第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、前事業年度から続く新型コロナ感染症の拡大、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期等により、大幅なマイナス成長となりました。10月から12月にかけては感染拡大の「第3波」が訪れ、依然として日本経済の先行きは不透明であります。

当社を取り巻く環境においては、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴いオリンピック関連案件の発注延期、海外からの観光者減少に伴い多言語案件の減少、展示会の中止等に伴い営業機会の減少等のマイナス影響があった一方で、企業のテレワーク対応、学校のオンライン授業対応等により、eラーニング教材、動画等でのナレーション作成用途での需要が増加し、また、個人の外出自粛に伴いコンシューマー向け製品の需要が拡大しました。当社は、ポストコロナ社会を見据え、次世代音声合成エンジン「AITalk®5.0」シリーズの提供開始、セレンス社との技術連携強化、個人向けオリジナルブランド新製品「A.I.VOICE™」の企業化等を進めてまいりました。

このような事業環境の中で、当第3四半期累計期間の音声合成事業は、コンシューマー向け製品、法人向け製品の売上が伸長いたしました。

この結果、当第3四半期会計期間末の財政状態及び当第3四半期累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

(資産)

当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して21,494千円増加し、1,210,643千円となりました。これは主に、売掛金が65,463千円減少したものの、現金及び預金が78,135千円、仕掛品が7,355千円増加したことによるものです。

(負債)

当第3四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して70,789千円減少し、70,425千円となりました。これは主に、未払法人税等が52,570千円、その他に含まれる未払金が13,474千円、預り金が5,512千円減少したことによるものです。

(純資産)

当第3四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して92,284千円増加し、1,140,218千円となりました。これは主に、利益剰余金が90,604千円増加したことによるものです。

 

②経営成績

当第3四半期累計期間の売上高は566,510千円(前年同期比11.5%増)、営業利益は168,437千円(同26.7%増)、経常利益は168,244千円(同27.0%増)、四半期純利益は125,729千円(同9.0%増)となりました。

なお当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分別の売上高につきましては、法人向け製品317,233千円(前年同期比15.7%増)、法人向けサービス167,491千円(同1.9%減)、コンシューマー向け製品81,785千円(同29.0%増)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、93,037千円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)従業員数

当第3四半期累計期間において、当社の従業員数について重要な変更はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。

②受注実績

当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。

③販売実績

当社は音声合成事業の単一セグメントのため、当第3四半期累計期間の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。

サービスの名称

当第3四半期累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年12月31日)

前年同期比(%)

法人向け製品      (千円)

317,233

115.7

法人向けサービス    (千円)

167,491

98.1

コンシューマー向け製品 (千円)

81,785

129.0

       合計   (千円)

566,510

111.5

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(8)主要な設備

当第3四半期累計期間において、当社の主要な設備について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。