当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があり、今後の状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大と縮小を繰り返しつつも、行動制限が緩和され、社会経済活動の正常化が進むなかで、緩やかな持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシアや中国等の動向に起因する資源価格の変動や円安の急激な進行を背景とする物価上昇が企業の設備投資を抑える要因となっているとみられ、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済情勢の下、当社グループは、解体・環境・金属の各事業が総合的にニーズを探り出し、解体工事 や設備撤去、スクラップの買取り、産業廃棄物収集運搬・中間処理を経て素材メーカー等に再生資源を提供する 「ワンストップ・サービス」をさらに推進させております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,107,250千円(前年同期比0.4%増)、営業利益は302,326千円(同52.5%減)、経常利益は334,816千円(同49.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222,936千円(同47.0%減)となりました。
各セグメント別の状況は下記のとおりです。
<解体事業>
解体工事については、完工件数は155件とやや増加しましたが、そのうち大型案件は8件となり前年同期を下回りました。前年同期には高利益率の大型案件が相次いで完成基準にて認識されましたが、当期は新しい地域・業種の解体案件に参入するために利幅を抑えた受注を行ったことと、進行中の案件が低水準となったことで管理コスト割合が増加した時期があったことが相まって、減益となりました。
これらの結果、売上高は968,959千円(前年同期比31.5%減)、営業利益は4,520千円(同98.5%減)となりました。また、受注残高については、新しい地域・業種の解体案件への参入を達成したこともあり、従来開示しておりました完成基準にて集計した場合、761,613千円となりました。
<環境事業>
廃棄物処理受託の取扱量は16,622トンと軟調に推移しました。また、再生資源販売の取扱量は10,774トンとやや減少しました。世界的な半導体不足及び国際紛争を背景とする経済の停滞を受け、企業の生産活動由来の廃棄物の発生が減少したことにより廃棄物の取扱量が減少しました。相場が伸長したことで再生資源販売は増収となりましたが、廃棄物処理受託は取扱量の減少のほか新収益認識基準の適用による影響もあり減収となりました。
これらの結果、売上高は1,297,791千円(前年同期比3.6%減)、営業利益は107,775千円(同35.0%減)となりました。
<金属事業>
スクラップの取扱高は44,818トンとやや軟調に推移しました。鉄スクラップ等の相場については、2022年5月以降下落基調となりましたが、それまでの上昇基調によって平均単価で前年同期を上回りました。一方、同年5月以降の相場の下落が利益の圧迫要因となりましたが、スクラップの処理工程の改善が寄与し、増益となりました。
これらの結果、売上高は3,840,499千円(前年同期比15.6%増)、営業利益は190,030千円(同8.4%増)となりました。
財政状態は下記のとおりです。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は5,390,211千円となり、前連結会計年度末に比べて371,529千円減少しました。流動資産は、現金及び預金の減少等により、前連結会計年度末に比べて275,595千円減少の2,893,872千円となりました。固定資産は、機械装置及び運搬具の減少等により、前連結会計年度末に比べて95,933千円減少の2,496,338千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,670,369千円となり、前連結会計年度末に比べて472,879千円減少しました。流動負債は、未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べて418,470千円減少の1,186,587千円となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べて54,408千円減少の483,781千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて101,349千円増加し、3,719,841千円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、または、締結等はありません。