第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続き、緩やかな回復基調が続いておりますが、10月に予定されている消費増税や米中貿易摩擦の長期化による影響が懸念され、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
 当社グループの属するネイル業界は、ネイル利用者の裾野の広がりと安定した需要に支えられ、市場動向は堅調に推移しておりますが、国内の構造的な人手不足を背景とする採用難及び雇用維持に伴う人件費の上昇、不動産賃料の高騰などのコスト増加要因により、引き続き厳しい経営環境となっております。
 このような環境の中、当社グループでは、チェーン展開するネイルサロン「ファストネイル」の強みである、高いリピーター比率と効率的なオペレーションによる安定収益基盤のさらなる強化を図るため、2020年3月期の取組みとして、
 ① 「出店戦略を見直し、既存店の強化と厳選した出店展開による『質』重視の経営」
 ② 「新たな出店を支えるための人材採用・育成スキームの確立」
を推進しております。
 当第1四半期連結累計期間の取組み状況は、「出店戦略」については、リニューアルや店舗統合などを実施したことにより、2019年6月末の店舗数は、前期末から2店舗減少の51店舗となりましたが、集客力の高い店舗へリソースを集中し、既存店舗の人員強化を優先することで、収益力の強化に繋がっております。
 「人材採用」では、採用媒体の見直しや自社採用サイトの刷新、面接プロセスの改善などを実施いたしました。これらの効果により、ネイリストの求人への応募者数は前年同期を上回る進捗で推移いたしました。
 連結業績につきましては、売上収益は、前期に新規出店した「ファストネイル」6店舗が伸長し、前年同期比で増収となりました。また、ネイルサロン内のデジタルサイネージ(モニター)への広告放映や手渡しサンプリング等のサービスでは、「ファストネイル」の枠を超えて同業他社の店舗も含めて約250店をネットワーク化したことにより、広告主にとっての商品価値を高め、多くの受注に繋げることができました。
 営業利益では、人件費などの店舗運営コストが上昇したものの、増収及びその他の費用を抑制並びに最適化したことにより、前年同期比で増益となりました。
 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上収益は581百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は31百万円(同180.9%増)、税引前四半期利益は29百万円(同200.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は18百万円(同205.6%増)となりました。
 

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

① ネイル事業

(店舗数)

 

ブランド名

地域

2019年3月31日

統合・閉店

2019年6月30日

 

ファストネイル

関東エリア

36(1)

△1

  35(1)

 

 

東海エリア

 

 

関西エリア

 

 

中国エリア

 

 

47(1)

△1

46(1)

 

ファストネイル・プラス

関東エリア

△1

 

ファストネイル・ロコ

関東エリア

 

合計

 

53(1)

△2

51(1)

 

 (注)( )内はフランチャイズ店舗であり内数であります。

 

(統合・移転・閉店)

 

年月

内容

 

2019年4月

ファストネイルプラス 池袋店(東京都豊島区)を閉店

 

 

ファストネイル 渋谷店(東京都渋谷区)を増席などリニューアルし、ファストネイル 渋谷道玄坂店を統合

 

 

ファストネイル 吉祥寺店(東京都武蔵野市)を移転し、駅商業施設内にファストネイル キラリナ京王吉祥寺店としてオープン

 

 

(業績)

売上収益は572百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益は29百万円(同227.9%増)となりました。

 

                                     (単位:百万円)

 

 

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

増減

 

売上収益

553

572

19

 

セグメント利益

9

29

20

 

 

② メディア事業

(業績)

売上収益は10百万円(前年同期比108.3%増)、セグメント利益は1百万円(同44.2%減)となりました。

 

                                     (単位:百万円)

 

 

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

増減

 

売上収益

5

10

5

 

セグメント利益

2

1

△1

 

 

 

(2)財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表、以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1.要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。

当第1四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。

 

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ22百万円減少し、301百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が33百万円、その他の流動資産が7百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、1,761百万円となりました。これは主に、IFRS第16号の適用により使用権資産が354百万円、繰延税金資産が7百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。その結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ331百万円増加し、2,062百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ145百万円増加し、652百万円となりました。これは主に、IFRS第16号の適用によりリース負債が159百万円増加したことなどによるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ176百万円増加し、510百万円となりました。これは主に、IFRS第16号の適用によりリース負債が201百万円増加したことなどによるものであります。その結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ321百万円増加し、1,162百万円となりました。

 

(資本)

資本は、前連結会計年度末に比べ10百万円増加し、900百万円となりました。これは主に、IFRS第16号の適用により利益剰余金が14百万円減少したこと及び四半期利益18百万円を計上したことなどによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ33百万円減少し、113百万円となりました。
 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は39百万円(前年同期比83百万円の収入増)となりました。これは主に、税引前四半期利益29百万円、減価償却費及び償却費を58百万円それぞれ計上した一方で、法人所得税等の支払額29百万円、未払賞与の減少額20百万円をそれぞれ計上したことなどによるものであります。

  

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は18百万円(前年同期比3百万円の支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出を18百万円計上したことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は54百万円(前年同期比126百万円の支出増)となりました。これは主に、リース負債の返済による支出を50百万円計上したことなどによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(5)研究開発活動

特記事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。