当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期累計期間(自 2021年10月1日 至 2022年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症第6波の感染者数がピーク時からは大きく減少したものの、なお一定程度の感染者の発生が続き、またウクライナ・ロシア情勢の長期化によるグローバルな資源価格、食料価格の上昇やサプライチェーンの混乱、加えて円安による諸物価の高騰もあり、依然厳しい状況が続いております。また、当社の主要顧客である100円ショップ業界におきましては市場の拡大が続いておりますが、一部大手小売企業による買収などの業界再編の動きが見られます。
こうした環境下、当社は、ハロウィン、クリスマス、バレンタイン等のイベント向け商品を「ウィズコロナ」の新しい生活様式に合ったものへとすべて見直し、さらに「イエナカ消費」を積極的に捉えた新企画、新商品の提案に取組み、主要顧客である100円ショップ各社に向けてライフスタイル雑貨の販売に注力しました。また、円安、資源価格高騰等も踏まえ、物流費を始めとして積極的な原価低減、生産性向上に努めました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は以下の通りであります。
(千円)
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
四半期純利益 |
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当第3四半期累計期間 |
4,429,878 |
336,241 |
318,509 |
198,459 |
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前第3四半期累計期間 |
3,656,133 |
263,367 |
269,516 |
162,349 |
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増加額 |
773,744 |
72,874 |
48,992 |
36,109 |
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増加率(%) |
21.2 |
27.7 |
18.2 |
22.2 |
売上高は、前年同期比773,744千円増加(21.2%増)の4,429,878千円となりました。
第1四半期はクリスマス関連商品を中心にホームパーティー、ラッピング商品の販売が好調でした。第2四半期は、バレンタイン関連商品が前年同期比で減少したものの、「イエナカ消費」の需要を的確に捉えた商品の提案を積極的に行ったことが功を奏し、特にキッチン、ライフスタイル及び文具分野で売上高を大きく伸ばしました。第3四半期も引き続きキッチン、ライフスタイル及び文具分野を中心に好調だったことに加え、新型コロナウイルス感染症の状況が一旦落ち着いていたこともあり、レジャー関連商品も伸びました。
なお、当第3四半期累計期間における当社のライフスタイル雑貨の商品群別累計売上高は、下表の通り、「ワンプライス商品」が4,149,524千円(前年同期比22.9%増)、「プチプライス商品」が280,354千円(前年同期比0.6%増)となりました。
(千円)
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ワンプライス商品 |
プチプライス商品 |
合計 |
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当第3四半期累計期間 |
4,149,524 |
280,354 |
4,429,878 |
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前第3四半期累計期間 |
3,377,337 |
278,796 |
3,656,133 |
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増加額 |
772,186 |
1,558 |
773,744 |
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増加率(%) |
22.9 |
0.6 |
21.2 |
営業利益は、前年同期比72,874千円増加(27.7%増)の336,241千円となりました。
これは円安の加速や資源価格の高騰による売上原価率悪化の要因があったものの、売上高の大幅な増加に加え、物流関連の合理化の成果及び原価低減、生産性向上の努力により増益となったものです。
経常利益は、前年同期比48,992千円増加(18.2%増)の318,509千円となりました。
これは、営業外損益において、前第3四半期累計期間には営業外収益に新型コロナウイルス感染症対策に対する助成金収入2,945千円及び匿名組合投資利益5,914千円がありましたが、当第3四半期累計期間には、営業外費用に為替差損17,554千円があったこと等によるものです。
以上の結果、四半期純利益は、前年同期比36,109千円増加(22.2%増)の198,459千円となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は2,967,352千円となり、前事業年度末に比べ199,859千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が214,582千円増加した一方、受取手形及び売掛金が9,082千円、棚卸資産が36,645千円減少したことによるものです。固定資産は151,109千円となり、前事業年度末に比べ26,303千円減少いたしました。これは主に投資その他の資産が19,977千円減少したことによるものです。
この結果、総資産は3,118,462千円となり、前事業年度末に比べ173,555千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は375,947千円となり、前事業年度末に比べ15,869千円増加いたしました。これは主に買掛金が18,476千円、未払法人税等が43,603千円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が35,000千円、賞与引当金が23,697千円減少したことによるものです。固定負債は281,726千円となり、前事業年度末に比べ13,887千円減少いたしました。これは主に長期借入金が17,500千円減少したことによるものです。
この結果、負債合計は657,673千円となり、前事業年度末に比べ1,982千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は2,460,788千円となり、前事業年度末に比べ171,573千円増加いたしました。これは主に四半期純利益が198,459千円、配当金の支払いが61,465千円、繰延ヘッジ損益の増加が34,610千円あったことによるものです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末に比べて1.2ポイント増加し、78.9%となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
新型コロナウイルス感染症の拡大があるものの、消費需要の回復も見られ、当社事業にとってもプラス要因と考えておりますが、一方で資源価格の高騰に加え、円安により物価上昇圧力が高まっております。商品・原材料の調達先の約90%が海外である当社にとって、為替動向が、当社業績、財務に少なからず影響があるものと認識しております。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要のうち主なものは、委託生産商品の購入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要の主なものは、物流関係、システム関係の投資、修繕費等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本としており、運転資金は自己資金を基本としております。当第3四半期会計期間の末日における借入金残高は35,000千円であり、また現金及び現金同等物の残高は1,493,598千円となっております。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。