第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

(新型コロナウイルス感染症の感染拡大について)

新型コロナウイルス感染症の収束時期について、現時点で見通しを立てることは困難でありますが、当連結会計年度末までには徐々に回復に向かうと仮定して、当連結会計年度の会計上の見積りを行なっております。しかしながら、昨今の感染状況の悪化により、更なる外出自粛や旅行控えが生じ、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社を取り巻く経営環境は、オミクロン株の出現・感染拡大により、再び全国各地においてまん延防止等重点措置が発令されるなど、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた厳しい状態が続きました。

日本のクルーズ市場においては、引き続き、飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすの日本船3船が新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を注視しながら運航を継続してきました。一方、プリンセスクルーズやコスタクルーズ等が行っている外国船による日本発着クルーズの運航再開は未だ果たせておりませんが、運航再開に向けての準備が引き続き行われており、当社としては、ダイヤモンド・プリンセスの2022年6月14日出発以降の航路発表済みのクルーズや、コスタ・セレーナの2022年7月16日出発以降の航路発表済みのクルーズは予定通り運航されるものと想定しております。

このような状況のもと、当社グループは外国船運航会社とのAPI連携、国内旅行サイトの新規開発、既存サイトである「ベストワンバスツアー」等における追加機能の実装、ホテル予約サイトの事業譲受等を行ってまいりました。外国船運航会社とのAPI連携に関しては、11月にプリンセスクルーズと、1月にキュナードライン、ホーランドアメリカラインとのシステム連携が完了しており、これにより合計38船、1,357コースの最新の料金情報や空室情報が自動的に当社ホームページで確認できるようになりました。また、国内旅行サイト開発に関しては、国内ツアー予約サイトとダイナミックパッケージ(DP)予約サイトの開発を進め、1月26日には、オリジナル国内格安ツアー専門予約サイト「ベストワン国内ツアー」をリリースいたしました。また、既存サイトの「ベストワンバスツアー」において、予約ポイント機能や後払い決済機能を実装する等、お客様の利便性向上にも努めてまいりました。11月19日には、若者カップルをメインターゲットとした後払い決済可能なホテル予約サイト「minute」と旅行・ホテル予約サイト「minute マガジン」の事業譲受を行い、これまで未開拓だったターゲット層の取り込みを図りました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は84,424千円(前年同期比58.9%増)、営業損失は83,870千円(前年同期は74,037千円の営業損失)、経常損失は85,764千円(前年同期は69,922千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は87,736千円(前年同期は55,906千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

なお、当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占める「旅行業」の割合がいずれも90%を超える為、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べて26,854千円増加し、2,333,424千円となりました。これは主に、現金及び預金が77,099千円減少した一方で、旅行前払金が87,817千円、のれんが12,477千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は前連結会計年度末に比べて70,509千円減少し、1,674,533千円となりました。これは主に、旅行前受金が61,376千円、1年以内返済長期借入金が14,412千円増加した一方で、長期借入金が153,364千円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は前連結会計年度末に比べて97,363千円増加し、658,891千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が87,736千円減少した一方で、新株予約権の行使により資本金が93,422千円、資本剰余金が93,422千円増加したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、以下に記載のキャッシュ・フローにより、1,499,881千円となり、前連結会計年度に比べ71,770千円減少いたしました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結会計期間における営業活動による資金収支は99,698千円の支出(前年同四半期は61,800千円の支出)となりました。これは主に旅行前受金の増加による収入が61,376千円があったものの、旅行前払金の増加による支出が87,817千円、税金等調整前四半期純損失による支出が87,466千円あったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結会計期間における投資活動による資金収支は20,839千円の支出(前年同四半期は13,760千円の収入)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入が5,329千円あったものの、事業譲受による支出が13,636千円、固定資産の取得による支出が12,532千円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結会計期間における財務活動による資金収支は47,124千円の収入(前年同四半期は120,811千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金返済による支出が138,952千円あったものの、新株予約権の行使による株式の発行による収入が186,076千円あったことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。