当第2四半期連結累計期間および当四半期報告書提出日において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクにつき、以下の追加すべき事項が生じております。
感染症の世界的流行が起こり、感染拡大を防ぐための施策が実行された結果として経済活動が停滞すると、解体工事に着工の延期や完工の遅れが生じ、当社グループの解体事業セグメントの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、再生資源の取扱量が減少すると、環境事業セグメントの業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに鉄スクラップ価格等の資源価格が急落した場合、一時的に適正な利幅がとれないこととなり金属セグメントの業績に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、社会経済活動の自粛により消費が大幅に減少し、一層厳しい状況となりました。経済活動の自粛要請は緩和されましたが、先行きの不安感は依然残っており、手元資金を確保するため、設備投資を延期する動きが見られました。また、米中貿易摩擦の長期化に加え、急速な需要の低下に伴い生産活動が低迷する中、鉄スクラップ等の資源価格が急落するなどしました。
このような経済情勢の下、当社グループは、商談を自粛する状況となりましたが、解体事業を核とした工事現場から発生するスクラップの買取り、産業廃棄物収集運搬及び中間処理までを一貫して完結する「ワンストップ・サービス」を強みとした営業展開を継続させるとともに、業務の効率化を中心とした費用削減の取り組みを進めてまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,531,405千円(前年同期比21.0%減)、営業利益は191,011千円(同19.8%減)、経常利益は257,462千円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は171,013千円(同0.4%増)となりました。
各セグメント別の状況は下記のとおりです。
<解体事業>
解体工事の需要は堅調に推移し、製鉄所関連等の大型案件3件を含め完工件数は107件となりました。
これらの結果、売上高は671,557千円(前年同期比17.8%減)、大型案件が重なったことにより営業利益は207,243千円(同105.9%増)となりました。受注残高につきましては、一部工事のキャンセルもありましたが、1,118,365千円と順調に推移しております。
<環境事業>
産業廃棄物処理受託及び再生資源販売の取扱高は顧客のニーズにあったサービスを提供するなど販路拡大を展開したことにより廃棄物処理受託数量11,963トン、再生資源販売数量6,326トンと堅調に推移しましたが、再生資源販売価格は資源相場下落の影響を受けました。
これらの結果、売上高は696,596千円(前年同期比12.7%減)、営業利益は3,117千円(同96.3%減)となりました。
<金属事業>
スクラップの取扱高は30,326トンと堅調に推移しました。一方で、当第2四半期連結累計期間は鉄および銅、アルミなど非鉄スクラップ価格が海外市況下落の影響を受け、国内価格も大きく下落いたしました。
これらの結果、売上高は1,163,251千円(前年同期比26.7%減)、営業損失は19,350千円(前年同四半期は営業利益53,580千円)となりました。
財政状態は下記のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は4,698,300千円となり、前連結会計年度末に比べて98,688千円増加しました。流動資産は、未成工事支出金の増加等により、前連結会計年度末に比べて133,349千円増加の2,250,365千円となりました。固定資産は、投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べて34,661千円減少の2,447,935千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債は1,819,124千円となり、前連結会計年度末に比べて73,940千円増加しました。流動負債は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べて156,050千円増加の1,190,233千円となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べて82,109千円減少の628,891千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて24,747千円増加し、2,879,176千円となりました。
なお、新型コロナウィルスの感染拡大が当社グループに与える影響の長期化に備え、機動的かつ安定的な資金を調達するとともに、財務基盤をより一層安定させることを目的として、取引金融機関と総額5億円のコミットメントライン契約を締結いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ64,251千円増加し、1,241,460千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は55,670千円となりました。
これは、資金の増加として、税金等調整前四半期純利益263,412千円、減価償却費92,022千円、売上債権の減少額127,912千円等があった一方、資金の減少として、たな卸資産の増加額211,207千円、法人税等の支払額84,782千円、役員退職慰労金の支払額200,000千円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は47,984千円となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出162,318千円、保険積立金の解約による収入129,401千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は56,565千円となりました。
これは、短期借入金の純増加額200,000千円、長期借入金の返済による支出84,138千円、配当金の支払額51,222千円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの四半期連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
繰延税金資産については、将来の回収可能性を慎重に検討して計上しております。また、固定資産については、資産グループの営業活動から生ずる損益等を勘案して減損の兆候を慎重に検討しています。詳細は、「第4[経理の状況]1[四半期連結財務諸表等](1)[四半期連結財務諸表等][注記事項](追加情報)」に記載しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、または、締結等はありません。