第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業の働き方改革による雇用・所得環境の改善や消費税増税前の駆け込み需要等により、企業収益、個人消費が景気を下支えしました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦を背景に中国の経済成長の減速や日韓関係の悪化等により外需の減速が強まるなど、先行き不透明な状況が続いております。

当社が属する音声合成市場におきましては、電話自動応答システム、カーナビ、防災行政無線、スマートフォン音声対話などの利用用途から、AI(人工知能)の品質向上によるPepperをはじめとしたコミュニケーションロボット、コールセンターのオペレータ業務の自動化、車載器への対話システムなどの対話型利用用途へと変化しております。また、東京オリンピック、観光客の増加に伴う外国人への情報提供手段としての利用用途も見込まれており、堅調に推移しております。

音声合成市場には、多くのサービス事業、アプリケーションが投入され、競争が激化しており、より品質の高い技術を投入するために研究開発費、製品開発費が増加する傾向にありますが、当社では今後更なる成長機会と捉えて、「音声技術の応用サービス化を通して、音声技術の新しい文化を創出し、生活文化の向上に貢献すること」に引き続き注力してまいります。

このような事業環境の中で、当第2四半期累計期間の音声合成事業は、法人向けサービスが順調に推移した結果、売上高311,333千円(前年同期比5.6%増)、営業利益63,426千円(同8.6%減)、経常利益63,388千円(同11.1%増)、四半期純利益49,116千円(同14.4%増)となりました。

なお、当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分につきましては、法人向け製品販売155,642千円(前年同期比5.5%増)、法人向けサービス収入111,981千円(同18.6%増)、コンシューマー向け製品販売43,710千円(同17.3%減)となりました。

また、当第2四半期会計期間末の資産合計は前事業年度末と比較して25,574千円減少し、1,186,403千円となりました。これは主に、現金及び預金が13,887千円増加したものの、売掛金が43,887千円減少したことによるものです。

当第2四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して44,343千円減少し、64,051千円となりました。これは主に、賞与引当金が3,640千円増加したものの、未払法人税等が17,936千円、流動負債「その他」に含まれる未払金が13,514千円、預り金が8,614千円、未払費用が6,829千円減少したことによるものです。

当第2四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して18,769千円増加し、1,122,352千円となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行により資本金が4,970千円、資本剰余金が4,970千円増加、四半期純利益の計上により利益剰余金が49,116千円増加、配当金の支払いにより利益剰余金が40,287千円減少したことによるものです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、983,997千円となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において営業活動の結果得られた資金は、50,705千円となりました。これは主に、未払金の減少額13,514千円、法人税等の支払額29,215千円等があった一方、売上債権の減少額43,887千円、税引前四半期純利益63,388千円の計上があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において投資活動により支出した資金は、6,366千円となりました。これは主に建物附属設備等の有形固定資産の取得による支出によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において財務活動により支出した資金は、30,452千円となりました。これは主に配当金の支払額40,000千円によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、53,366千円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。