当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)におけるわが国経済は、2月からワクチン接種が始まったものの、新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状況にありました。
新型コロナウイルス感染症は、消費者行動に大きな影響を与え、業種や業態に明暗が分かれてきており、当社としても今後の状況の推移に細心の注意を払う必要があると考えております。
こうした環境下、当社は、新型コロナウイルス感染症の影響からハロウィン、クリスマス、バレンタインデーにおいて、いわゆる巣ごもりの影響もあり、多くの人々が集うシーンに使われる商品群の需要減少がありましたが、個人や少人数でも楽しめる商品を中心に、主要顧客である100円ショップ各社に向けてライフスタイル雑貨の新企画や新商品の提案に積極的に取り組みました。また、積極的な原価低減に努めました。
なお、当社は3年間の基本的な経営戦略を毎年見直しており、当期より3年間の重点戦略の一環として、
1.ワンプライス商品(小売価格100円)の更なる強化
2.プチプライス商品(小売価格200円~)の拡大
を目指し、従来の商品分類(セクター)である「ワンプライス商品」、「OEM商品」、「フルール商品」及び「その他商品」を以下の「ワンプライス商品」と「プチプライス商品」の2分類といたしました。
イ.商品分類の組換内訳
ロ.前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)商品区分の組換内訳
ハ.前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)四半期累計期間別商品区分の組換内訳
ニ.当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)の商品組換内訳
この結果、当第3四半期累計期間における当社のライフスタイル雑貨の商品群別累計売上高は、「ワンプライス商品」が、前年同期比77,289千円減少(2.2%減)の3,377,337千円、「プチプライス商品」が、前年同期比100千円減少(0.0%減)の278,796千円となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は以下の通りであります。
売上高は、前年同期比77,389千円減少(2.1%減)の3,656,133千円となりました。
第1四半期はクリスマスを中心にラッピング関連商品の好調により増加しましたが、第2四半期は緊急事態宣言による消費マインドの冷え込みやバレンタインデーが日曜日となった影響によりバレンタインデー関連商品の減少等から第2四半期累計期間では減少となり、当第3四半期は文具、企画シリーズが好調であったものの、第2四半期累計期間の減少をカバーできなかったと分析しています。
営業利益は、前年同期比1,517千円減少(0.6%減)の263,367千円となりました。
これは売上高の減少、販管費の増加があったものの、原価低減努力の成果があり、若干の減少となったものです。
経常利益は、前年同期比1,151千円増加(0.4%増)の269,516千円となりました。
これは、営業外損益において、前第3四半期には営業外収益に為替差益2,118千円、受取和解金1,200千円がありましたが、当第3四半期には、営業外費用に為替差損2,744千円があったものの、営業外収益において新型コロナウイルス感染症対策に対する助成金収入2,945千円、匿名組合投資利益5,914千円があったこと等から営業利益は若干の減益となりましたが、経常利益が増益となったものです。
しかしながら、四半期純利益は、見積実効税率の上昇もあり、前年同期比5,821千円減少(3.5%減)の162,349千円となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は2,721,818千円となり、前事業年度末に比べ31,970千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が255,819千円増加した一方、受取手形及び売掛金が85,551千円、たな卸資産が223,919千円減少したことによるものであります。固定資産は198,439千円となり、前事業年度末に比べ13,228千円増加いたしました。これは主に有形固定資産が6,771千円、投資その他の資産が10,596千円増加した一方、無形固定資産が4,139千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,920,257千円となり、前事業年度末に比べ18,741千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は335,137千円となり、前事業年度末に比べ88,476千円減少いたしました。これは主に買掛金が7,547千円、未払法人税等が30,868千円増加した一方、未払金が102,013千円、賞与引当金が27,528千円減少したことによるものであります。固定負債は313,280千円となり、前事業年度末に比べ46,699千円減少いたしました。これは主に長期借入金が52,500千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は648,418千円となり、前事業年度末に比べ135,176千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は2,271,839千円となり、前事業年度末に比べ116,434千円増加いたしました。これは主に四半期純利益が162,349千円、配当金の支払いが61,275千円、繰延ヘッジ損益の増加が12,218千円あったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前事業年度末に比べて4.5ポイント増加し、77.8%となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
新型コロナウイルス感染症の拡大は、ワクチン接種の進展があるものの、依然早期の収束は厳しい状況にあると思われます。新型コロナウイルス感染症の拡大は、消費者行動に大きな影響を与え、当社事業への影響も少なからずあるものと認識しております。
なお、現時点では、新型コロナウイルス感染症の影響が、当社業績、財務に与える影響については算定することが困難であることに加え、Withコロナの生活様式にマッチした商品群への再構築を行っておりますが、その効果が未だ見極めがたい状況となっております。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要のうち主なものは、委託生産商品の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要の主なものは、物流関係、システム関係の投資、修繕費等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本としており、運転資金は自己資金を基本としております。当第3四半期会計期間の末日における借入金残高は105,000千円であり、また現金及び現金同等物の残高は1,587,858千円となっております。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。