当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは「世界に氾濫する情報から”知”を創造していく」ことをミッションとし、他に類のない自然言語処理・類似性評価・2次元可視化・指標化等の技術により、さまざまな文書情報を用いた各種の解析サービスを提供しております。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、内需及びインバウンド需要の回復など、社会活動の正常化の動きがみられました。一方で、国際情勢不安、円安の進行、物価上昇など、景気動向についてもいまだ予断を許さない状況が続いております。
このような環境の下、当社グループは、引き続き国内及び海外におけるコンサルティングサービス及びASPサービスのさらなる販売拡大に取り組んだ結果、米国のコンサルティングサービスを中心に堅調に推移いたしました。また、営業活動及び開発等で必要な人材の採用を行いまして、採用は1名となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は137,427千円(前年同期比6.5%増)、営業損失は56,358千円(前年同期は営業損失23,732千円)、経常損失は54,862千円(前年同期は経常損失24,226千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は55,052千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失24,411千円)となりました。
なお、当社グループはアルゴリズム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
主なサービス別の状況は以下のとおりであります。
(a)コンサルティングサービス
当第1四半期連結累計期間におけるコンサルティングサービスの売上高は、58,858千円(前年同期比38.1%増)でありました。
(b)ASPサービス
当第1四半期連結累計期間におけるASPサービスの売上高は、77,875千円(前年同期比8.3%減)でありました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は799,197千円となり、前連結会計年度末に比べ73,584千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が82,697千円減少し、売掛金が3,450千円、仕掛品が922千円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は65,254千円となり、前連結会計年度末に比べ3,111千円減少いたしました。これは主に敷金保証金が2,181千円減少、減価償却等によって有形固定資産が減少したことによるものであります。
この結果、総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ76,696千円減少し、864,452千円となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は133,855千円となり、前連結会計年度末に比べ26,924千円減少いたしました。これは主に前受金が14,050千円、その他流動負債が13,192千円減少したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は336千円となり、前連結会計年度末に比べ19千円減少いたしました。これはその他固定負債が16千円増加し、リース債務が36千円減少したことによるものであります。
この結果、負債の残高は、前連結会計年度末に比べ26,944千円減少し、134,192千円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は730,260千円となり、前連結会計年度末に比べ49,752千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を55,052千円計上し、為替換算調整勘定が5,299千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、6,729千円であります。これは主に、当社グループが顧客に提供しているASPサービスの機能を改良すべく、研究開発に要した費用です。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。