第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績への影響については、今後も引き続き注視してまいります。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
 

(1) 経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が長期化し、依然として厳しい状況が続いております。未だその収束時期が見通せない状況のなか、足元での経済の下振れリスクを抱え、先行き不透明な状況で推移しました。

当社グループ事業に関係の深い住宅業界におきましては、国土交通省発表による新設住宅着工戸数は2020年4月~2021年3月累計で前年同期比91.9%と減少し、戸建については前年同期比で91.4%と減少し、分譲マンションも前年同期比で96.9%と減少しており住宅市場は弱含みで推移しました。商業施設などの建設業界においても、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により商業施設及びオフィスの内装工事において需要が著しく減少しております。

このような状況のもとで、当社グループは、「世界に誇れる独創的建物サービスで社会と感動を分かち合う」という当社グループ理念に基づき、持続的な事業の成長とさらなる企業価値の向上に向け活動を強化しております。また、当社グループビジョン「全ての建物にキャンディル」の実現に向けて、2016年に閣議決定された「住生活基本計画」に沿ったサービスの拡充と「お客様のニーズにあった新商品開発に取り組み、住宅関連サービス及び商業施設関連サービスの拡充等、売上拡大に努めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,926,894千円(前年同期比89.6%)、営業利益は168,593千円(前年同期比52.0%)、経常利益は161,216千円(前年同期比55.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は61,772千円(前年同期比41.7%)となりました。なお、当社では組織再編及びM&Aの実施に伴い発生したのれん償却費を販売費及び一般管理費に96,111千円計上しており、これを加えたのれん償却前経常利益は257,328千円(前年同期比66.5%)、のれん償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は157,884千円(前年同期比64.6%)となります。

 

当社グループは、建築サービス関連事業の単一セグメントとしておりますが、サービス分野別の状況は以下のとおりです。

 

① リペアサービス

当第2四半期連結累計期間におけるリペアサービスの連結売上高は2,169,664千円(前年同期比82.9%)となりました。

株式会社バーンリペアは主に戸建てを中心としたリペアサービスを提供しておりますが、同社のリペアサービスは戸建新設着工戸数が前年同期比減少した結果、売上高は1,662,488千円(前年同期比83.7%)となりました。株式会社キャンディルテクトは主に集合住宅を中心としたリペアサービスを提供しておりますが、分譲マンションの竣工数が前年同期比で減少した結果、同社のリペアサービスの売上高は507,176千円(前年同期比80.3%)となりました。

② 住環境向け建築サービス

当第2四半期連結累計期間における住環境向け建築サービスの連結売上高は1,615,575千円(前年同期比99.5%)となりました。

株式会社バーンリペアは主に戸建てを中心とした定期点検や内装系建材のリコール対応を提供しており、同社の住環境向け建築サービスの売上高は1,272,828千円(前年同期比109.9%)となりました。株式会社キャンディルテクトは主に集合住宅を中心とした検査サービスを提供しており、同社の住環境向け建築サービスの売上高は342,748千円(前年同期比73.5%)となりました。

③ 商環境向け建築サービス

当第2四半期連結累計期間における商環境向け建築サービスの連結売上高は1,673,512千円(前年同期比85.6%)となりました。

株式会社キャンディルテクトは主に商業施設の内装施工サービス、組立サービス、揚重サービスを提供しており、特にホテルや商業施設の内装施工サービス及び組立サービスの受注が減少しました。

 

④ 商材販売

当第2四半期連結累計期間における商材販売の売上高は352,092千円(前年同期比83.6%)であります。

株式会社キャンディルデザインは、補修材料を中心とした販売サービスの提供を行っております。

⑤ 抗ウイルス抗菌サービス

当第2四半期連結累計期間における抗ウイルス抗菌サービスの売上高は116,049千円(前年同期比―)となりました。

抗ウイルス抗菌サービスは主に、抗ウイルス抗菌コーティング作業「レコナエアリフレッシュ」、抗ウイルス抗菌材「CAシリーズ」、ハイブリッド空気清浄機「Kirala Air」を提供しています。

 

 (2) 財政状態に関する説明

(総資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は8,074,248千円となり、前連結会計年度末に比べ328,341千円の減少となりました。

流動資産は5,025,199千円となり、前連結会計年度末に比べ283,965千円の減少となりました。これは、主に現金及び預金が437,570千円減少したこと、受取手形及び売掛金が144,960千円増加したこと、商品及び製品が15,025千円増加したことなどによります。

固定資産は3,049,049千円となり、前連結会計年度末に比べ44,375千円の減少となりました。これは、主にのれんが96,111千円減少したこと、ソフトウェアが52,257千円増加したこと、繰延税金資産が5,372千円増加したことなどによります。 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は4,646,583千円となり、前連結会計年度末に比べ359,753千円の減少となりました。

流動負債は2,404,895千円となり、前連結会計年度末に比べ10,411千円の増加となりました。これは、主に短期借入金が100,000千円増加したこと、買掛金が82,165千円増加したこと、賞与引当金が12,109千円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が75,000千円減少したこと、未払法人税等が25,462千円減少したことなどによります。

固定負債は2,241,688千円となり、前連結会計年度末に比べ370,164千円の減少となりました。これは、主に長期借入金が374,998千円減少したことなどによります。

 (純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は3,427,664千円となり、前連結会計年度末に比べ31,412千円の増加となりました。これは、主に利益剰余金が29,612千円増加したこと、資本金が900千円増加したこと、資本剰余金が900千円増加したことなどによります。

 (自己資本比率)

当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は42.5%(前連結会計年度末比2.1ポイント上昇)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は3,017,865千円と、前連結会計年度末に比べ437,570千円の減少となりました。

各活動によるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、22,340千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益161,216千円を計上したこと、売上債権が144,960千円増加したこと、法人税等の支払額104,585千円、仕入債務が82,165千円増加したこと、未払消費税等が92,741千円減少したこと、のれん償却額96,111千円などによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、79,125千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,478千円、無形固定資産の取得による支出74,182千円などによるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、380,785千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出449,998千円、短期借入金の純増額が100,000千円、配当金の支払による支出32,160千円などによるものであります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。