当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、アメリカと中国との貿易摩擦による先行き不透明感が依然続く中、国内では設備投資は堅調に推移したものの消費税増税による個人消費の動向が懸念されております。
後発医薬品業界におきましては、2025年には5人に1人が75歳以上になるという「2025年問題」を控え、「経済財政運営と改革の基本方針2019~『令和』新時代:『Society5.0』への挑戦~」(骨太方針2019)でも「後発医薬品の使用促進について、安定供給や品質の更なる信頼性確保を図りつつ、2020年9月までの後発医薬品使用割合80%の実現に向け、インセンティブ強化も含めて引き続き取り組む。」と明記されており、ジェネリック医薬品は今後も数量シェアの拡大が続くものと見込まれます。その一方で、2年に1回としてきた薬価改定を2021年度から毎年実施する方針が了承され、価格の引き下げ圧力が増すなど厳しさも見えてきております。
このような事業環境の中で、当社グループは高品質で安価な輸入原薬を提供することに主眼をおいて、医薬品原料である原薬の輸入販売を行うとともに、注射剤を中心とした医薬品製剤の開発・製造・販売を行い、原薬の調達から製剤までの一貫した製造が可能な体制のもと、国内外の医薬品メーカーと幅広く取引を実施しております。また、自社開発品の製造・販売並びに国内大手メーカー等からの製造受託を通じて、ジェネリック医薬品を中心に医薬品業界における多様なニーズに対応できる事業展開を行っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高7,361百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益907百万円(前年同期比152.9%増)、経常利益911百万円(前年同期比140.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益618百万円(前年同期比323.1%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
原薬販売事業
原薬販売事業におきましては、第1四半期に引き続き、抗生物質製剤、催眠鎮静剤、アルキル化剤等で販売が増加したものの高脂血症用剤用原薬等が在庫調整による需要減や競合他社の参入により販売が減少したことで、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,278百万円(前年同期比3.1%増)となりました。一方でセグメント利益は売上構成の変化により887百万円(前年同期比34.3%増)となりました。なお、売上高には、セグメント間の内部売上高418百万円(前年同期比4.9%増)を含んでおります。
医薬品製造販売事業
医薬品製造販売事業におきましては、一部製品の受託製造が開始し販売に寄与したため売上高は2,501百万円(前年同期比24.0%増)、セグメント利益は63百万円(前年同期は251百万円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
総資産は21,449百万円となり、前連結会計年度末に比べ639百万円減少いたしました。これは主に、商品及び製品が431百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金の減少821百万円、原材料及び貯蔵品の減少155百万円、および減価償却実施による建物及び構築物(純額)の減少98百万円等があったことによるものであります。
負債は7,645百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,034百万円減少いたしました。これは主に、電子記録債務の増加195百万円があった一方で、支払手形及び買掛金の減少493百万円、長期借入金の減少160百万円、および設備関係未払金を含む流動負債のその他の減少610百万円があったことによるものであります。
純資産は13,804百万円となり、前連結会計年度末と比べ395百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益618百万円の計上による増加があった一方、配当金支払による減少237百万円によるものであります。
これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末より3.7ポイント増加し、64.4%となっております。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ339百万円増加し、4,594百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は1,172百万円となりました。これは主に、たな卸資産の増加額408百万円、仕入債務の減少額298百万円、および法人税等の支払額326百万円があった一方で、税金等調整前四半期純利益947百万円、減価償却費258百万円、売上債権の減少額775百万円、および法人税等の還付額263百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は473百万円となりました。これは主に、固定資産取得による支出455百万円、定期
預金の預入による支出72百万円があった一方で、定期預金の払戻による収入57百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は364百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出118百万円、配当金の支払額237百万円等があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、106,303千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。