストネイル」を展開し、引き続き堅調な成長を続けております。
 当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)におきましても、当社はさらなる事業拡大のため、積極的な各種施策を展開いたしました。
 店舗展開においては、4月に「ファストネイル ジョイナステラス二俣川店」、6月に中国地方への初出店となる「ファストネイル 広島パルコ店」の2店舗を出店いたしました。当第2四半期連結累計期間末における店舗網は49店舗(内1店舗はフランチャイズ)となっております。
 顧客獲得政策については、堅調な需要に支えられ、利用者数は前年同期に比べて大きく拡大いたしました。当社の強みの一つである自社のWEB予約サイトとスマホ用アプリからなる“FASTNAIL TOWN”において、積極的な利用促進策を講じ、2018年9月30日現在の会員数は約33万人超となりました。
 売上高については、これらの取り組みにより夏場のハイシーズンの高まる需要を取り込み、顧客数、平均単価ともに上昇し、順調に推移いたしました。
 利益面についても、ネイリストの増員、新規出店費用や新規株式公開に伴う費用の発生等によって費用が増加したものの、概ね計画通りに進捗することができました。
 今後もネイル需要は、ネイル人口の裾野の広がり等による堅調な需要に支えられ、着実な成長が見込まれる環境が持続するものと捉えております。
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、売上収益は1,159百万円(前年同期比14.8%増)、営業利益は87百万円(同5.4%減)、税引前四半期利益は85百万円(同5.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は53百万円(同2.5%減)となりました。

  

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(a)ネイル事業

(店舗数)

 

ブランド名

地域

2018年3月31日

新規出店

2018年9月30日

 

ファストネイル

関東エリア

 32(1)

33(1)

 

 

東海エリア

 

 

関西エリア

 

 

中国エリア

 

 

 41(1)

43(1)

 

ファストネイル・プラス

関東エリア

 

ファストネイル・ロコ

関東エリア

 

合計

 

47(1)

 49(1)

 

 (注)( )内はフランチャイズ店舗であり内数であります。 

 

(新規出店)

 

年月

内容

 

2018年4月

ファストネイル ジョイナステラス二俣川店(神奈川県横浜市旭区)を新規出店

 

6月

ファストネイル 広島パルコ店(広島県広島市中区)を新規出店

 

 

(経営成績)

当第2四半期連結累計期間において、売上面では、2018年3月期に新規出店した8店舗(内1店舗は統合によるもの)が順調に推移したことに加え、当第2四半期連結累計期間に出店した2店舗についても順調な立ち上がりとなりました。
 集客面では、アプリや自社WEBサイトによる利用促進・再来店促進策を推進したほか、予約枠のコントロールを精緻に行うことを徹底いたしました。これらの結果、予約経路の効率改善が進み、自社アプリや自社WEBサイトを経由しての予約の割合は全客数の約85%に達し、来店客に占めるリピーターの割合も85%を超える状態が続いております。
 これら各種施策により、売上を構成する客数は前年同期比110.0%、客単価は同103.5%と、それぞれ上昇しました。このほか、店内での物品販売では、新商品投入や販売提案の徹底、“上場キャンペーン”と銘打った割引キャンペーンなどを実施し、多くのお客様に商品を手にしていただくことに成功し、売上を伸ばしました。
 利益面では、4月の新規株式公開(IPO)に伴って発生した一過性の費用のほか、台風などの自然災害・天候不順による影響が一部で発生したことに起因して前年同期比で減益となってはいるものの、年間計画に対する進捗は概ね想定通り推移いたしました。
 需要については、ジェルネイルの社会的認知の高まりとともに利用者の裾野は着実に広がっており、今後も安定した成長が見込まれます。

これらの結果、売上収益は1,151百万円(前年同期比14.5%増)、セグメント利益は84百万円(同9.1%減)となりました。

 

 

(b)メディア事業

(経営成績)

当第2四半期連結累計期間においては、営業体制の強化と店舗網の拡大、株式公開による当社グループの知名度向上等により、幅広い業種のクライアントにご利用いただくことができました。
 ネイル施術中は両手が使えずスマートフォンも操作できないことから、店内に設置したディスプレイに放映する広告の視聴時間はとりわけ長く、広告効果も一定程度の高さがあることから、広告主から強い関心をいただいております。加えて、来店客に対するサンプル商品の配布といった派生商品に対しても関心を集めることができました。今後に向けた強い手応えを得ると共に、さらなる拡大に向けた施策を講じております。

これらの結果、売上収益は9百万円(前年同期比76.2%増)、セグメント利益は3百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。

 

  ② 財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。

 

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ87百万円増加し、336百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が67百万円、棚卸資産が10百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ2百万円減少し、1,392百万円となりました。これは主に、無形資産が4百万円減少したことなどによるものであります。その結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ86百万円増加し、1,728百万円となりました。 

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ17百万円増加し、494百万円となりました。これは主に、借入金が34百万円、その他の流動負債が19百万円それぞれ増加した一方で、営業債務及びその他の債務が30百万円減少したことなどによるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ50百万円減少し、382百万円となりました。これは主に、借入金が49百万円減少したことなどによるものであります。その結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ33百万円減少し、875百万円となりました。

 

(資本)

資本は、株式の発行及び四半期利益の計上により、前連結会計年度末に比べ118百万円増加し、853百万円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ67百万円増加し、166百万円となりました。
 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は46百万円(前年同期比31百万円の収入減)となりました。これは主に、税引前四半期利益を85百万円、減価償却費及び償却費を22百万円それぞれ計上した一方で、法人所得税等の支払額を35百万円、営業債務及びその他の債務の減少額を25百万円それぞれ計上したことによるものであります。

  

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は24百万円(前年同期比4百万円の支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出を20百万円計上したことによるものであります。

 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は45百万円(前年同期比83百万円の収入増)となりました。これは主に、短期借入れによる収入を112百万円、株式の発行による収入を63百万円それぞれ計上した一方で、短期借入金の返済による支出を79百万円、長期借入金の返済による支出を50百万円それぞれ計上したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(4)研究開発活動

当社グループでは、ネイル素材の研究等に取り組んでおります。
 なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発費の実績はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与える要因はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 ① 資金需要

 主として運転資金、設備投資、長期借入金の返済、法人税等の支払に資金を充当しております。

 運転資金のうち主なものは、人件費、地代家賃、材料費等であります。
 設備投資は主に、ネイルサロン「ファストネイル」の新規出店にかかる有形固定資産の取得、敷金及び保証金の差入等であります。  

 

 ② 資本の財源

 営業活動によるキャッシュ・フローにより得た資金を基本としておりますが、運転資金につきましては、状況に応じて取引銀行から短期借入れを行っております。

 

 ③ 資金の流動性

 当社グループは、これまで安定的に営業活動によるキャッシュ・フローを得ており、事業活動に必要な資金を賄っております。

 今後のさらなる事業拡大に向けて十分な流動性を確保し、機動的かつ効率的な資金調達を可能とするため、取引銀行4行との間で貸越極度額合計3億円の当座貸越契約を締結しております。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。