当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期累計期間のわが国経済は、政府の各種政策による効果を背景に、緩やかな回復の兆しも見られましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、2021年1月8日に2回目の緊急事態宣言の発令、更に3月21日までの延長となりました。この間一定の効果が見られたものの、感染拡大の第4波の懸念もあり、引き続き厳しい状態にあります。新型コロナウイルス感染症は、消費者行動に大きな影響を与え、業種や業態に明暗が分かれてきており、当社としても今後の状況の推移に細心の注意を払う必要があると考えております。
こうした環境下、当社は、新型コロナウイルス感染症の影響からハロウィン、クリスマス、バレンタインデーにおいて、いわゆる巣ごもりの影響もあり、多くの人々が集うシーンに使われる商品群の需要減少がありましたが、個人や少人数でも楽しめる商品を中心に、主要顧客である100円ショップ各社に向けてライフスタイル雑貨の新企画や新商品の提案に積極的に取り組みました。また、積極的な原価低減に努めました。
なお、当社は3年間の基本的な経営戦略を毎年見直しており、当期より3年間の重点戦略の一環として、
1.ワンプライス商品(小売価格100円)の更なる強化
2.プチプライス商品(小売価格200円~)の拡大
を目指し、従来の製品分類(セクター)である「ワンプライス商品」、「OEM商品」、「フルール商品」及び「その他商品」を以下の「ワンプライス商品」と「プチプライス商品」の2分類といたしました。
イ.商品分類の組換
ロ.前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)商品区分の組換内訳
ハ.前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)四半期累計期間別商品区分の組換内訳
ニ.当第2四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年3月31日)の商品組換内訳
この結果、当第2四半期累計期間における当社のライフスタイル雑貨の商品群別累計売上高は、「ワンプライス商品」が、前年同期比119,457千円減(4.4%減)の2,588,825千円、「プチプライス商品」が、前年同期比14,125千円減(6.1%減)の217,414千円となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績は以下の通りであります。
売上高は、前年同期比133,583千円減(4.5%減)の2,806,239千円となりました。
第1四半期はクリスマスを中心にラッピング関連商品の販売が好調でした。これは主に、クリスマスギフトをネットで購入し、ラッピング商品を別途購入する需要が増えたことが要因だと分析しています。
一方、当第2四半期では、前年同期比減少しました。これは緊急事態宣言による消費マインドの冷え込みに加え、バレンタインデーが日曜日だったこと、学校などで人と会う機会が減ったこと、ギフトを手渡しする機会が減ったこと等でバレンタイデー関連商品の販売が減少したことなどが要因と分析しています。この結果、前年同期に比べ減少致しました。
営業利益は、前年同期比34,022千円減(10.3%減)の295,546千円となりました。
これは、原価削減努力の成果に加え、円高効果による売上原価率の改善効果がありましたが、売上高の減少、販管費の増加により減益となったものです。
経常利益は、前年同期比40,260千円減(12.0%減)の294,221千円となりました。
これは、営業利益の減少に加え、営業外損益において、前第2四半期には営業外収益において為替差益2,738千円、受取和解金1,200千円等がありましたが、当第2四半期には営業外収益において新型コロナウイルス感染症対策に対する助成金収入2,945千円があったものの、営業外費用において為替差損3,934千円等があったこと等から減益となったものです。
以上の結果、四半期純利益は、前年同期比32,369千円減(15.4%減)の177,234千円となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は2,865,106千円となり、前事業年度末に比べ111,317千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が427,349千円増加した一方、たな卸資産が309,545千円減少したことによるものであります。固定資産は197,519千円となり、前事業年度末に比べ12,309千円増加いたしました。これは主にIT関連投資により有形固定資産11,225千円増加したことに加え、投資その他の資産が4,705千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、3,062,625千円となり、前事業年度末に比べ123,626千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は438,876千円となり、前事業年度末に比べ15,262千円増加いたしました。これは、主に未払金が54,047千円、賞与引当金が13,716千円減少した一方、未払法人税等が84,863千円増加したことによるものであります。固定負債は329,293千円となり前事業年度末に比べ30,687千円減少いたしました。これは主に長期借入金が35,000千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は768,169千円となり、前事業年度末に比べ15,425千円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は2,294,456千円となり、前事業年度末に比べ139,051千円増加いたしました。これは主に四半期純利益が177,234千円、配当金の支払いが61,275千円、繰延ヘッジ損益が23,491千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前事業年度末に比べて1.6ポイント増加し、74.9%となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、1,759,388千円と前事業年度末に比べ427,349千円の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは566,750千円の収入(前年同期は796,372千円の収入)となりました。これは主に税引前四半期純利益294,221千円、たな卸資産の減少309,544千円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは43,882千円の支出(前年同期は21,822千円の支出)となりました。これは主に、ソフトウエア取得による支出23,747千円、本社社屋の敷金の差入による支出16,147千円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは96,192千円の支出(前年同期は106,684千円の支出)となりました。これは、長期借入金の返済による支出35,000千円、配当金の支払額61,192千円によるものであります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
新型コロナウイルス感染症の拡大は、2021年1月8日の2回目の緊急事態宣言の発令、3月21日までの延長により一旦感染者数の減少も見られましたが、その後第4波の再拡大に対して4月25日に3回目の緊急事態宣言が発令される状況となっており、ワクチン接種の開始もあるものの、早期の収束は厳しい状況にあると思われます。新型コロナウイルス感染症の拡大は、消費者行動に大きな影響を与え、当社事業への影響も少なからずあるものと認識しております。
なお、現時点では、新型コロナウイルス感染症の影響の業績、財務に与える影響については算定することが極めて困難であることに加え、Withコロナの生活様式にマッチした商品群への再構成を行っておりますが、その効果がまだ見極め難い状況となっております。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要のうち主なものは、委託生産商品の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要の主なものは、物流関係、システム関係の投資、修繕費等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本としており、運転資金は自己資金を基本としております。当第2四半期会計期間の末日における借入金残高は122,500千円であり、また現金及び現金同等物の残高は1,759,388千円となっております。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。