文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、会社経営における哲学であり判断のよりどころとして、かつ全従業員が素晴らしい人生を歩んでいくための指針を「光フィロソフィ」と呼び、2021年1月1日、これまでの「MTGフィロソフィ」を基に新たに策定いたしました。企業理念のもと、「光フィロソフィ」「事業ビジョン」「グループ経営方式」の3つを経営の柱としております。
(1)企業理念
企業理念とは、当社グループの「企業としての存在意義」「目的」を表すものです。
企業理念 「一人ひかる 皆ひかる 何もかもひかる」
One shines , We shine , All shines
一人ひかる
MTGグループでは、従業員一人ひとりが夢を持ち、明るく前向きに
ひかり輝く素晴らしい人生を歩めることを最も大切にしています。
皆ひかる
一人ひとりが輝くことで、いつも隣にいる従業員はもちろんのこと、
その先にいる株主様、お客様、パートナー様もひかり輝かせることができます。
何もかもひかる
持続可能な地球環境への配慮はもちろん、人類社会の進歩発展に貢献し、
世界中の人々の生活を健康で豊かにしていきます。
(2)事業ビジョン
事業ビジョンとは、「MTGの事業の目指すべき姿」を表すものです。
VITAL LIFE
世界中の人々の 健康で 美しい 生き生きとした人生を実現します。
当社グループはこの事業ビジョンのもと、WELLNESS、BEAUTY、HYGIENEの3つのカテゴリーで事業、ブランド、サービスを展開し、世界中の人々の「VITAL LIFE」の実現に貢献してまいります。
当社グループの強み
また、当社グループは、強みとしてCreation、Technology、Branding、Marketingの4つのファクターを融合させる独自の「ブランド開発システム」を有し、当社グループだけでなく、他の企業や大学の技術力も融合させ、多くの人の心に響くアイデアやデザインからなる商品、サービスを、ブランドとして生み出し、育てています。
[Creation(クリエイション)]
今、世の中にないものを創造しデザインし、つくり上げる
[Technology(テクノロジー)]
自社開発と産官学の技術を融合する
[Branding(ブランディング)]
プロダクトを誠実に圧倒的世界観で伝えていく
[Marketing(マーケティング)]
JAPANブランドの力を世界へ独自の市場を開拓する
当社グループが開発するブランド及び商品は効能及び効果に関する学術的なエビデンスを取得することに徹底的にこだわり開発をしております。
また、近年、電子商取引のグローバル化が急速に進む中、模倣品被害はインターネットを媒体に世界規模で拡大し、その手口も巧妙化、悪質化してきています。模倣品は潜在的な市場の喪失や、ブランドイメージの低下に繋がるだけでなく、劣悪な品質により、お客様に健康被害を及ぼす可能性もあります。当社グループは、これらの悪質な模倣品による健康被害の危険からお客様を守り、安心して商品をご使用して頂くために、今後も「模倣品を絶対に許さない」という強い姿勢で、模倣品の撲滅に向けて世界各国で積極的に活動していきます。
コーポレートメッセージ
当社グループは、事業ビジョン「VITAL LIFE 世界中の人々の 健康で美しい生き生きとした人生を実現します」を実現するための合言葉として、新たにコーポレートメッセージを定めました。
GO VITAL.
このコーポレートメッセージのもと、VITAL LIFEの実現に取り組んでまいります。
(3)グループ経営方式
グループ経営方式とは、部門別採算制度をベースとした「経営管理の仕組み手法」であり、当社グループの経営を支える屋台骨となるものです。会社組織を細かなプロフィットセンター(収益部門)に分け、市場に直結した部門別採算制度によって運営することで各プロフィットセンターの損益を明確にし、経営者意識を持ったリーダーを育成するとともに、全従業員が経営に参画できる「全員経営」を実現しております。
グループ経営方式を用いる目的
1.市場に直結した部門別採算制度の確立
組織をプロフィットセンターに分けて部門別採算を実施し、市場の動きに即座に対応できる時流適応型経営で採算管理を行っております。
2.経営者意識を持つ人材の育成
組織を必要に応じてプロフィットセンターに分割することで、会社を小さな企業の集合体として再構成します。各プロフィットセンターの経営をリーダーに任せることによって、経営者意識を持った人材を育成しております。
3.当社グループのフィロソフィをベースとした、全員経営の実現
全従業員が会社の発展のために力を合わせて経営に参画し、やりがいや達成感を持って働くことができる「全員経営」を実現しております。
(4)目標とする経営指標
当社グループは、企業理念を実現し、安定的な高収益・高成長を目指すために目標とする経営指標として、「売上高」「経常利益」を重要な指標としております。売上の向上、コストの最適化を図るとともに、グループ経営方式による市場に直結した部門別採算制度の確立、経営者意識を持つ人材の育成、及び当社グループのフィロソフィをベースとした全員経営の実現により、企業価値の向上を目指してまいります。
(5)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
今後の我が国経済の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンの接種拡大による経済回復が期待されるものの、新規感染者数は増減を繰り返し、世界的な経済活動の停滞等、国内外の経済動向は先行き不透明な状況が継続することが想定されます。当社グループもその影響により、国内及び海外店舗への集客減とインバウンド客の減少等の影響が継続することが想定されます。
(中長期的な成長を図るために)
当社グループは中長期的な成長を図るために、以下を主な経営方針として取り組んでまいります。
①光フィロソフィを根幹とした経営
当社グループは、「光フィロソフィ」を会社経営の根幹とし、全役職員のみならず外部パートナーとの間の信頼関係が会社経営に係る全ての基本と捉えております。当社グループの今後の継続的な企業成長を実現するためには、当社グループのすみずみまで「光フィロソフィ」の浸透を確保し続けることが重要だと認識しております。「光フィロソフィ」を浸透させる人材の育成を積極的に行い、今後の事業展開に備えてまいります。
②経営システムの強化
当社グループは、今後の継続的な企業成長を実現するために、多数の経営者意識を持った人材の育成及びリアルタイムな経営数字に基づく迅速かつ高度な意思決定が必要となります。そのために、当社グループの経営システムであるグループ経営方式を進化させ、市場に直結した部門別採算制度、経営者意識を持つ人材の育成及び「光フィロソフィ」をベースにした全員経営を実現させることが求められております。
経営システムの強化に向けて、グループ経営方式をさらに進化させてまいります。
③事業ビジョンを実現するブランドへの投資
当社グループは、事業ビジョンである「VITAL LIFE」の実現のために、HEALTH、BEAUTY、HYGIENEの3つの領域における「ReFa」「SIXPAD」「NEWPEACE」等のブランドに経営資源を集中的に投下してまいります。マーケティング投資と研究開発投資はこれらのブランドを中心に実施していくとともに、人材配置や組織体制においても、これらのブランドの進化を軸に構築してまいります。これらのブランドを企業成長の中心に据えて、積極的に事業展開を行ってまいります。
④ストックビジネスの強化
当社グループは、安定した収益基盤を構築するために、当社グループが展開するブランド及び商品についてリピート顧客を獲得していくことが課題と認識しており、新たに「SIXPAD HOME GYM」「B happy」「MTG LIFEPLAN」等のストック型のビジネスを立ち上げ、安定的な高収益、高成長を目指してまいります。
⑤研究開発の強化
当社グループは、継続的な企業成長を実現するために、ブランド及び商品の研究開発を根幹に据えることとしており、それに従事する従業員自身が消費者のニーズを創り出す感覚を持ってブランド及び商品の研究開発を行うことを推進してまいります。また、先行開発段階から開発部門と知的財産部門とが密に連携し、知的財産の権利化に注力することで、市場での模倣品対策を徹底しております。これらの活動の更なる強化を図るとともに、より創造的かつ品質の高い商品を開発できる体制構築及び人材育成を行ってまいります。
⑥海外戦略の再構築
海外での販売不振に対し、各海外グループ会社を本社で一元的に管理する管理体制の強化を行うとともに、中国におけるEC市場及び各国における代理店戦略の強化を最重点課題とし、早期黒字化に取り組んでまいります。
これらの取り組みを通して、安定的な高収益、高成長を実現できる企業を目指してまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性のある主要なリスクには次のようなものがあり、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えております。
なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、ここに掲げられている項目に限定されるものではありません。
当社グループの中長期的な成長を図るための経営方針との関連性を示し、主要なリスクが顕在化した場合に、当社グループの中長期的な成長に与える影響範囲とその程度を示すものといたします。また、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。
<中長期的な成長を図るための経営方針>
①フィロソフィ経営
②経営システムの強化
③事業ビジョンを実現するブランドへの投資
④ストックビジネスの強化
⑤研究開発の強化
⑥海外戦略の再構築
(1)事業活動に関するリスク
①消費者ニーズへの適合(経営方針:③ ④ ⑤)
当社グループは、消費者ニーズに応えるため、魅力的な新規ブランド及び商品の開発、マーケティング活動による新規ブランド及び商品の育成並びに既存ブランド及び商品の強化を図っております。消費者ニーズへの適合状況は当社グループの売上及び利益に大きな影響をもたらします。また、消費者ニーズに応えられなくなった既存ブランド及び商品の撤退を継続的に行っております。しかしながら、当該活動はその性質上、様々な要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
②特定のブランド及び商品への依存リスク(経営方針:③ ④ ⑤)
当社グループは、「クリエイション」「テクノロジー」「ブランディング」「マーケティング」の4つの軸を融合したブランド開発システムに基づいて、継続的に新規ブランド、また商品を生み出し、特定のブランド及び商品に偏らない事業展開を目指しております。ReFa、SIXPADブランドを中心とする多岐にわたるブランド及び商品を積極的に展開していくことで、ブランド及び商品の柱を増やし、特定のブランド及び商品への依存の低減を図っております。しかしながら、当連結会計年度においてはReFa及びSIXPADブランドは売上高の大部分(売上高構成比:ReFaブランド 51.2%、SIXPADブランド 32.7%)を占めており、また、ブランド及び商品の柱を増やす事業活動はその性質上、様々な要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
③海外販売に関するリスク(経営方針:① ② ④ ⑤ ⑥)
当社グループは、中国、アジア、米国及び欧州等を中心に海外での販売を展開し、当連結会計年度においてはグローバル事業の売上高は当社グループの売上高の7.2%に達しております。海外子会社の内部管理体制及び本社側での情報収集体制を強化しておりますが、予測し得ない現地の経済情勢の変化、日本との政治的な関係性の悪化、海外子会社の内部管理体制の不備等が新たに発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
④広告宣伝に関するリスク(経営方針:④ ⑤)
当社グループは、ブランド戦略として、スポーツ選手や芸能人を活用した商品プロモーションを実施し、ブランドイメージの維持及び向上に努めております。当社グループの経営成績及び海外市場での販売は、一部グローバル及び特定の地域でのブランドアンバサダー等に依存しており、当連結会計年度における販売費及び一般管理費に占める広告宣伝費の割合は24.6%と大きな割合を占めております。しかしながら、当初意図した広告効果が発現しなかった場合や、個人的、法的その他の事項によりブランドアンバサダー等のレピュテーションが低下する場合、もしくはその低下が予期される場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤競合の激化に関するリスク(経営方針:④ ⑤)
当社グループは、競合他社の動向によって業績に影響を受ける可能性があります。競争環境を勝ち抜くために、当社グループは新規ブランド及び商品の開発に対する投資を積極的に行っております。また新規ブランド及び商品の開発と同時に、知的財産権確保にも積極的に投資を行い、競合他社に類似品を展開させないことで、確固たるブランド価値の確立を図っております。しかしながら、予測し得ない競合他社の動きが発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑥情報セキュリティに関するリスク(経営方針:① ②)
当社グループは、保有する顧客情報や機密情報等の情報資産の保護については、様々な対策を講じております。また、個人情報保護を適切に行っている企業の証である「プライバシーマーク(JIS規格)」の認証を取得しております。しかしながら、予期し得ない不正アクセスによる情報漏洩等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑦リコール発生などの品質問題が及ぼすリスク(経営方針:① ② ④ ⑤)
当社グループは、「クリエイション」「テクノロジー」「ブランディング」「マーケティング」の4つの軸を融合したブランド開発システムに基づいて、継続的に新規ブランド及び商品を生み出しており、常に従前になかった新しい機能や構造の商品開発をしております。当社グループは、顧問も参加する審査会制度を導入しており、新しい領域の商品開発においても常に品質を重視しております。しかしながら、意図しない商品不良等により大規模なリコールが発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑧消費者とのトラブル及び風評のリスク(経営方針:① ② ④ ⑤)
当社グループは、消費者が期待する効果効能が体感できなかった場合や健康被害等のトラブルが発生する可能性があります。当社グループでは、効能効果に係るエビデンスの取得に特に拘っており、本物の商品を消費者に提供することに注力をしております。しかしながら、このようなトラブルの影響がマスコミ報道やインターネット上の書き込み等により発生ないし流布し、当社グループの商品イメージが低下するなどの事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの商品に直接関係がない場合であっても、他社の模倣品等によるトラブルや風評などにより当社グループの商品のイメージが低下するなどの事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑨返品発生に関するリスク(経営方針:① ② ④ ⑤)
当社グループは、国内量販店等の商慣習の影響を受けており、過去に販売した商品について返品が生じる可能性があります。返品条件を契約書に明記し、かつ実際の返品受入れについて取引先と個別協議を行っており、不必要な返品を防ぐとともに返品発生のリスクの最小化を図っております。しかしながら、不良品等止むを得ない場合は返品を受け入れており、返品処理及び代替商品の配送等追加的な費用が発生することから、予測し得ない返品が多数発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑩部材及び商品供給に関するリスク(経営方針:② ④ ⑤)
当社グループは、外部パートナーから部材及び商品の供給を受けております。部材及び商品の品質を確保するため、パートナー協力会を定期的に開催することで部材及び商品の供給リスクの低減を図っております。また、外部パートナーから供給を受けているReFaに使用する一部の部材は代替困難な部材であり、同部材の供給は1社に依存しております。しかしながら、予測し得ない外部パートナーの品質問題や経営不況等が発生し、当初想定していた部材及び商品の供給が困難になった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑪新規出店に関するリスク(経営方針:②)
当社グループは、百貨店、免税店、ショッピングセンター及び量販店内の当社グループ運営店舗の出店を行っております。店舗別採算を勘案した出退店基準に基づき、店舗数を調整していくとともに、リスクの低減を図っております。しかしながら、出店後の店舗の採算が計画どおりに推移しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑫滞留在庫に関するリスク(経営方針:② ③ ④ ⑤)
当社グループは、在庫の保有状況をモニタリングしながら生産数量と発注数量の調整を毎月実施し、滞留が予測される商品について販売施策を追加で立案することで在庫リスクの最小化を図っております。しかしながら、需要動向を見誤ったことによる欠品機会損失、ないし滞留在庫が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑬特定人物への依存リスク(経営方針:②)
当社は、創業以来、当社創業者である松下剛が代表取締役社長を務めております。優秀な人材の採用に努めるとともに、組織を各収益部門(PC=プロフィットセンター)に分け、部門別採算制度をベースに運営する経営システムを採用し、PCリーダーとして経営者意識を持った人材を育成し、後継者の育成に努めております。また、一個人の属人性に依存することのない組織的な事業経営体制の構築に努めておりますが、現在の当社グループ全体の事業の推進及びブランド形成という側面におきまして、同氏は重要な役割を果たしております。代表取締役社長である松下剛が何らかの理由により当社グループの業務を継続することが困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑭為替リスク(経営方針:② ④)
当社は、グループ間取引における為替リスクは当社が負うという方針に基づき、外貨取引における為替変動の影響を当社に集約し、当社にて為替管理を行っております。また、今後の海外売上比率の増加状況によっては、為替予約等の導入も検討してまいります。しかしながら、急激な為替レートの変動がある場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑮原材料価格変動に関するリスク(経営方針:②)
当社グループは、単独の外部パートナーに依存しないようにするために複数社購買を進めております。しかしながら、市場の需給状況や特定パートナーから購入する部品や材料の原材料価格が高騰した場合には、合理的な価格で部品や材料が確保できない可能性があり、このような不安定な原材料供給状況に直面した場合は当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑯人材に関するリスク(経営方針:②)
当社グループは、多様な媒体を利用した人材の採用の強化や全員経営を実現するためのグループ経営体制を導入し、優秀な人材の確保・育成に取り組んでおります。しかしながら、必要な人材の確保・育成が計画通りに進まない場合には、競争力の低下や事業拡大の妨げとなり、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑰インバウンドの動向に関するリスク(経営方針:④ ⑤ ⑥)
当社グループは、特定の国からのインバウンド需要に依存しない体制の構築を進めており、国内、及び米国、中国以外のアジア地域での販売強化を行っております。また、取締役会等の意思決定機関においてインバウンド動向を共有並びに議論することでリスクの低減を図っております。しかしながら、予測し得ない現地の経済情勢の変化、政策等の変化、日本との関係性悪化等の影響による需要の低迷が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑱社会情勢等の影響に関するリスク(経営方針:② ⑥)
当社グループは、海外パートナーを含む外部パートナーより部材及び商品の供給を受けており、海外パートナーで生産される製品・商品も数多く含まれております。そのため、海外パートナーが所在する諸国において予期せぬ法律や規制の変更が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2)法規則・訴訟に関するリスク
①知的財産権に関するリスク(経営方針:① ②)
当社グループは、特許等知的財産権の管理を行う知財部門を強化し、当社グループの開発による新技術を確実に当社グループで権利化するとともに、商品の開発及び販売に際し、第三者の特許権、意匠権及びその他知的財産権との抵触が発生しないように事前調査を行い、抵触可能性が予見される場合は回避策をとるなど、第三者の知的財産権の侵害を未然に防止できるよう、万全の注意を払っております。しかしながら、世界各国において特許が日々出願されており、意図せずに第三者の特許権及び意匠権等と抵触するような事態を招き、法廷の内外で相当の損害賠償金等を請求された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
②コンプライアンスに関するリスク(経営方針:① ②)
当社グループは、国内外で様々な商品を取扱う関係上、関連する法令・規制は多岐にわたります。具体的には、会社法、税法、各種業界法、独占禁止法、知的財産法、下請法、景品表示法、消費者基本法、電子商取引関係法、特定商取引法等、さらには海外事業に係る当該国の各種法令・規制等があり、当社グループでは法令遵守は極めて重要な企業の責務と認識のうえ、法令遵守の徹底を図っております。しかしながら、こうした対策を行ったとしても、個人的な不正行為等を含めコンプライアンスに関するリスク及び社会的な信用やブランド価値が毀損されるリスクを回避できず、当該リスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
③許認可に関するリスク(経営方針:① ② ⑤)
当社グループは、第2種医薬品製造販売業(有効期限:2026年9月30日)、第2種医療機器製造販売業(有効期限:2026年9月30日)、医療機器製造業(有効期限:2026年9月30日)、化粧品製造販売業(有効期限:2024年2月18日)、医薬品卸売販売業(有効期限:2027年9月30日)、医療機器製造業(有効期限:2024年12月18日)等の許認可が必要な事業を展開しております。このため、係る規制が定める基準を遵守するために必要な取り組みを行っております。しかしながら、将来において有効期限の到来及び更なる規制強化が生じた場合は対策のための費用が生じる可能性があり、また、対応が困難となる場合には事業における許可の取消等の事業制約要因となる可能性があり、これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
④健康障害等の製造物責任賠償に関するリスク(経営方針:① ② ⑤)
当社グループは、販売する商品について製造物責任賠償のリスクが内在しており、特に健康障害等を引き起こしてしまう場合には製造物責任を負う可能性があります。当社グループは、当該リスクに対応するために商品品質を確保するための品質体制の構築を行っております。しかしながら、製造物責任賠償に繋がるような商品の欠陥が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤重要な訴訟等(経営方針:① ② ⑤)
当連結会計年度末現在において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されていませんが、将来、重要な訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3)災害等に関するリスク
①災害に関するリスク(経営方針: ① ② ④ ⑤ ⑥)
当社グループは、国内外に所在する外部パートナーより部材及び商品の供給を受けております。部材及び商品の供給については、単独の外部パートナーに依存しないようにするために複数社購買を進めております。しかしながら、当該外部パートナーが所在する地域に地震等の天災あるいは火災や爆発事故等が発生し、部材及び商品の供給に影響が生じる場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、同じく当社グループの拠点が所在する地域に地震等の天災あるいは火災が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
②事件・事故に関するリスク(経営方針:① ② ④ ⑥)
当社グループは、中国、アジア、米国及び欧州等を中心に海外での事業を展開しており、それぞれの拠点にて国・地域特有なリスクマネジメントを徹底しリスクの低減に努めておりますが、突発的な政情不安(戦争・内乱・紛争・暴動・テロ等)のリスクに直面し、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
③パンデミックに関するリスク(経営方針:① ② ④ ⑥)
当社グループにおいては、世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に対し、各国政府が行った措置により、当社グループの事業に関わる国内外の物流や、取引先の生産体制への影響、また店舗における販売活動が制限されるなどの影響が出ております。当社グループでは政府や都道府県の指針に従い、在宅勤務や時差出勤の実施など感染拡大防止策の徹底に努めております。また自社製品のマスク・消毒液等を手配し社員や取引先へ提供を行っております。しかしながら今後、事態の長期化や更なる感染拡大が進行する状況になった場合、世界的な景気の悪化による需要減退、もしくは事業の遂行、取引の継続に支障が生じるなどの要因により、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。
(4)財務会計に関するリスク
①戦略的投資に関するリスク(経営方針:②)
当社グループは、戦略市場への投資、M&A及び新規事業への事業拡大等の戦略的投資の推進に際して、意思決定のために必要かつ十分な情報収集をしたうえで検討を実施し、合理的な意思決定を行っています。これらの活動は、当社の成長のための施策として重要なものであります。しかしながら、予期しない種々の環境変化等により、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
②会計制度・税制に関するリスク(経営方針:②)
当社グループに適用される会計基準や税制の新たな導入・変更により、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得等に関する見積りや仮定に基づき計算しておりますが、実際の課税所得等は見積りや仮定と異なる可能性があり、将来において繰延税金資産の全部または一部が回収できないと判断した場合には、繰延税金資産は減額され、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、税務申告における税務当局との見解の相違により、当社グループに予想以上の税負担が生じる可能性があります。
③新株予約権の行使による株式価値の希薄化のリスク
当社グループは、当社グループ役員、従業員及び外部パートナーに対するインセンティブを目的として、新株予約権を付与しております。当連結会計年度末現在、これらの新株予約権による潜在株式数は1,452,780株であり、発行済株式総数の3.7%に相当しております。これらの新株予約権の行使が行われた場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があり、この株式価値の希薄化が株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における我が国経済は、都市部を中心に4度目の緊急事態宣言が発令される等経済活動の停滞や個人消費の悪化など厳しい状況が続きました。新型コロナウイルスワクチン感染症(COVID-19)の接種拡大による経済回復が期待されるものの、新規感染者数は増減を繰り返し、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループは、世界中の人々の人生をより美しく、より健康的に輝かせるためにHEALTH、BEAUTY、HYGIENE領域においてブランド及び商品の開発に取り組んでまいりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(ⅰ)ダイレクトマーケティング事業
主な事業内容は、当社及び国内他社ECサイト、新聞を通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売・カタログ販売並びにテレビ通信販売事業者への卸売販売となります。
当連結会計年度の売上高は19,641百万円(前期比29.6%増)、経常利益は6,006百万円(前期比17.9%増)となりました。
全国主要都市の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響を受けた在宅率の上昇から、セッション数、コンバージョン率ともに好調に推移いたしました。
自宅美容需要は継続して高い傾向にあり、ReFaブランドではローラーシリーズ、ReFa FINE BUBBLE S、ReFa BEAUTECHシリーズの販売が好調に推移いたしました。テレビ通販番組でもReFaローラーシリーズやReFa FINE BUBBLEの販売が非常に好調に推移いたしました。
また、SIXPADブランドでは継続した自宅トレーニングのニーズにより、2021年6月にSIXPAD Powersuit Lite Abs、SIXPAD Powersuit Lite Hip&LegとMTG LIFEPLAN(月々定額・下取りサービス・きちんと保証)が同時ローンチすると、即日完売する等好調に推移いたしました。SIXPAD Foot Fit Liteについても、「敬老の日」に向けてキャンペーンを行った結果、単月販売台数過去最高を更新し、大変好調に推移いたしました。
(ⅱ)プロフェッショナル事業
主な事業内容は、美容室運営事業者、エステティックサロン運営事業者への卸売及び取次販売、飲食店、医療関連や施設への卸売販売、レンタル事業並びにショッピングセンター等での一般消費者への直接販売となります。
当連結会計年度の売上高は8,833百万円(前期比24.6%増)、経常利益は1,565百万円(前期比14.5%増)となりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長期化する中、2021年5月に開設したO2OサロンプラットフォームサービスB happyでは、プラットフォーム上に設けた自店舗専用のオンラインショップより、店舗での接客で繋がったお客様に当社製商品をいつでもお買い求め頂けるサービスの提供が可能となり、美容室、エステティックサロンを中心に加盟店舗数は堅調に推移いたしました。
また、2021年9月にはサロン運営事業者に向けたReFa BEAUTECH DRYER PRO、ReFa BEAUTECH FINGER IRONのオンライン新商品発表会を開催し、数多くのサロン様にご視聴参加頂きました。オンライン新商品発表会では、トップスタイリスト2名の実演による新商品を使った手元技術の配信を行い、全国から費用をかけずに何名でも視聴できることから大変好評を頂いております。
EMSオンラインジムSIXPAD HOME GYMについても、ショッピングセンター等における催事販売が堅調に推移いたしました。
(ⅲ)リテールストア事業
主な事業内容は、量販店・専門店・百貨店・免税店・ショッピングセンターを中心とした運営事業者への卸売販売及び当社運営の小売店舗での対面販売を通じた一般消費者への直接販売となります。
当連結会計年度の売上高は8,721百万円(前期比11.4%増)、経常利益は962百万円(前連結会計年度は39百万円の経常損失)となりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響の長期化により、インバウンド需要の低迷や外出自粛、全国主要都市における緊急事態宣言等、個人の消費マインドの冷え込みが続く状況ではあったものの、自宅美容の需要は高くReFa BEAUTECHシリーズのヘアケアアイテムやReFa FINE BUBBLE S等を主軸に店舗売上は好調に推移いたしました。一部専門店においてReFa FINE BUBBLE Sが2ヶ月連続でカテゴリ売上No1を獲得する等一般消費者から多くの支持を頂きました。また、各小売店が運営するECサイトを強化することにより、オンラインとオフラインの融合が促進され、店舗の売上とともにEC売上も好調に推移いたしました。
SIXPADブランドにおいては、SIXPAD Powersuit Lite Abs、SIXPAD Powersuit Lite Hip&Legが大変好評であり、季節需要も影響し、SIXPADブランド全体で好調に推移いたしました。
(ⅳ)グローバル事業
主な事業内容は、海外グループ会社ECサイト及び海外のインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売、並びに海外のインターネット通信販売事業者、海外の販売代理事業者、海外の美容専門店及び海外の百貨店運営事業者への卸売販売となります。
当連結会計年度の売上高は3,076百万円(前期比5.5%減)、経常損失は558百万円(前連結会計年度は809百万円の経常損失)となりました。
中国においては、ReFa BEAUTECH DRYER、ReFa BEAUTECH IRONのEC販売強化を継続するとともに、プロフェッショナル市場での販売も強化いたしました。また、Styleブランドの販売も好調に推移しております。HYGIENEブランド商品e-3Xについても本格展開を開始し、海外の最重点市場として成長を目指してまいります。
米国においては、ECサイトのリニューアルを実施し、今後販売の強化を図ってまいります。
欧州においては、SIXPAD Foot FitのTVホームショッピングを継続して実施いたしました。
ベトナム、タイにおいては、代理店との取引を開始し、今後新規市場として販売を強化してまいります。
(ⅴ)スマートリング事業
主な事業内容は、ショッピングや飲食時の決済を可能とする、非接触式のスマートリング(近距離無線通信を搭載した指輪)の製造販売を行うIoT事業となります。
当連結会計年度の売上高は91百万円(前期比388.1%増)、経常損失は462百万円(前連結会計年度は548百万円の経常損失)となりました。
(ⅵ)スポーツジム事業
主な事業内容は、EMSフルボディスーツを着用し、EMSと動作を融合させたトレーニングプログラムを行うSIXPAD STATION事業及び、EMSトレーニングスーツを着用し、専用アプリによって自宅でトレーニングするSIXPAD HOME GYM事業となります。
当連結会計年度の売上高は959百万円(前期比392.9%増)、経常損失は683百万円(前連結会計年度は379百万円の経常損失)となりました。
SIXPAD HOME GYM事業においては、WEBサイト、家電量販店、専門店、百貨店のほかショッピングモールやスポーツジムでのイベント販売等、それぞれのチャネルで引き続き販売強化に注力いたしました。外出自粛、全国主要都市における緊急事態宣言等が発令される中、店舗スタッフがWEB顧客の問い合わせに回答するオンラインカウンセリングが好評で、販売台数及び会員数の増加に寄与いたしました。
また、YouTube配信者とのタイアップを積極的に行い、サービスの認知拡大に努めました。SIXPAD HOME GYMのサービスの軸となるトレーニング動画のLIVE配信においては配信回数1,000回を突破し、ユーザーアンケートの結果からもアプリの利用継続を希望される回答が多数得られる等、ファンユーザー数を増やしております。
(ⅶ)その他事業
主な事業内容は、EV車両を中心とした自動車販売となります。
当連結会計年度の売上高は1,475百万円(前期比83.7%増)、経常利益は212百万円(前期比50.2%増)となりました。
これらのセグメントで取り扱っている主なブランド及び商品は、次のとおりであります。
<HEALTH>
(SIXPADブランド)
2021年6月に発売したジェルシートを使わずにEMSトレーニングができるSIXPAD Powersuit Lite Abs、SIXPAD Powersuit Lite Hip&Legの販売が大変好調に推移し、一部サイズでは一時欠品になり、その後も品薄状態が続く等、想定を上回る好評を頂いております。
2021年9月には、高齢者の介護予防に向け、SIXPAD Foot Fitを使いながら全身運動ができるトレーニングプログラム「すわトレ」をリリースいたしました。健康運動指導士の梅田陽子先生との共同開発による、90歳現役フィットネス・インストラクターの“タキミカさん”こと瀧島未香氏と一緒に①SIXPAD Foot Fit×全身運動 ②自律神経を整える運動 ③有酸素運動ができる全41分の3つのトレーニングプログラムでは、SIXPAD Foot Fit Liteで足の筋トレをしながら上半身を大きく動かしたり、ステップを組み合わせたリズミカルな運動を取り入れることで、心も身体も元気に導く内容となっております。
また、愛知県豊田市のソーシャル・インパクト・ボンドを活用した介護予防事業に中部電力株式会社を代表とする事業者グループの一員として参画し、豊田市在住の高齢者100名にSIXPAD Foot Fitと「すわトレ」DVDを1年間無償で提供する新たな取り組みを開始いたしました。
また、「敬老の日」に向けて、SIXPAD Foot Fitを購入すると、「すわトレ」DVD、又はひざコラーゲンがもらえるキャンペーンや30、40代女性向けのWEBプロモーションを実施する等、高齢者層、女性層へ顧客層の拡大に努めました。
(Styleブランド)
2021年8月に、新商品3シリーズ6アイテムを発売いたしました。インテリアになじむカラーへと色展開を変更し、座り心地を改良する等、お客様の声を反映した新商品Style Standardをリリースいたしました。
また、Style BXシリーズから、共同開発パートナーであるプロサッカー選手の長友佑都選手とともに、姿勢サポート、痛くなりにくさ、疲れにくさの3ポイントにこだわって開発したStyle BX FitとStyle BX Proを発売いたしました。
さらに新しいStyle Portableシリーズとして、 持ち運びタイプが欲しいというお客様のニーズに応える商品として、シートタイプのStyle Portable Seatと首のケアができるStyle Portable Neck Fitを発売いたしました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が長期化する中、自粛生活やテレワークの浸透により、姿勢サポートブランドとして雑誌、WEB媒体を中心にメディアに取り上げられる機会が増え、また中国を中心に海外での販売も継続して好調に推移しており、国内外における関心が高まっております。
(NEWPEACEブランド)
2021年7月より、不眠症を緩和できる医療機器認証を受けたNEWPEACE Medical Sheetの販売を開始いたしました。医療機器認証を受けたテクノロジー「電位治療」による不眠症の緩和とNEWPEACE独自の温度調節機能「ヒートナビゲーター」による自然な体温変化のサポートにより、不眠に悩む方々の症状の緩解が期待できる商品として好評を頂いております。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、全国主要都市の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令によって対面での接客販売は厳しい状況が続く中、外出自粛による在宅率の増加を受け、積極的にTVCMや新聞広告を行い、商品認知向上に努めてまいりました。また、TVホームショッピングでは、慣れないデスクワークやスマホの利用頻度の増加によって起こる目や頭の疲労をリラクゼーションするNEWPEACE Motion Eye、NEWPEACE Motion Headの販売を強化いたしました。
<BEAUTY>
(ReFaブランド)
ヘアカテゴリーにおいては、2021年10月発売となる新商品ReFa BEAUTECH DRYER PRO、ヘアサロンのトップスタイリストと共同開発し、美容師の指先がつくる繊細な毛束のニュアンスを誰でも簡単にダメージレスでつくれるように開発されたポータブルヘアアイロンReFa BEAUTECH FINGER IRONを中心としたオンライン商談会を実施し、2,700社8,700店舗のサロンにご参加頂きました。また、同商品のプレス向けの発表会を行うとともに、各種雑誌やWEB掲載等美容メディアとのタイアップ企画を展開し、既存のReFa BEAUTECH CURL IRONとともにヘアカテゴリーのさらなる拡充について積極的に発信いたしました。
シャワーカテゴリーにおいては、2021年9月に内部構造を独自のダブルスパイラルキャビテーションに変える等デザインを一新したReFa FINE BUBBLE ONEを発売いたしました。ReFaブランドの新しい柱の一つに成長したシャワーカテゴリーを牽引するReFa FINE BUBBLE Sにおいては、TVCMによる積極的な認知促進を展開いたしました。東京・大阪・名古屋等の大都市圏に併せて、福岡・札幌・仙台・広島エリアにおいても2021年8月6日~8月22日、2021年9月24日~9月30日の期間に集中的なCM放映を展開いたしました。オンラインショップ、美容室サロンや量販店等、各市場での販売強化に繋がる施策として、TVCMと新聞広告との相乗による認知拡大を図りました。
ローラーカテゴリーにおいては、雑誌『GINGER』とのタイアップ企画として、2021年9月からブライダルを控えた女性向けのローラー6ヶ月プログラム企画の展開や、日本化粧品検定が認定する“コスメコンシェルジュ”へのウェビナー実施により、SNSを中心とした情報拡散に繋げる等、美容ローラーの価値の発信に努めました。
また、雑誌『&ROSY』による2021年上半期ベストコスメ美顔器部門でReFa CARATが第一位を獲得、『MAQUIA』のベストコスメ美容ギア部門でもReFa MOTION CARATが第一位を獲得、『WWD』の2021年上半期ベストコスメではReFa BEAUTECH DRYER、ReFa BEAUTECH STRAIGHT IRONの2商品が同率一位を獲得、『MEN’S CLUB』ではReFa FINE BUBBLE Sが2021年ベストコスメで第一位を獲得する等、各種雑誌におけるベストコスメ部門でReFaの各商品が受賞し、ReFaブランドの評価の高さを示す結果となりました。
店舗においては、百貨店の店装がヘアカテゴリーを中心とした新デザイン・新空間へ変更いたしました。センシング技術によるドライヤーの風の温冷変化や髪の温度変化が一目でわかるサーモグラフィーを用いた体験コンテンツの設置等、エンターテインメントとテクノロジーを楽しめる店装設計となっており、百貨店回遊客の積極的な取り込みを図ってまいります。
(ON&DOブランド)
2021年8月のブランド一周年を記念したキャンペーンをSNSやブランドサイトにて展開いたしました。ローンチから1年間のブランドの歩みや感謝の気持ちを各種コンテンツにて発信し、2021年8月5日~8月19日の15日間連続インスタグラムにおけるライブ配信やユーザーミーティングの実施、百貨店店舗での体験イベント等、ON&DO一周年の節目となるイベントを積極的に実施いたしました。また、2021年8月、椿の葉表面を覆うワックス成分「クチクラ」の保護力に着目し、極薄のうるおいバリアを形成することで美容成分を閉じ込めながら肌を保護するスキンケアバームLEAF BALMを発売し、オンラインショップや阪急梅田、JR名古屋髙島屋、Beauty Connection Ginzaの各店舗において販売を開始いたしました。
(五島の椿ブランド)
TVホームショッピングでの販売が引き続き堅調に推移いたしました。2021年9月には、自社農園で採取した椿の葉から作った椿の葉 保湿水をローンチするとともに、DtoC販売を強化し、顧客との関係性深化を図るビジネスモデルへの取り組みを開始いたしました。また、五島の椿株式会社の事業活動が持続可能な産業づくりの観点から関心を集めはじめており、今後も事業活動の積極的な発信に努めてまいります。
<HYGIENE>
(@LIFEブランド)
国内における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンの接種が進む中、コアテクノロジーEOCIS技術の新たなエビデンスとして得られた消臭効果をフックに、除菌、防カビといったEOCIS生成水の多機能性を訴求してまいりました。これによって、国内における新たな販売チャネルの開拓が期待でき、一部チャネルにおいてはすでにテストマーケティングを実施し、一定の成果を得ることができました。新規チャネルでの販売強化及び新たな顧客層の獲得に努めてまいります。また海外にて取得したEOCIS技術のエビデンスにより各国での衛生商品登録が進んでおり、今後の海外展開に向け前進することができました。
(ドゥキレイブランド)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長期化する中、既存営業ルートの職域販売を強化いたしました。また、業務用ディスペンサーについては、娯楽施設への導入等、市場拡大に努めてまいります。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は42,799百万円(前期比22.8%増)となりました。また、不良在庫の圧縮やたな卸資産評価基準の変更の影響等により、営業利益は3,889百万円(前期比219.0%増)、経常利益は4,213百万円(前期比151.8%増)となりました。さらに、税効果会計における企業の分類の見直しに伴う繰延税金資産の計上の影響等により、親会社株主に帰属する当期純利益は5,592百万円(前期比266.6%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)につきましては、15,651百万円(前期比16.2%増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、3,927百万円(前期比155.6%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,279百万円、減価償却費588百万円、売上債権の増加額554百万円、たな卸資産の増加額835百万円及び仕入債務の減少額455百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、750百万円(前期比55.9%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出438百万円及び投資有価証券の取得による支出330百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、779百万円(前期比324.5%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入80百万円及び自己株式の取得による支出904百万円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(ⅰ)生産実績、受注実績
当社グループは生産及び受注活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(ⅱ)仕入実績
当社グループは販売チャネルを基礎としたセグメントから構成されており、全セグメントで共通して仕入活動を行っているため、セグメントごとの金額は記載しておりません。
(ⅲ)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) |
前期比 (%) |
|
ダイレクトマーケティング事業(百万円) |
19,641 |
29.6 |
|
プロフェッショナル事業(百万円) |
8,833 |
24.6 |
|
リテールストア事業(百万円) |
8,721 |
11.4 |
|
グローバル事業(百万円) |
3,076 |
△5.5 |
|
スマートリング事業(百万円) |
91 |
388.1 |
|
スポーツジム事業(百万円) |
959 |
392.9 |
|
その他事業(百万円) |
1,475 |
83.7 |
|
合計(百万円) |
42,799 |
22.8 |
(注)上記の金額には、消費税は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(ⅰ)経営成績の分析
(売上高、売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ7,953百万円増加し、42,799百万円となりました。これは主に巣ごもり消費及び自宅美容需要の増加に伴い、通販及び美容室における物販が好調に推移した影響によります。売上原価は売上高の増加、たな卸資産評価基準の変更及び不良在庫の圧縮による影響で2,725百万円の増加し、12,608百万円となりました。この結果、売上総利益は5,228百万円増加し、30,191百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業損益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2,327百万円増加し、26,197百万円となりました。これは主にマーケティング費用の増加、維持管理費の増加等によります。この結果、営業利益3,889百万円(前連結会計年度は営業利益1,219百万円)となりました。
(営業外損益、経常損益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ90百万円減少し、504百万円となりました。これは主に前受金取崩益の減少、為替差益の増加によります。また、営業外費用は40百万円増加し、181百万円となりました。これは主に前渡金評価損の増加、固定資産除却損の減少によります。この結果、経常利益4,213百万円(前連結会計年度は経常利益1,672百万円)となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純損益、法人税等、親会社株主に帰属する当期純損益)
当連結会計年度における特別損益は、受取損害賠償金158百万円、投資有価証券売却益87百万円、投資有価証券評価損95百万円及び減損損失84百万円を計上しております。その結果、税金等調整前当期純利益4,279百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益1,844百万円)となりました。また、法人税等合計は前連結会計年度に比べ1,690百万円減少し、△1,263百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益5,592百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益1,525百万円)となりました。
(ⅱ)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の資産につきましては、46,939百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,316百万円増加しました。これは主に現金及び預金の増加2,181百万円、商品及び製品の増加1,010百万円、前払費用の減少827百万円、投資有価証券の増加313百万円及び繰延税金資産の増加2,063百万円によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債につきましては、8,784百万円となり、前連結会計年度末に比べ631百万円増加しました。これは主に支払手形及び買掛金の増加266百万円、賞与引当金の増加114百万円及び返品調整引当金の増加104百万円によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産につきましては、38,154百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,685百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益5,592百万円による利益剰余金の増加及び自己株式の取得による自己株式の増加904百万円によるものであります。
(ⅲ)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業活動、法規制等様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは市場動向に留意しつつ、内部統制管理体制を強化し、優秀な人材の確保及び育成し、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
(ⅳ)経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(ⅰ)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、前記「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
(ⅱ)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、資金需要の主な要因は、研究開発資金、当社及び当社ブランドの認知度並びに価値向上のための資金、国内外の事業加速のための運転資金及び人材投資資金であります。当社グループは、必要な資金を自己資金から賄うことを基本としておりますが、必要に応じて多様な調達手段を検討しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。
なお、会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 追加情報」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 追加情報」に記載しております。
また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
マドンナ氏との契約
当社グループは、マドンナ氏と以下の内容の契約を締結しております。
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1 |
契約会社名 |
BoyToy, Inc. |
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2 |
実質的な相手方名称 |
マドンナ・ルイーズ・チッコーネ(アーティスト名:マドンナ) |
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3 |
契約品目 |
MDNA SKIN |
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4 |
契約内容 |
共同商品開発、商品プロモーション及び販売ライセンス |
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5 |
契約締結日 |
2012年2月17日 |
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6 |
契約期間 |
2021年12月31日 |
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7 |
契約更新の定め |
定めなし、協議による |
当社グループは、世界中の人々の人生をより美しく、より健康的に輝かせるためにHEALTH、BEAUTY、HYGIENEの領域においてブランド、商品、サービスの開発に取り組み、新規事業の立ち上げ、積極的な新商品開発、マーケティング、当社技術の研究発表、市場開拓、海外展開及び事業提携を進めてまいりました。
また、日本列島は宝島であるとの認識のもと、日本の優れた伝統文化及び優れた技術をブランド及び商品の開発に取り入れております。テクノロジーについては、「自社開発と産官学の技術を融合する」という視点で、多数の開発者及び研究者を内部に抱え自社開発を行いながら、インキュベーションに特化した専門部門を立ち上げ、世の中の知恵、技術及び経験を結集するために国内外の大学、企業、行政機関及び研究機関と連携するとともに、人間工学研究所を設立し、当該機関等で培われた技術等を当社グループのブランド及び商品の開発に取り入れております。
当社グループは、HEALTH、BEAUTY、HYGIENEの領域において、AI・IoTという最先端のテクノロジーを自社製品の開発に取り入れてまいります。特にAIを活用したブランド開発をさらに進化・発展させていくためにAIの研究機関である「MTG AI研究所」を、理化学研究所革新知能統合研究センターのセンター長であり、東京大学大学院(新領域創成科学研究科複雑理工学専攻)教授の杉山将氏を技術顧問に迎えて設立し、当社グループのブランド及び商品の開発を行ってまいります。当社が独自で取得したビッグデータ(デバイス使用履歴や生体データ)をAIに学習させ、商品開発やマーケティング等の様々な取り組みへの活用を研究しております。
当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、
なお、当社グループは販売チャネルを基礎としたセグメントから構成されており、全セグメントで共通して研究開発活動を行っているため、セグメントごとの金額は記載しておりません。