第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 なお、当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染拡大の影響は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」に記載の通りですが、今後の経過によっては当社の財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前連結会計年度末及び前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)経営成績の状況

①全般的概況

 当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンド需要が依然として停滞していることから、マルチリンガルCRM事業における多言語分野に係る業務の受注は回復に至っておりませんが、ワクチン接種受付業務や国内サービスにおけるカスタマーサポート業務の受託が増加傾向にあり、安定した推移を見せております。一方、セールスアウトソーシング事業においては、主力業務である、訪問による東京電力グループへの電力切替勧奨業務について、2021年4月に東京に3回目となる緊急事態宣言が発出されたことによる活動制限などが生じたため、従前の操業度まで回復するに至らない状況が続いております。また、昨期末より開始している新規の営業獲得案件については期間を通じて堅調に推移いたしましたが、電力切替勧奨業務の制限に伴う人員の配置転換などによる工数の増加及び拡大に伴う人員増に係る外注コストの先行発生が原価に影響しております。

 その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は541,503千円、営業利益は13,840千円、経常利益は13,624千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,432千円となりました。

 なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 セグメント別の状況は以下のとおりであります。また、各事業分野のセグメント利益は、全社管理部門費用65,780千円を含まない額であります。

 

 

当第1四半期連結

累計期間(千円)

売上高

541,503

営業利益

13,840

経常利益

13,624

親会社株主に帰属する

四半期純利益

5,432

 

②セグメント別概況

・マルチリンガルCRM事業の概況

 マルチリンガルCRM事業におきましては、日本語を含む12カ国語を活用し、外国人と日本人のコミュニケーション問題を解決する多言語・通訳ソリューションを24時間365日体制で提供しております。

 新型コロナウイルス禍発生前においては、訪日外国人観光客の増加に伴い、今まで日本語のみで顧客対応をしていた企業の多言語化対応によって、当社の多言語化サポートを導入する取引先が拡大を続けてまいりましたが、世界各国による渡航制限のため、訪日外国人観光客は依然として増加の兆しは見えておらず、多言語によるサポートニーズは低迷しております。しかしながら、企業のテレワーク推進による一次受付需要の発生やワクチン接種受付業務、生活様式の変化に伴う通販需要増におけるサポート業務の受託など新たなニーズの発生から、日本語を中心とした案件の引き合いが増加したことで、受注については安定基調にあります。また、2021年4月に大阪に大規模コンタクトセンターを開設し、4月から6月にかけて既に100人以上のスタッフが入職していることから、採用コスト及び人件費、外注費等の費用が先行して発生しております。

 以上の結果、マルチリンガルCRM事業全体では、売上高は333,007千円、セグメント利益は42,295千円となりました。

 

 

当第1四半期連結

累計期間(千円)

売上高

333,007

セグメント利益

42,295

 

 

・セールスアウトソーシング事業の概況

 セールスアウトソーシング事業では、主に当社がクライアント企業に代わって見込みユーザーに対してインサイドセールス等を行っております。当第1四半期連結累計期間については、主力業務であります訪問による東京電力グループへの電力切替勧奨業務が、2021年4月に東京へ3回目となる緊急事態宣言が発出されたことによって活動が制限され、従前の操業度まで回復するに至らない状況となりました。これに伴い、余剰スタッフを別の営業案件にシフトすることで売上の確保に努めてまいりましたが、管理工数の増加及び大阪コンタクトセンターでの営業案件開始に伴う人員増に係る外注費用の先行発生などから、事業全体を通じてコスト増となりました。

 以上の結果、セールスアウトソーシング事業全体では、売上高は208,496千円、セグメント利益は37,325千円となりました。

 

 

当第1四半期連結

累計期間(千円)

売上高

208,496

セグメント利益

37,325

 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,982,577千円となりました。

 流動資産は1,754,936千円、固定資産は227,640千円となりました。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は341,969千円となりました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,640,608千円となりました。

 なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

 経営成績に重要な影響を与える要因として、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。