当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益、設備投資、生産、個人消費等の各面で経済活動がコロナ前の状態に向けた緩やかな持ち直しが見られる一方、ポストコロナの新しい産業構造にシフトする動きも一部見て取れる状況にあります。また、世界的な金融引き締めにともなう円安、高水準で推移する資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いています。当第2四半期連結累計期間における鉄スクラップ等の資源価格は前年同期に比べ概ね横這いで推移し、期間内の平均価格は前年同期を下回りました。
このような経済情勢の下、当社グループは、解体・環境・金属の各事業が総合的にニーズを探り出し、解体工事や設備撤去、スクラップの買取り、産業廃棄物収集運搬・中間処理を経て素材メーカー等に再生資源を提供する「ワンストップ・サービス」をさらに推進させております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,783,130千円(前年同期比11.0%減)、営業利益は226,469千円(同1.7%増)、経常利益は233,994千円(同7.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は152,736千円(同9.7%減)となりました。
各セグメント別の状況は下記のとおりです。
<解体事業>
解体工事については、完工件数は103件と前年同期を上回りました。大型案件の完工数は減少しましたが、進行中の大型案件が寄与し、増収増益となりました。
これらの結果、売上高は808,455千円(前年同期比37.2%増)、営業利益は58,166千円(前年同期は営業損失28,354千円)となりました。受注残高については、工事の進行度に応じてすでに売上計上された部分を除き958,569千円となりました。
<環境事業>
産業廃棄物処理受託の取扱量は12,016トン、再生資源販売の取扱量は7,547トンと堅調に推移しました。当第2四半期連結累計期間においては資源価格が前年同期を下回ったものの、高付加価値案件があったことも寄与し、伸長しました。
これらの結果、売上高は866,448千円(前年同期比3.0%増)、営業利益は105,797千円(同10.1%増)となりました。
<金属事業>
解体由来の鉄スクラップの取扱が減少したことなどから、スクラップの取扱量は27,367トンと軟調に推移しました。鉄スクラップ等の相場については、平均単価で前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は2,108,227千円(前年同期比25.3%減)、営業利益は62,505千円(同59.7%減)となりました。
財政状態は下記のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は5,481,344千円となり、前連結会計年度末に比べて159,128千円増加しました。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて128,820千円増加の3,038,898千円となりました。固定資産は、建物及び構築物の増加等により、前連結会計年度末に比べて30,308千円増加の2,442,445千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債は1,671,264千円となり、前連結会計年度末に比べて155,965千円増加しました。流動負債は、工事未払金の増加等により、前連結会計年度末に比べて168,108千円増加の1,247,473千円となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べて12,143千円減少の423,790千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、自己株式の取得及び投資有価証券評価差額金が減少した一方、利益剰余金の増加があったことにより、前連結会計年度末に比べて3,163千円増加し、3,810,079千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9,766千円減少し、1,759,249千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は291,050千円(前期は216,246千円の増加)となりました。
これは、資金の増加として、税金等調整前四半期純利益232,213千円、減価償却費105,149千円、仕入債務の増加174,933千円、賞与引当金の増加63,060千円等があった一方、資金の減少として、売上債権及び契約資産の増加143,799千円、棚卸資産の増加36,841千円、法人税等の支払額50,348千円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は135,428千円(前期は145,556千円の支出)となりました。
これは、定期預金の払戻による収入22,472千円等があった一方、有形固定資産の取得による支出160,231千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は165,388千円(前期は211,430千円の支出)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出37,594千円、自己株式の取得による支出49,953千円、配当金の支払75,327千円等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、または、締結等はありません。