第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて記載しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第2条の規定に基づき、同規則及び「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)により作成しております。

 

(3)当連結会計年度(2022年8月1日から2023年7月31日まで)は、連結財務諸表の作成初年度であるため、以下に掲げる連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書については、前連結会計年度との対比は行っておりません。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年8月1日から2023年7月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年8月1日から2023年7月31日まで)の財務諸表について、興亜監査法人により監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みとして、公益財団法人財務会計基準機構へ加入するとともに、会計基準などの内容を適切に把握し、的確に対応できるようにするため、必要に応じて監査法人との協議を実施し、その他各種団体の開催するセミナー等への参加を通して、積極的な情報収集活動に努めております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

資産の部

 

流動資産

 

現金及び預金

1,199,110

完成工事未収入金

427,833

契約資産

143,091

未成工事支出金

28,114

販売用不動産

6,781

その他

41,205

貸倒引当金

669

流動資産合計

1,845,468

固定資産

 

有形固定資産

 

建物及び構築物(純額)

※1 31,284

土地

138,188

その他(純額)

※1 16,452

有形固定資産合計

185,925

無形固定資産

 

のれん

27,079

ソフトウエア

10,220

その他

436

無形固定資産合計

37,736

投資その他の資産

 

投資有価証券

37,549

関係会社株式

※2 346,794

繰延税金資産

12,173

その他

43,031

貸倒引当金

17,233

投資その他の資産合計

422,314

固定資産合計

645,976

資産合計

2,491,444

 

 

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

負債の部

 

流動負債

 

工事未払金

275,308

短期借入金

※3 400,000

1年内返済予定の長期借入金

24,708

未払法人税等

46,326

賞与引当金

7,600

株主優待引当金

17,826

未成工事受入金

45,352

前受金

9,000

その他

83,174

流動負債合計

909,297

固定負債

 

長期借入金

87,890

繰延税金負債

11,057

その他

4,173

固定負債合計

103,120

負債合計

1,012,418

純資産の部

 

株主資本

 

資本金

349,789

資本剰余金

249,789

利益剰余金

883,210

自己株式

497

株主資本合計

1,482,292

その他の包括利益累計額

 

その他有価証券評価差額金

3,265

その他の包括利益累計額合計

3,265

純資産合計

1,479,026

負債純資産合計

2,491,444

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

売上高

 

完成工事高

4,044,770

兼業事業売上高

121,742

売上高合計

4,166,512

売上原価

 

完成工事原価

3,077,284

兼業事業売上原価

100,008

売上原価合計

3,177,292

売上総利益

 

完成工事総利益

967,485

兼業事業総利益

21,734

売上総利益合計

989,220

販売費及び一般管理費

※1 840,979

営業利益

148,240

営業外収益

 

受取利息及び配当金

508

貸倒引当金戻入額

1,147

その他

43

営業外収益合計

1,699

営業外費用

 

支払利息

1,043

投資有価証券売却損

824

持分法による投資損失

5,138

営業外費用合計

7,006

経常利益

142,933

特別利益

 

固定資産売却益

※2 727

特別利益合計

727

税金等調整前当期純利益

143,661

法人税、住民税及び事業税

76,128

法人税等調整額

1,931

法人税等合計

74,197

当期純利益

69,464

親会社株主に帰属する当期純利益

69,464

 

【連結包括利益計算書】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

当期純利益

69,464

その他の包括利益

 

その他有価証券評価差額金

3,264

持分法適用会社に対する持分相当額

0

その他の包括利益合計

3,265

包括利益

66,198

(内訳)

 

親会社株主に係る包括利益

66,198

非支配株主に係る包括利益

 

③【連結株主資本等変動計算書】

当連結会計年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

316,600

216,600

813,746

132

1,346,814

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

33,189

33,189

 

 

66,378

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

69,464

 

69,464

自己株式の取得

 

 

 

364

364

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

33,189

33,189

69,464

364

135,477

当期末残高

349,789

249,789

883,210

497

1,482,292

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

1,346,814

当期変動額

 

 

 

新株の発行

 

 

66,378

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

69,464

自己株式の取得

 

 

364

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

3,265

3,265

3,265

当期変動額合計

3,265

3,265

132,212

当期末残高

3,265

3,265

1,479,026

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

税金等調整前当期純利益

143,661

減価償却費

17,792

株式報酬費用

5,253

貸倒引当金の増減額(△は減少)

1,147

賞与引当金の増減額(△は減少)

1,100

株主優待引当金の増減額(△は減少)

17,826

受取利息及び受取配当金

508

支払利息

1,043

持分法による投資損益(△は益)

5,138

投資有価証券売却損益(△は益)

824

固定資産売却損益(△は益)

727

売上債権の増減額(△は増加)

52,937

棚卸資産の増減額(△は増加)

14,723

仕入債務の増減額(△は減少)

38,505

未成工事受入金の増減額(△は減少)

13,346

前受金の増減額(△は減少)

9,000

その他

41,312

小計

142,136

利息及び配当金の受取額

2,956

利息の支払額

1,294

法人税等の支払額

75,880

営業活動によるキャッシュ・フロー

67,918

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

定期預金等の預入による支出

47,136

定期預金等の払戻による収入

48,695

有形固定資産の取得による支出

15,047

無形固定資産の取得による支出

8,328

投資有価証券の取得による支出

106,431

投資有価証券の売却による収入

63,352

関係会社株式の取得による支出

354,381

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

※2 50,523

その他

727

投資活動によるキャッシュ・フロー

469,072

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

400,000

長期借入れによる収入

87,500

長期借入金の返済による支出

4,377

株式の発行による収入

66,378

自己株式の取得による支出

364

その他

106

財務活動によるキャッシュ・フロー

549,030

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

147,876

現金及び現金同等物の期首残高

1,006,763

現金及び現金同等物の期末残高

※1 1,154,640

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 2

主要な連結子会社の名称

 日本リゾートバンク株式会社

 株式会社ヤナ・コーポレーション

(2)主要な非連結子会社の名称等

 該当事項はありません。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の関連会社数 1

主要な会社名

 株式会社安江工務店

(2)持分法を適用していない関連会社(匠屋本鋪有限公司)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

 

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

 全ての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

 その他有価証券

  市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

② 棚卸資産

(a)未成工事支出金

個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法により算定)を採用しております。

(b)販売用不動産

個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

 定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。

 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

 建物             4年~39年

② 無形固定資産(リース資産を除く)

 自社利用のソフトウエアについて、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

③ リース資産

 所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

  自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。

(3)繰延資産の計上基準

株式交付費

 支出時に全額費用処理しております。

(4)重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

 従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

③株主優待引当金

 株主優待制度に基づく費用の発生に備えるため、株主優待の利用実績に基づいて、将来発生見込額を計上しております。

(5)退職給付に係る会計処理の方法

 一部の連結子会社は確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度を採用しており、当該制度に基づく要拠出額をもって費用処理しております。

(6)重要な収益及び費用の計上基準

 当社グループでは、主たる事業であるリフォーム事業においては、顧客との工事請負契約に基づき、施工を行い引き渡す義務を負っております。工事請負契約については、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積りは各工事単位で材料費及び外注費の見積工事原価総額に対する発生原価の割合(インプット法)によっております。

 また、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないものの、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております

(7)のれんの償却方法及び償却期間

 のれんの償却については、5年間の定額法により償却しております。

(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(9)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

 関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続

 譲渡制限付株式報酬制度に基づく報酬は、報酬債権を付与日における公正価値に基づいて測定し、対応する金額を資本の増加として認識するとともに、報酬費用を対象勤務期間にわたって費用として認識しております。譲渡制限付株式報酬の公正価値は、付与した当社株式の公正価値を参照して測定しております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.一定の期間にわたり履行義務を充足する工事契約に関する収益認識

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

当連結会計年度

完成工事高

4,044,770

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

① 算出方法

一定期間にわたり充足される履行義務のうち、合理的な進捗度の見積りができるものについては、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度は、各工事単位で材料費及び外注費の見積工事原価総額に対する発生原価の割合(インプット法)で算出し、完成工事高は当該進捗度に工事収益総額を乗じて算出しております。

② 主要な仮定

一定の期間にわたり履行義務を充足する工事請負契約に関する収益認識の基礎となる工事原価総額は、資材や外注費等の市況や工事進捗に伴う個別のリスク要因等を考慮し見積りを行っております。これらの見積り及びその基礎となる過程は継続して見直しを行っております。

③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

 工事は案件ごとに仕様や工期が異なる個別的なものであり、主要な仮定には不確実性が伴います。そのため工事の進捗に伴い主要な仮定に変動が生じた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する完成工事高の計上に影響を与える可能性があります。

 

(連結貸借対照表関係)

 

※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

108,759千円

 

※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

関係会社株式

346,794千円

 

※3 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引金融機関3行とコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく当連結会計年度末におけるコミットメントライン契約に係る借入未実行残高は次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

コミットメントライン契約の総額

600,000千円

借入実行残高

400,000

差引額

200,000

 

(連結損益計算書関係)

 

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

給料手当

290,423千円

賞与

89,882

賞与引当金繰入額

7,600

株主優待引当金繰入額

17,826

 

※2 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

その他(車両運搬具)

727千円

 

(連結包括利益計算書関係)

※  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

当期発生額

△4,705千円

組替調整額

税効果調整前

△4,705

税効果額

1,440

その他有価証券評価差額金

△3,264

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

当期発生額

△0

組替調整額

持分法適用会社に対する持分相当額

△0

その他の包括利益合計

△3,265

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

当連結会計年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1

1,049,000

39,700

1,088,700

合計

1,049,000

39,700

1,088,700

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2

370

346

716

合計

370

346

716

(注)1.発行済株式の総数の増加は、2022年8月16日を払込期日とするオーバーアロットメントによる売出しに関連して行った第三者割当増資による新株発行によるものであります。

2.自己株式の数の増加は、当連結会計年度において単元未満株式の買取請求による146株の自己株式の取得および退職した従業員に付与されていた譲渡制限株式200株の権利失効による無償取得をしたことによります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

  該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

 該当事項はありません。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

現金及び預金勘定

1,199,110千円

預入期間が3か月を超える定期預金

△45,346

流動資産「その他」(証券会社預け金)

876

現金及び現金同等物

1,154,640

 

※2 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

 株式の取得により新たに株式会社ヤナ・コーポレーションを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに取得価額と取得による支出との関係は次のとおりであります。

 

流動資産

51,705千円

固定資産

96,817

のれん

27,079

流動負債

△82,269

固定負債

△33,332

 株式の取得価額

60,000

現金及び現金同等物

△9,476

 差引:取得のための支出

50,523

 

(リース取引関係)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは資金運用については、短期的な預金等及び安全性の高い金融資産を余資運用し、投機的な取引は行わない方針であります。運転資金が自己資金で賄えない場合については主に銀行等金融機関から必要な資金を調達する方針であります。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である完成工事未収入金は、顧客の信用リスクが存在します。営業債務である工事未払金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であり、資金調達等により流動リスクが存在します。

 投資有価証券及び関係会社株式は主に投資先企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 営業債権である完成工事未収入金は、担当者が所定の手続に従い、債権回収の状況を定期的にモニタリングして、支払遅延の早期把握や回収リスクの軽減を図っております。特に金額等の重要性が高い取引については、経営会議において当該取引実行の決定や回収状況の報告が行われております

② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理

 投資有価証券及び関係会社株式については、定期的に時価や発行体の財務状態等を把握し、継続的なモニタリングを行っております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

 営業債務である工事未払金は、月次単位での支払予定を把握するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

当連結会計年度(2023年7月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

投資有価証券

37,549

37,549

関係会社株式(※2)

342,164

351,654

9,489

資産計

379,713

389,203

9,489

長期借入金(※3、4)

112,598

109,814

△2,783

負債計

112,598

109,814

△2,783

(※1)2023年7月31日における連結貸借対照表において金融商品として、「現金及び預金」「完成工事未収入金」「工事未払金」「短期借入金」を計上しております。「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため注記を省略しております。また、「完成工事未収入金」「工事未払金」「短期借入金」は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

(※2)市場価格のない株式等は、「関係会社株式」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

当連結会計年度(千円)

関係会社株式

4,629

(※3)長期借入金には、1年以内返済予定長期借入金を含めております。

(※4)長期借入金連結決算日後の返済予定額

当連結会計年度(2023年7月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

24,708

24,708

22,458

22,008

17,591

1,125

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれの属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

当連結会計年度(2023年7月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

37,549

37,549

資産計

37,549

37,549

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

当連結会計年度(2023年7月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

関係会社株式

351,654

351,654

資産計

351,654

351,654

長期借入金

109,814

109,814

負債計

109,814

109,814

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券及び関係会社株式

 上場株式の時価は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

長期借入金

 長期借入金は固定金利によるものであり、一定の期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

当連結会計年度(2023年7月31日)

 

種類

連結貸借対照表計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式

37,549

42,255

△4,705

合計

37,549

42,255

△4,705

 

2.売却したその他有価証券

当連結会計年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)

種類

売却額(千円)

売却益の合計額(千円)

売却損の合計額(千円)

株式

63,352

824

合計

63,352

824

 

(退職給付関係)

採用している退職給付制度の概要

 一部の連結子会社は確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度を採用しており、当該制度に基づく要拠出額をもって費用処理しております。

 なお、当連結会計年度に係る連結損益計算書に当該連結子会社の業績は含まれていないため費用の記載は省略しております。

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

 

 

繰延税金資産

 

 

 

貸倒引当金

6,008千円

 

 

賞与引当金

2,327

 

 

未払事業税

3,219

 

 

資産除去債務

1,277

 

 

株式報酬費用

4,217

 

 

繰越欠損金

5,200

 

 

その他有価証券評価差額金

1,440

 

 

その他

1,191

 

 

繰延税金資産小計

24,883

 

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△5,200

 

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価引当額

△6,492

 

 

繰延税金資産合計

13,191

 

 

繰延税金負債

 

 

 

資産除去債務に対する除去費用

1,018

 

 

土地評価差額(連結修正)

11,057

 

 

繰延税金負債合計

12,075

 

 

繰延税金資産の純額

1,115

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

当連結会計年度

(2023年7月31日)

 

 

 

法定実効税率

30.6%

 

 

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

10.0

 

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△0.3

 

 

法人税額の特別控除

△5.1

 

 

住民税均等割

1.2

 

 

留保金課税

5.4

 

 

連結修正

6.0

 

 

持分法投資損益

1.6

 

 

その他

2.2

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

51.6

 

 

 

(企業結合等関係)

 当社は、2023年3月16日開催の取締役会において、株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結するとともに、2023年5月1日付で株式を取得しております。

 

1.企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 株式会社ヤナ・コーポレーション

事業の内容 建築事業、土木事業、リフォーム事業、飲食業、その他

(2)企業結合を行った主な理由

今般、株式を取得する株式会社ヤナ・コーポレーションは塗装工事を中心として創業して以来、業容を拡大し、現在では主に総合リフォーム工事を行っております。「安心・安全・快適な住まい造り」をモットーに、これまでに培ってきた技術力を基盤に、地元にて確固たる地位を築いております。

今回の子会社化を通じシナジーを創出し、リフォーム事業のさらなる拡大が期待されるとともに、当社グループに迎える事により、当社の企業価値向上に資するものと判断したことから、当該企業の全株式取得(子会社化)を行うことといたしました。

株式会社ヤナ・コーポレーションを子会社化することで、首都圏におけるリフォーム事業の事業拡大を図るとともに、グループシナジーの一層の追及を図り、持続的成長の実現に取り組んでまいります。

(3)企業結合日

2023年5月1日(みなし取得日2023年7月31日)

(4)企業結合の法的形式

現金を対価とした株式取得

(5)結合後企業の名称

変更はありません。

(6)取得した議決権比率

100%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得する株式譲渡契約を締結したことによるものです。

 

2.連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

 当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しているため、被取得企業の業績は含まれておりません。

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

60,000 千円

取得原価

 

60,000

 

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬等 27,950千円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1)発生したのれんの金額

27,079千円

(2)発生原因

主として、株式会社ヤナ・コーポレーションの今後の事業展開により期待される超過収益力であります。

(3)償却方法及び償却期間

5年にわたる均等償却

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

51,705

千円

固定資産

96,817

 

資産合計

148,523

 

流動負債

82,269

 

固定負債

33,332

 

負債合計

115,602

 

 

7.企業結合が連結会計年度の開始日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

当連結会計年度における影響の概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。

 

(資産除去債務関係)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 当社グループは主たる事業であるリフォーム事業の施工実績を工事区分別に記載しております。

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

  至 2023年7月31日)

リフォーム事業

 

 

原状回復工事

2,021,262

 

リノベーション工事

1,551,079

 

ハウスクリーニング・入居中メンテナンス工事

111,855

 

その他

360,572

その他

121,742

顧客との契約から生じる収益

4,166,512

外部顧客への売上高

4,166,512

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 当社グループのリフォーム事業においては、顧客との工事請負契約に基づき、施工を行い引き渡す義務を負っております

 当社グループの施工方法の判断及び施工管理の下、当社グループの外注先である各工事分野の専門施工会社が工事を行っております。また、当社グループは、各工事単位で工事請負契約に基づく契約価格及び見積総工事原価を管理しており、主要な工事原価は材料費及び外注費であります。取引の対価は、そのほとんどの取引において顧客の検収後、2ヶ月以内に受領しており、契約に重大な金融要素は含まれておりません。

 一定期間にわたり充足される履行義務に係る進捗度の見積りは、工事の施工を外注専門施工会社が行っている実態を踏まえ、財又はサービスの移転の忠実な描写となるよう、各工事単位で材料費及び外注費の見積工事原価総額に対する発生原価の割合(インプット法)によっております。

 顧客との工事請負契約上、顧客に販売手数料を支払う場合があり、顧客に支払われる対価に該当します。顧客に支払われる対価は、上記進捗度に応じて完成工事高から減額しております。

 工事請負契約の期間がごく短い場合は、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する代替的な取扱いが認められておりますが、当社においては適用しておりません。

 なお、工事請負契約において、引渡し後、契約不適合責任期間内に生じた工事の欠陥に対して無償で修理等を行う義務を有しております。当該義務は、工事が顧客との契約に定められた仕様に従って意図したとおりに機能するという保証を顧客に提供するものであるため、完成工事補償引当金として計上することになります。しかしながら、当社グループにおいては、発生実績が乏しく、金額的な重要性が認められないことから、完成工事補償引当金は計上しておりません。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

(1)契約資産及び契約負債の残高等

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

  至 2023年7月31日)

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

365,081

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

427,833

契約資産(期首残高)

112,321

契約資産(期末残高)

143,091

契約負債(期首残高)

8,681

契約負債(期末残高)

54,352

(注)1.契約資産は、一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約において、期末日時点で充足した履行義務のうち、未請求の対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。当該工事に関する対価は、原則として契約に基づき履行義務を完全に充足したのち、一定期間経過後に受領しております。契約資産の増減は主として収益認識(契約資産の増加)により生じるものであります

2.契約負債は、一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約及び不動産売買の契約において、契約に基づき顧客から受け取った履行義務充足前の前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。契約負債の減額は主として前受金の受取り(契約負債の増加)と収益認識(同、減少)により生じたものであります。

3.当連結会計年度の期首時点の契約負債残高は、当連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額はありません。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループにおいては、予想される工事請負契約期間が1年を超える取引はないため、残存履行義務に係る開示を省略しております。

 また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない金額はありません

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

  当社グループは、リフォーム事業の単一の報告セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

当連結会計年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)

 

1.製品及びサービスごとの情報

 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

株式会社リプライス

811,150

リフォーム事業

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

 該当事項はありません。

 

(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

 重要性が乏しため記載を省略しております。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1)親会社情報

 該当事項はありません。

 

(2)重要な関連会社の要約財務情報

 当連結会計年度より、株式会社安江工務店を重要な関連会社としており、その要約財務情報は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

 

 

当連結会計年度

流動資産合計

2,961,040

固定資産合計

1,288,531

 

 

流動負債合計

1,877,188

固定負債合計

711,677

 

 

純資産合計

1,660,705

 

 

売上高

3,188,208

税金等調整前当期純利益

79,259

親会社株主に帰属する当期純利益

37,203

 

(1株当たり情報)

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

1株当たり純資産額

1,359.41円

1株当たり当期純利益

63.92円

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2022年8月1日

至 2023年7月31日)

1株当たり当期純利益

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

69,464

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

69,464

普通株式の期中平均株式数(株)

1,086,623

 

(重要な後発事象)

 該当事項はありません。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

 該当事項はありません。

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

400,000

0.59

1年以内に返済予定の長期借入金

24,708

0.77

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

87,890

0.80

2025年~2028年

合計

512,598

(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

24,708

22,458

22,008

17,591

 

【資産除去債務明細表】

 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表等規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

 

(2)【その他】

①当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上高(千円)

4,166,512

税金等調整前四半期(当期)純利益(千円)

143,661

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)

69,464

1株当たり四半期(当期)純利益(円)

63.92

(注)当連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、第3四半期までは記載しておりません。

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益

(円)

(注)当連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、各四半期の数値は記載しておりません。

 

②訴訟

 当社は株式会社NTQジャパンに対し、同社に依頼した販売管理システムのソフトウエア開発につき、契約解除及び支払い済み代金の返還等の提訴を提起しておりますが、これに対して反訴を受けており、現在併合して係争中であります。

 当社による契約の解除は、契約不適合及び納期遅延等によるものであり、当社はこれらの主張について妥当なものであると考えております。