第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により、経済活動に大きな制約を受け、非常に厳しい状況で推移いたしました。ワクチン接種が進み、9月30日には全ての都道府県で緊急事態宣言が解除されるなど、経済活動正常化に向けた動きがみられるものの、足元では新たな変異ウイルスによる感染拡大が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社グループにおきましては、主力事業である日本放送協会(以下「NHK」といいます。)からの放送受信料の契約・収納代行業務(以下「NHK業務」といいます。)に続く、安定的な収益基盤の確保と事業の拡大に取り組み、新規営業代行事業及びメディア事業の拡大に努めてまいりました

当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、感染防止策に務めながら営業代行業務の拡大を進め、また、メディア事業も好調に推移したことから3,661,542千円と前年同四半期と比べ876,663千円31.5%増)の増収となりました。

一方、販売費及び一般管理費につきましては、人件費関連費用として、給料及び手当を1,899,227千円(前年同期比12.7%減)、賞与及び賞与引当金繰入額を124,635千円(同52.7%増)、法定福利費を310,418千円(同7.3%減)、スマートフォンゲームの開発に係る研究開発費を170,634千円(同17.7%減)計上したこと等から、販売費及び一般管理費の合計は3,689,242千円(同6.1%減)となり、この結果、営業損失は158,380千円(前年同期は営業損失1,142,397千円)となりました。

営業外収益につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による雇用調整助成金107,753千円を計上したこと等から合計で114,969千円(前年同期比92.9%減)となり、営業外費用につきましては合計で2,652千円(同21.8%減)となりました。この結果、経常損失は46,064千円(前年同期は経常利益470,939千円)となりました。

また、法人税等合計を201,929千円(前年同期比27.5%減)計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は247,993千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益187,339千円)となりました。

 

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

 

a. 営業代行事業

当セグメントにおきましては、感染防止策に務めながらNHK業務および新規営業代行事業の拡大に努めたことから売上高は2,590,448千円(前年同期比40.6%増)となりました。

費用関連におきましては、人員の減少に伴い給料及び手当が1,384,724千円(同19.2%減)、採用費および募集費が合計153,403千円(同15.9%減)となったことから、販売費及び一般管理費の合計は2,326,392千円(同12.9%減)となりました。この結果、セグメント利益は257,467千円(前年同期はセグメント損失829,922千円)となりました。

 

b. メディア事業

当セグメントにおきましては、売上高が1,052,237千円(前年同期比12.3%増)となりました。

費用関連におきましては、人員の増加に伴い給料及び手当が510,667千円(同13.2%増)、賞与および賞与引当金繰入額が合わせて58,805千円(同48.2%増)となり、販売費及び一般管理費の合計は951,555千円(同7.7%増)となりました。この結果、セグメント利益は100,681千円(同89.6%増)となりました。

 

c. アプリ開発・運営事業

当セグメントにおきましては、前連結会計年度にリリースしたマッチングアプリ「ペアフル」の売上高が15,347千円(前年同期の売上高は201千円)となりました。

費用関連におきましては、「ペアフル」の売上原価が124,092千円、同じく「ペアフル」の会員数獲得に伴う広告費125,977千円、スマホゲームの研究開発費170,634千円を計上した結果、営業費用の合計は438,446千円(同67.2%増)となりました。この結果、セグメント損失は423,099千円(前年同期はセグメント損失261,986千円)となりました

 

d. その他

当セグメントにおきましては、求人広告の代理店業務により、売上高は3,508千円(前年同期比40.5%減)となった一方、販売費及び一般管理費の合計を432千円(同96.2%減)計上したことからセグメント利益は3,076千円(前年同期はセグメント損失5,403千円)となりました。

 

 

②財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は1,843,532千円(前期末比27.5%減)となりました。

主な内訳は、現金及び預金が944,939千円(同40.2%減)、営業未収入金が323,771千円(同21.7%減)、投資その他の資産が277,331千円(同9.7%減)であります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は843,776千円(前期末比33.6%減)となりました。

主な内訳は、短期借入金が266,664千円(同33.3%増)、未払人件費を含めた未払費用が405,536千円(同17.9%減)、未払消費税等が111,395千円(同34.4%増)、未払法人税等が6,649千円(前期末は393,572千円)であります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は999,755千円(前期末比21.3%減)となりました。

主な内訳は、利益剰余金が357,574千円(同44.3%減)、資本金が326,090千円(同2.1%増)、資本剰余金が316,090千円(同2.2%増)であります。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
 

(3) 研究開発活動

主にアプリ開発・運営事業において、ドワーフワークス株式会社でスマホゲームの研究開発活動を行っており、当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は170,634千円であります。

 

(4) 従業員の状況

①連結会社

当第3四半期連結累計期間において、営業代行事業は支店の閉鎖等により169名減少しており、メディア事業は業容の拡大等により22名増加しております。

 

②提出会社

当第3四半期累計期間において、営業代行事業は支店の閉鎖等により229名減少しており、メディア事業は業容の拡大等により22名増加しております。なお、従業員数は、当社から他社への出向者を除いた就業人員数であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。