当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の内容、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している以下の主要なリスクが新たに発生しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 子会社管理について
当社グループでは、子会社を1社(株式会社リアライブ)有しております。当該子会社は、当社グループの連結子会社となってからの期間が短く、また、事業規模も小さいことから、今後の急速な事業成長に管理体制の整備が追い付かない可能性があります。当社の管理部門において内部統制を含め管理体制の強化に努めておりますが、管理体制が不十分であることにより、法令違反や許認可に関わる手続き不備等によって、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) M&A(企業合併、企業買収、企業間の資本提携等)について
2023年4月に連結子会社化した株式会社リアライブは、今後当社グループの業績に大きく貢献するものと見込んでおります。しかしながら、事業環境の変化等により業績が当初の想定を下回る場合、のれんの減損処理等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 人材採用支援業界について
新卒採用及び中途採用に対する需要は求職者と求人者の需給関係による影響を受けます。パートやアルバイト、派遣社員等非正規雇用の増加等にみられる雇用形態の変化、中途採用等の採用方法の多様化、少子化の進展、大学進学率の変化、景気変動に伴う企業の採用動向等のさまざまな要因により上記の需給関係は変動しますが、その結果、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。なお、参考のため前年同四半期との比較について、セグメントごとの売上高及びセグメント利益を記載しております。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、エネルギーや食料品など物価上昇による景気への下押し圧力があるものの、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行による社会・経済活動の平常化が奏功して緩やかな回復傾向にあります。
当社グループが主に事業を行う介護業界においては、異業種からの新規参入による競争の激化や人材採用難の状況が継続していることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、全体として厳しい状況が続いております。この結果、介護事業所の再編が加速しており、M&Aによる事業承継への需要が高まっている状況にあります。また、我が国の高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は年々上昇し、介護サービスの需要が拡大していることを背景として、介護高齢者マーケットへの参入意欲は引き続き旺盛であります。
このような環境のもと、当社グループは商談型展示会を開催することによって、単体事業としても収益を上げながら、来場者である介護事業者と出展社である各種サプライヤー(*1)、双方の決裁権限者の情報並びに業界特有の課題・ニーズに直接アクセスできる利点を活かし、M&A仲介を含む様々なサービスを提供していく独自のビジネスモデルを展開しております。
当第2四半期連結累計期間においては、展示会事業とM&A仲介サービスに加え、株式会社リアライブの株式を取得し、新たに人材採用支援事業を注力事業として、これらの育成に努めております。
展示会事業のうち介護業界におきましては、「CareTEX(*2)」及び商品ジャンル特化型展示商談会「CareTEX One」を、東京都、大阪府、福岡県、宮城県、愛知県、神奈川県、北海道の全国合計7エリアでの開催に向け、来場者及び出展社への販促活動を行ってまいりました。また、新型コロナウイルス感染症を契機に大きく変容した社会・ビジネス環境の中で、介護・健康施術事業者と介護・健康施術関連サプライヤーに効率的かつ安全に配慮した新たな商談・マッチング機会を提供すべく、商談型オンライン展示会「CareTEX365オンライン」及び「からだケアEXPO365オンライン」を開催しております。
また、展示会事業のうちIT業界におきましては、オンライン展とリアル展をシームレスに融合させ、双方の強みを活かした、新発想のハイブリッド展示会「DXPO(読み:ディーエクスポ)」を東京、大阪、福岡及びオンライン上での開催に向け、販促活動を行ってまいりました。
一方、M&A仲介事業につきましては、案件の成約に注力するとともに、新分野である建設分野への横展開を本格化するための営業活動を実施いたしました。また、前事業年度に引き続き、M&Aコンサルタントを大幅に増員するための採用活動を実施いたしました。
また、人材採用支援事業につきましては、新卒向け採用イベント「ジョブトラ」の開催・運営及び求人企業への人材紹介を行う一方で、当社のノウハウである教育体制の整備・仕組化に注力いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)の経営成績は、売上高は1,028,924千円、営業利益は156,047千円、調整後営業利益(*3)は198,511千円、経常利益は153,037千円、親会社に帰属する四半期純利益は93,493千円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は1,635,005千円、営業損失は59,156千円、調整後営業利益は25,770千円、経常損失は63,655千円、親会社に帰属する四半期純損失は71,678千円となりました。
第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)の経営成績
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(単位:千円) |
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当第2四半期 連結会計期間 |
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売上高 |
1,028,924 |
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営業利益 |
156,047 |
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調整後営業利益 |
198,511 |
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経常利益 |
153,037 |
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親会社に帰属する 四半期純利益 |
93,493 |
なお、当社グループが運営しているサービスのうち、展示会事業及び人材採用支援事業につきましては、売上高及び営業利益の計上が、展示会及びイベントの開催月に偏重いたします。大規模な展示会、及び採用イベントの開催が、いずれも第4四半期に集中していることから、売上高及び営業利益が第4四半期連結会計期間に急増する傾向があります。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、「商談型展示会事業」と「ハイブリッド展示会事業」の2つの報告セグメントを「展示会事業」に変更しております。
(イ)展示会事業
展示会事業のうち介護業界においては、商談型展示会である「CareTEX」及び商品ジャンル特化型展示商談会「CareTEX One」並びに商談型オンライン展示会「CareTEX365オンライン」及び「からだケアEXPO365オンライン」の運営を行っております。当第2四半期連結累計期間においては、6月に神奈川県で横浜展、7月に北海道で札幌展、8月に宮城県で仙台展を開催いたしました。
展示会事業のうちIT業界においては、オンライン展とリアル展をシームレスに融合させ、双方の強みを活かした、新発想のハイブリッド展示会である「DXPO」の開催・運営を行っております。
ハイブリッド展示会「DXPO」とは、オンライン展の開設期間中(365日24時間)に並行してリアル展を年複数回開催し、リアル展の会期前1ヵ月及び会期後2ヵ月は、オンライン展でも集中的にマッチングすることで、「見込客獲得の量」と「商談の質」を高めつつ、かつ、年間を通じて継続的なマッチングの機会を提供するサービスです。
当第2四半期連結累計期間においては、「バックオフィスDXPO」及び「営業・マーケ/広告・販促/店舗・EC DXPO」をオンライン上で開催するとともに、8月に東京展を開催いたしました。
また、展示会関連サービスとして、ブース施工・運営支援のサービスを提供してまいりました。
〔展示会開催スケジュール〕 ※展示会名が、赤文字=介護・健康施術業界、青文字=IT業界
以上の結果、当第2四半期末までの展示会の開催数は前年同四半期と同数であるものの、IT業界の展示会の拡大に伴い出展小間数が増加したため、当第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)における展示会事業の売上高は508,548千円(前年同四半期比35.8%増)、セグメント利益は198,752千円(前年同四半期比56.3%増)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間においては、展示会事業の売上高は673,048千円(前年同四半期比62.8%増)、セグメント利益は100,877千円(前年同四半期比131.5%増)となりました。
第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)の経営成績(展示会事業)
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(単位:千円) |
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前第2四半期 会計期間 |
当第2四半期 連結会計期間 |
増減額 |
増減率 |
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売上高 |
374,459 |
508,548 |
+134,089 |
+35.8% |
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セグメント利益 |
127,165 |
198,752 |
+71,587 |
+56.3% |
(ロ)M&A仲介事業
M&A仲介事業は、介護、医療及び障害福祉事業者向けをはじめとするM&A仲介サービスの提供を行っております。当該事業におきましては、ウェブサイトのコンテンツ充実、セミナーの開催、ダイレクトメール及び地域金融機関等との業務提携によって案件獲得を強化するとともに、案件の成約に注力いたしました。
また、当第2四半期連結累計期間においては、当事業年度はもとより来年度に向けた大幅な売上拡大を見据え、①建設・IT分野を始めとした新分野における売主・買主の開拓及び案件成約に主力のコンサルタントの一定数を投入したほか、②全社的に介護分野も含めた案件のソーシングに注力した結果、案件の成約にやや遅れが生じ、成約組数は当第2四半期連結累計期間において、56組(前年同四半期比17.6%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間においても、M&Aコンサルタントを大幅に増員するための採用活動を実施しておりますが、概ね計画どおり順調に進捗しております。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)におけるM&A仲介事業の売上高は375,591千円(前年同四半期比45.2%減)、セグメント利益は127,274千円(前年同四半期比75.5%減)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間においては、M&A仲介事業の売上高は663,934千円(前年同四半期比28.9%減)、セグメント利益は157,118千円(前年同四半期比75.1%減)となりました。
第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)の経営成績(M&A仲介事業)
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(単位:千円) |
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前第2四半期 会計期間 |
当第2四半期 連結会計期間 |
増減額 |
増減率 |
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売上高 |
685,323 |
375,591 |
△309,732 |
△45.2% |
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セグメント利益 |
519,046 |
127,274 |
△391,771 |
△75.5% |
(ハ)人材採用支援事業
人材採用支援事業においては、新卒向け採用イベント「ジョブトラ」の開催・運営及び求人企業への人材紹介を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては営業活動を行う一方で、当社のノウハウである教育体制の整備・仕組化を浸透させるなど、社内体制の強化及び事業育成に注力いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)における人材採用支援事業の売上高は144,605千円、セグメント利益は20,277千円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間においては、人材採用支援事業の売上高は297,663千円、セグメント利益は63,485千円となりました。
第2四半期連結会計期間(3ヵ月間)の経営成績(人材採用支援事業)
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(単位:千円) |
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当第2四半期 連結会計期間 |
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売上高 |
144,605 |
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セグメント利益 |
20,277 |
(*1)介護用品メーカー、機械浴槽や建材等の設備備品メーカー及び介護ソフトや配食等の施設向けサービス事業者等
(*2)「CareTEX」のうち東京展及び大阪展については、複数の専門展により構成される「ケアウィーク」の総称にて開催。
(*3)2021年2月1日を割当日とする新株予約権の行使条件となる利益であり、連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合、損益計算書とする。)に記載の営業利益から、のれん償却費及び新株予約権に係る株式報酬費用の影響を排除した金額です。
調整後営業利益=営業利益+のれん償却費+株式報酬費用
(2) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は4,623,820千円となり、流動資産は3,081,312千円となりました。主な内訳は現金及び預金2,898,010千円等であります。固定資産は1,542,508千円となりました。主な内訳はのれん1,057,588千円等であります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,830,551千円となり、流動負債は1,559,080千円となりました。主な内訳は、前受金793,286千円等であります。固定負債は1,271,471千円となりました。主な内訳は、長期借入金1,271,471千円であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,793,269千円となりました。主な内訳は、利益剰余金1,268,770千円等であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、2,898,010千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は、1,221千円となりました。これは主に、前受金の増加があったものの、法人税等の支払額及び未払金の減少によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、818,920千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、121,486千円となりました。これは主に、ストックオプションの行使による収入があったものの、長期借入金の返済による支出によるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間に新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。