第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

(3)当社は2018年10月1日設立のため、前連結会計年度及び前事業年度にかかる記載はしておりません。

 

(4)当社は、2018年10月1日にITbook株式会社及びサムシングホールディングス株式会社が、共同株式移転の方法により両社を完全子会社とする株式移転設立完全親会社として設立されました。設立に際し、ITbook株式会社を取得企業として企業結合会計を適用しているため、当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)の経営成績は、取得企業であるITbook株式会社の連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)の経営成績を基礎に、サムシングホールディングス株式会社の連結会計期間(自 2018年10月1日 至 2019年3月31日)の経営成績を連結したものとなります。

 なお、当有価証券報告書は、初年度であるため、前連結会計年度との比較はありません。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2018年10月1日から2019年3月31日まで)の財務諸表について、監査法人和宏事務所により監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーへ参加しております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

資産の部

 

流動資産

 

現金及び預金

3,086,823

受取手形及び売掛金

※3 3,895,558

商品及び製品

121,658

未成工事支出金

119,118

仕掛品

※2 26,092

原材料及び貯蔵品

27,332

その他

671,604

貸倒引当金

59,582

流動資産合計

7,888,607

固定資産

 

有形固定資産

 

建物及び構築物

244,312

減価償却累計額

87,263

建物及び構築物(純額)

157,049

機械装置及び運搬具

795,875

減価償却累計額

605,086

機械装置及び運搬具(純額)

190,789

土地

27,695

リース資産

753,461

減価償却累計額

474,757

リース資産(純額)

278,704

建設仮勘定

20,283

その他

768,107

減価償却累計額

487,089

その他(純額)

281,017

有形固定資産合計

955,539

無形固定資産

 

のれん

1,115,051

その他

248,947

無形固定資産合計

1,363,998

投資その他の資産

 

投資有価証券

※1 258,683

繰延税金資産

72,573

その他

512,736

貸倒引当金

10,778

投資その他の資産合計

833,215

固定資産合計

3,152,753

繰延資産

 

社債発行費

1,599

繰延資産合計

1,599

資産合計

11,042,961

 

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

負債の部

 

流動負債

 

支払手形及び買掛金

1,441,684

短期借入金

2,270,321

1年内償還予定の社債

192,800

1年内返済予定の長期借入金

798,399

リース債務

120,964

未払金

662,643

未払法人税等

53,098

賞与引当金

105,914

役員賞与引当金

680

受注損失引当金

3,395

その他

488,387

流動負債合計

6,138,287

固定負債

 

社債

339,000

長期借入金

1,691,531

リース債務

188,538

その他

119,682

固定負債合計

2,338,752

負債合計

8,477,039

純資産の部

 

株主資本

 

資本金

900,000

資本剰余金

2,019,476

利益剰余金

469,230

自己株式

2,976

株主資本合計

2,447,269

その他の包括利益累計額

 

その他有価証券評価差額金

368

為替換算調整勘定

9,093

その他の包括利益累計額合計

8,725

新株予約権

13,035

非支配株主持分

96,890

純資産合計

2,565,921

負債純資産合計

11,042,961

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

(単位:千円)

 

 当連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

売上高

11,272,407

売上原価

※1,※2 8,322,220

売上総利益

2,950,187

販売費及び一般管理費

※3,※4 2,885,071

営業利益

65,116

営業外収益

 

受取利息

256

受取配当金

501

助成金収入

17,611

受取補償金

26,648

受取家賃

7,824

受取保険金

3,635

持分法による投資利益

349

貸倒引当金戻入額

3,410

その他

5,652

営業外収益合計

65,891

営業外費用

 

支払利息

35,924

為替差損

9,055

その他

25,841

営業外費用合計

70,822

経常利益

60,185

特別損失

 

瑕疵補修損失

※5 19,118

特別損失合計

19,118

税金等調整前当期純利益

41,066

法人税、住民税及び事業税

113,471

法人税等調整額

7,639

法人税等合計

121,110

当期純損失(△)

80,044

非支配株主に帰属する当期純利益

7,591

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

87,635

 

【連結包括利益計算書】

 

(単位:千円)

 

 当連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

当期純損失(△)

80,044

その他の包括利益

 

その他有価証券評価差額金

738

為替換算調整勘定

9,939

その他の包括利益合計

9,201

包括利益

70,843

(内訳)

 

親会社株主に係る包括利益

79,280

非支配株主に係る包括利益

8,437

 

③【連結株主資本等変動計算書】

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

その他の包括利益累計額

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

当期首残高

1,048,673

319,557

363,186

15

1,005,028

370

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

株式移転による変動

148,673

1,695,831

 

 

1,547,157

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

87,635

 

87,635

 

 

自己株式の取得

 

 

 

2,961

2,961

 

 

連結範囲の変動

 

4,088

18,408

 

14,320

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

738

9,093

当期変動額合計

148,673

1,699,919

106,044

2,961

1,442,240

738

9,093

当期末残高

900,000

2,019,476

469,230

2,976

2,447,269

368

9,093

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計

 

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

370

6,516

1,011,916

当期変動額

 

 

 

 

株式移転による変動

 

 

 

1,547,157

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

 

87,635

自己株式の取得

 

 

 

2,961

連結範囲の変動

 

 

 

14,320

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

8,355

6,518

96,890

111,763

当期変動額合計

8,355

6,518

96,890

1,554,004

当期末残高

8,725

13,035

96,890

2,565,921

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

(単位:千円)

 

 当連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

税金等調整前当期純利益

41,066

減価償却費

196,522

のれん償却額

87,029

貸倒引当金の増減額(△は減少)

14,018

受取利息及び受取配当金

758

賞与引当金の増減額(△は減少)

28,804

役員賞与引当金の増減額(△は減少)

680

受注損失引当金の増減額(△は減少)

895

支払利息

35,924

持分法による投資損益(△は益)

349

瑕疵補修損失

19,118

売上債権の増減額(△は増加)

113,146

たな卸資産の増減額(△は増加)

115,325

仕入債務の増減額(△は減少)

228,057

その他

261,971

小計

367,681

利息及び配当金の受取額

758

利息の支払額

42,531

瑕疵補修損失の支払額

13,888

法人税等の支払額

121,341

営業活動によるキャッシュ・フロー

190,677

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

定期預金の預入による支出

5,780

有価証券の取得による支出

300

有形固定資産の取得による支出

201,428

無形固定資産の取得による支出

133,177

貸付けによる支出

141,247

貸付金の回収による収入

17,014

関係会社株式の取得による支出

188,354

敷金の差入による支出

1,927

敷金の回収による収入

91

保険積立金の積立による支出

15,176

その他

73,448

投資活動によるキャッシュ・フロー

743,735

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

短期借入れによる収入

625,808

短期借入金の返済による支出

433,770

長期借入れによる収入

1,000,000

長期借入金の返済による支出

526,346

社債の発行による収入

310,000

社債の償還による支出

154,800

非支配株主への払戻による支出

466,230

自己株式の取得による支出

3,010

非支配株主への配当金の支払額

1,500

ファイナンス・リース債務の返済による支出

83,971

その他

7,247

財務活動によるキャッシュ・フロー

258,932

現金及び現金同等物に係る換算差額

11,756

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

305,882

現金及び現金同等物の期首残高

936,999

株式移転に伴う現金及び現金同等物の増加額

2,028,962

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

129,523

現金及び現金同等物の期末残高

※1 2,789,602

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

 当社は、2018年10月1日にITbook株式会社及びサムシングホールディングス株式会社が、共同株式移転の方法により両社を完全子会社とする株式移転設立完全親会社として設立されました。設立に際し、ITbook
株式会社を取得企業として企業結合会計を行っているため、新たにサムシングホールディングディングス株式会社及びその関係会社を連結の範囲に含めております。

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 21

主要な連結子会社の名称

ITbook株式会社

東京アプリケーションシステム株式会社

シーエムジャパン株式会社

フロント・アプリケーションズ株式会社

株式会社システムハウスわが家

株式会社プロネット

NEXT株式会社

データテクノロジー株式会社

TASC株式会社

株式会社アイニード

株式会社コスモエンジニアリング

みらい株式会社

エスアイ技研株式会社

サムシングホールディングス株式会社

株式会社サムシング

株式会社GIR

Something Re.Co.,Ltd

ジオサイン株式会社

SOMETHING HOLDINGS ASIA PTE.LTD.

SOMETHING VIETNAM CO.,LTD.

JAPANEL HOME(CAMBODIA) CO.,LTD.

(2)主要な非連結子会社の名称

沖縄ITbook株式会社

ITグローバル株式会社

藤枝ITbook株式会社

株式会社イスト

M&Aマックス株式会社

ITbook,H.L株式会社

株式会社RINET

望夢英語寺子屋有限会社

連結の範囲から除いた理由

 非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の関連会社の数 1

主要な持分法適用関連会社の名称

株式会社サムシング四国

(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称

沖縄ITbook株式会社

ITグローバル株式会社

藤枝ITbook株式会社

株式会社イスト

M&Aマックス株式会社

ITbook,H.L株式会社

株式会社RINET

望夢英語寺子屋有限会社

株式会社カナック

持分法を適用しない理由

 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。

 

(3)持分法適用手続に関する特記事項

 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、直近の事業年度に係る財務諸表を使用しております。

 

3.連結の範囲の変更に関する注記

 連結の範囲の変更

 当連結会計年度から株式会社コスモエンジニアリング、みらい株式会社、エスアイ技研株式会社の3社を重要性が増加したことにより、連結の範囲に含めております。

 

4.連結子会社の事業年度等に関する事項

 連結子会社のうち、Something Re.Co.,Ltdの決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。

 その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

5.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

関係会社株式

 移動平均法による原価法によっております。

その他有価証券

 時価のあるもの

 連結決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動
平均法により算定)によっております。

 時価のないもの

 移動平均法による原価法によっております。

②たな卸資産

 原材料及び貯蔵品・未成工事支出金

 主として個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。

 商品及び製品・仕掛品

 主として移動平均法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。一部の国内連結子会社は、商品及び仕掛品について個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)、在外連結子会社は、製品及び仕掛品について総平均法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。

 

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

 主として、定率法によっております。

 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した
建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。

 なお、主な資産の耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物

3年~50年

車両運搬具

2年~6年

機械装置

5年~7年

工具、器具及び備品

2年~15年

 

②無形固定資産(リース資産を除く)

 自社利用のソフトウエアについては、社内における見込利用可能期間(主に5年)に基づく定額法によっております。市場販売目的のソフトウエアについては、見込販売可能期間(主に3年)に基づく定額法によっております。

 

③リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法によっております。

 

(3)重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

 従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

③役員賞与引当金

 役員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

④受注損失引当金

 受注契約に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における受注契約に係る損失見込額を計上しております。

 

(4)重要な収益及び費用の計上基準

完成工事高及び完成工事原価の計上基準

当連結会計年度末までの進捗部分について、成果の確実性が認められる工事

工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)

その他の工事

工事完成基準

 

(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。

 

(6)繰延資産の処理方法

 社債発行費については、支出時に全額費用処理をしております。ただし、一部の連結子会社においては、社債の償還期間にわたる均等償却によっております。

 

(7)退職給付に係る会計処理の方法

 一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度を採用しております。一部の連結子会社は、複数事業主制度としての総合設立型の厚生年金基金(全国情報サービス産業厚生年金基金)に加入しております。このうち、複数事業主制度につきましては、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。一部の連結子会社は、退職一時金制度について、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(8)のれんの償却方法及び償却期間

 3年~10年の定額法により償却を行っております。

 

(9)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(10)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

消費税等の会計処理

 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日 企業会計基準委員会)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)

 

1.概要

 国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。

 企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。

 

2.適用予定日

 2022年3月期の期首から適用します。

 

3.当該会計基準等の適用による影響

 「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

投資有価証券(株式)

226,149千円

 

※2 損失が見込まれる受注契約に係るたな卸資産と受注損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しております。
損失の発生が見込まれる契約に係るたな卸資産のうち、受注損失引当金に対応する額は次のとおりであります

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

仕掛品

4,126千円

 

※3 連結会計年度末日満期手形

 連結会計年度末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日満期手形が連結会計年度末残高に含まれております。

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

受取手形

24,325千円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 期末たな卸高は収益性の低下による簿価切下げ後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

当連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

 

414

千円

 

※2 売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額

 

当連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

 

3,395

千円

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

給与手当

1,012,124千円

退職給付費用

7,994

賞与引当金繰入額

49,502

貸倒引当金繰入額

1,927

 

※4 一般管理費に含まれている研究開発費の総額

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

 

2,183千円

 

※5 地盤改良工事の瑕疵に伴う工事費用等であります。

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

当期発生額

△1,127千円

組替調整額

 

税効果調整前

△1,127

税効果額

389

その他有価証券評価差額金

△738

為替換算調整勘定:

 

当期発生額

9,939

組替調整額

税効果調整前

9,939

税効果額

為替換算調整勘定

9,939

その他の包括利益合計

9,201

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

株式数(株)

当連結会計年度

増加株式数(株)

当連結会計年度

減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

16,710,000

19,791,901

16,710,000

19,791,901

合計

16,710,000

19,791,901

16,710,000

19,791,901

自己株式

 

 

 

 

普通株式

38

6,181

87

6,132

合計

38

6,181

87

6,132

(注)1.発行済株式数の増加 19,791,901株は2018年10月1日にITbook株式会社及びサムシングホールディングス株式会社が、共同株式移転の方法により当社を設立したことによるものであります。発行済株式の減少は、完全子会社となったITbook株式会社の発行済株式総数であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加 6,181株は、単元未満株式の買取りによるものです。普通株式の自己
株式の株式数の減少 87株は、2018年9月28日に自己株式を消却したものです。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計

年度末残高

(千円)

当連結会計

年度期首

当連結会計

年度増加

当連結会計

年度減少

当連結会計

年度末

提出会社

(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

13,035

合計

13,035

 

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

 該当事項がありません。

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 該当事項はありません。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

現金及び預金

3,086,823千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△297,220

現金及び現金同等物

2,789,602

 

2 重要な非資金取引の内容

  ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額

 

当連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額

6,681千円

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

ファイナンス・リース取引

  所有権移転外ファイナンス・リース取引

①リース資産の内容

有形固定資産

 主として、地盤調査改良事業における地盤改良機及び地盤調査機(機械装置及び運搬具)並びに事務用機器(工具、器具及び備品)であります。

無形固定資産

 ソフトウエアであります。

②リース資産の減価償却の方法

 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価
償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、資金計画に基づき必要な資金を調達しております。一時的な余裕資金については短期的な資金で運用し、資金調達については主に銀行借入や社債発行によっております。

 

(2)金融商品の内容及び当該金融商品に係るリスク

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。

 投資有価証券は主に業務上の関係を有する企業の株式であり、発行体の信用リスクに晒されております。

 営業債務である買掛金及び未払金は、その殆どが3ヶ月以内の支払期日であります。

 短期借入金は主に短期的な運転資金に、長期借入金及び社債は主に長期的な運転資金及び事業拡大に係る
資金であります。また、一部の長期借入金につきましては、変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されております。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社グループは、与信管理規程に従い、営業債権について、取引先ごとに期日管理及び残高管理を行うことで、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

 また、投資有価証券については、定期的に発行体の財務状況等を把握し、また発行体との関係を勘案して
保有状況を継続的に見直しております。

②市場リスクの管理

 当社グループは、借入金については、支払利息の変動リスクを抑制するため、原則として、固定金利を利用することとしております。変動金利を利用する場合には、市場金利の動向を適時把握することにより、その
抑制に努めております。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)

 当社グループは、各部署からの報告に基づき、当社管理本部及び各社財務主管部門が適時に資金計画を
作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価には、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の
算定においては、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 2019年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。

(単位:千円)

 

 

連結貸借対照表計上額

時価

差額

(1)現金及び預金

3,086,823

3,086,823

(2)受取手形及び売掛金

3,895,558

 

 

貸倒引当金(※1)

△55,964

 

 

 

3,839,594

3,839,594

(3)投資有価証券

 

 

 

その他の有価証券

5,991

5,991

資産計

6,932,409

6,932,409

(1)買掛金

1,441,684

1,441,684

(2)短期借入金

2,270,321

2,270,321

(3)未払金

662,643

662,643

(4)未払法人税等

53,098

53,098

(5)長期借入金(※2)

2,489,930

2,454,683

△35,246

(6)社債(※3)

531,800

530,364

△1,435

(7)リース債務

309,502

303,012

△6,490

負債計

7,758,981

7,715,808

△43,172

※1 受取手形及び売掛金に計上している貸倒引当金を控除しております。

※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。

※3 1年内償還予定の社債を含めております。

 

(注)1.金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項

資 産

(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金

 これらは短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(3)投資有価証券

 時価については取引所の価格によっております。

負 債

(1)買掛金、(2)短期借入金、(3)未払金、(4)未払法人税等

 これらは短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(5)長期借入金、(6)社債、(7)リース債務

 元利金の合計額を、同様の資金調達を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

(単位:千円)

 

区分

当連結会計年度

(2019年3月31日)

関係会社株式

226,149

非上場株式

26,542

 これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。

 

3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

当連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:千円)

 

1年以内

現金及び預金

3,086,823

受取手形及び売掛金

3,895,558

合計

6,982,382

 

4.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

当連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

2,270,321

社債

192,800

169,000

91,000

56,000

23,000

長期借入金

798,399

635,833

488,964

387,725

161,078

17,931

リース債務

120,964

140,688

26,837

16,837

4,174

合計

3,382,484

945,521

606,801

460,562

188,252

17,931

 

(有価証券関係)

その他有価証券

当連結会計年度(2019年3月31日)

区分

連結貸借対照表計上額

(千円)

取得原価

(千円)

差額

(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

5,991

5,310

680

合計

5,991

5,310

680

(注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額26,542千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」に含めておりません。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社は、退職給付制度を採用しておりません。

 一部の連結子会社は、確定拠出年金制度及び、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度を採用しております。また、一部の連結子会社は、これに加えて、複数事業主制度の全国情報サービス産業企業年金基金に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。なお、同企業年金基金は、厚生年金基金の代行部分について、2015年4月1日付で厚生労働大臣より将来分支給義務免除の認可を受けております。

 

2.複数事業主制度

 確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、当連結会計年度2,659千円であります。

 

(1)複数事業主制度の直近の積立状況

 

当連結会計年度

2018年3月31日現在

年金資産の額

248,188,774千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額

203,695,726

差引額

44,493,048

 

(2)複数事業主制度の掛金に占める連結子会社の割合

当連結会計年度 0.04 %(2018年3月31日現在)

 

(3)補足説明

 上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の未償却過去勤務債務残高(当連結会計年度 68,891
千円)及び繰越剰余金(当連結会計年度44,561,939千円)であります。
 なお、上記(2)の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しておりません。

 

3.確定拠出制度

 当社グループの連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、当連結会計年度 21,683千円であります。

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

 

当連結会計年度

販売費及び一般管理費

6,518千円

 

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1)ストック・オプションの内容

 

第1回新株予約権

 付与対象者の区分及び人数

 当社取締役   1名

 当社従業員  42名

 株式の種類別のストック・オプションの数(注)1

 普通株式  68,800株

 付与日

2017年8月17日

 権利確定条件

(注)2

 対象勤務期間

 条件の定めはありません。

 権利行使期間

 自2019年7月20日  至2020年7月19日

 (注)1.株式数に換算して記載しております。

2.新株予約権の割り当てを受けた者(以下、「新株予約権者」という。)は、2019年7月20日から2020年7月19日の期間内において、新株予約権を行使する日の属する事業年度の前事業年度の単独決算の損益計算書において税引前当期純利益を計上した場合に限り、新株予約権を行使することができるものとする。ただし、当社が会計基準を変更した場合(国際財務報告基準の適用を含む)には、新株予約権の募集事項を決定する取締役会において、本文と同等の条件を定めるものとする。

 新株予約権者は、権利行使時において当社、ITbook株式会社又はサムシングホールディングス株式会社の取締役、執行役員又は従業員のいずれかの地位を有していることを要する。ただし、取締役会が正当な理由があると認めた場合はこの限りではない。

 

(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況

 当連結会計年度(2019年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

①ストック・オプションの数

 

第1回新株予約権

 権利確定前            (株)

 

   前連結会計年度末

89,200

   付与

   失効

20,400

   権利確定

   未確定残

68,800

 権利確定後            (株)

 

   前連結会計年度末

   権利確定

   権利行使

   失効

   未行使残

 

②単価情報

 

第1回新株予約権

 権利行使価格            (円)

525

 行使時平均株価          (円)

 付与日における公正な評価単価

                         (円)

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

繰延税金資産

 

税務上の繰越欠損金

266,379千円

未払事業税

7,476

賞与引当金

35,271

貸倒引当金

17,416

投資有価証券評価損

18,248

たな卸資産評価損

19,334

長期未払金

10,040

その他

149,678

繰延税金資産小計

523,845

税法上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△230,082

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△217,202

評価性引当額小計

△447,284

繰延資産合計

76,561

繰延税金負債

 

その他有価証券評価差額金

249

その他

3,738

繰延税金負債合計

3,987

繰延税金資産合計

72,573

(注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

当連結会計年度(2019年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超

2年以内(千円)

2年超

3年以内(千円)

3年超

4年以内(千円)

4年超

5年以内(千円)

4年超

5年以内(千円)

6年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の

繰越欠損金(※1)

118,965

1,849

9,459

7,021

5,288

12,003

111,790

266,379

評価性引当金

82,669

1,849

9,459

7,021

5,288

12,003

111,790

230,082

繰延税金資産

36,296

(※2)

36,296

(※1) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(※2)税務上の繰越欠損金266,379千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産36,296千円を計上しております。

当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、来期の課税所得の見込みにより、回収可能と判断して評価性引当額を認識しておりません。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

当連結会計年度

(2019年3月31日)

法定実効税率

30.6

(調整)

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

33.7

住民税均等割額

25.1

のれん償却額

64.9

評価性引当額の増減

143.7

その他

△3.1

税効果会計適用後の法人税等の負担率

294.9

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合

1. 企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称  サムシングホールディングス株式会社

事業の内容     地盤調査改良事業 保証検査事業 ICT事業 海外事業

(2) 企業結合を行った主な理由

 ITbook株式会社(以下、「ITbook」といいます。)は、サムシングホールディングス株式会社(以下、「サムシング」といいます。)が行っている土壌調査・地盤改良業務などの事業に、あらゆるモノをネットにつなぐIoT技術の実証的応用により、IoTコンサルティング業務の質の向上、付加価値の高いサービス提供等ができます。

 また、ITbookは、サムシングの防災対策技術等を利活用し、国や地方自治体における多種多様な課題解決に向けたより効率的・効果的な対応が可能となります。

 地震・豪雨災害の多い日本において、サムシングが主業とする地盤工事、診断、法面防災技術、涵養促進技術は近年その重要性を増してきており、ITbookの主要取引先である官公庁・地方自治体に、これらサムシングの技術を利活用でき、より質が高いサービスが提供できるようになります。

 一方、サムシングは、ITbookのIoT、AI、ビッグデータ等の知見、ノウハウ、先進技術を取り入れることにより、業務のさらなる効率化と顧客に対しより満足度の高いサービスの提供が可能となります。具体的には、サムシングが主要業務とする地盤工事は、土木・建築業界の中で建設機械の利用頻度が高く、ITbookグループの提供する建設関連機械や、IoT技術を採用することにより、それら機械の自動化・故障の事前アラート化等を通し、機械・作業員の最適配置及び効率化ができます。さらに、それら技術の土木建築業界全体への発信を目指します。

 これらのシナジー効果により、両社の更なる成長、発展及び企業価値の向上を見込み経営統合をいたしました。

(3) 企業結合日

2018年10月1日

(4) 企業結合の法的形式

株式移転による共同持株会社設立

(5) 結合後企業の名称

ITbookホールディングス株式会社

(6) 取得した議決権比率

100%

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

 企業結合に関する会計上の取得決定要素及び各種要因を総合的に勘案した結果、ITbook株式会社を取得会社といたしました。

 

2. 当連結累計期間に係る連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2018年10月1日から2019年3月31日まで

 

3. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価      企業結合日に交付した当社の普通株式の時価      1,547,157千

取得原価                                 1,547,157千

 

4. 株式の種類別の移転比率及びその算定方法並びに交付した株式数

(1) 株式の種類別の移転比率

 ITbookの普通株式1株に対して当社の普通株式1株を、またサムシングの普通株式1株に対して当社の普通株式0.95株をそれぞれ割当て交付いたしました。

(2) 株式移転比率の算定方法

 ITbookは株式会社AGSコンサルティングを第三者算定機関として選定し、サムシングは株式会社三菱UFJ銀行を第三者算定機関として選定し、株式移転比率を算定いたしました。

(3) 交付した株式数

19,791,901

 

5. 主要な取得関連費用の内容及び金額

外部のアドバイザリーに対する報酬等       28,843千円

 

6. 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

区    分

(単位:千円)

流 動 資 産

5,549,851

固 定 資 産

1,303,540

資 産 合 計

6,853,391

流 動 負 債

4,728,072

固 定 負 債

1,374,767

負 債 合 計

6,102,839

 

7. 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額

887,576千円

(2) 発生原因

 取得原価が企業結合時の時価純資産額を上回ったため、その超過額をのれんとして計上しております。

(3) 償却方法及び償却期間

10年間にわたる定額法による償却

 

(資産除去債務関係)

 資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメント概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、業務及びITシステムの最適化ソリューションを行う「コンサルティング事業」、システム
開発及び保守、ハードウェアの販売を行う「システム開発事業」、人材派遣業を行う「人材派遣事業」、住宅
地盤の調査、改良工事及び沈下修正工事等を行う「地盤調査改良事業」、住宅地盤の保証、住宅完成保証及び住宅検査関連業務等を行う「保証検査事業」、GPS付き住宅地盤の調査及び改良工事の記録の認証、並びに当該認証システムのレンタル等を行う「ICT事業」、ベトナム社会主義共和国を中心に、住宅用外壁材・内壁材の製造
販売及び地盤調査改良工事等を行う「海外事業」の7つを報告セグメントとしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と概ね同一であります。

 報告セグメント間の内部収益振替高は市場実勢価格に基づいております。

 報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

 

コンサルティング事業

システム開発事業

人材派遣事業

地盤調査改良事業

保証検査事業

ICT事業

海外事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

1,243,803

2,024,961

2,537,347

5,123,673

136,276

165,333

41,012

11,272,407

セグメント間の内部売上高又は振替高

32,850

220,381

48,663

70,037

31,935

11,995

415,862

1,276,653

2,245,342

2,586,010

5,123,673

206,314

197,268

53,007

11,688,270

セグメント利益又は損失(△)

161,598

140,198

57,334

94,183

50,464

26,609

18,583

188,607

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

4,189

7,493

4,634

135,661

9,474

22,093

3,134

186,681

(注)セグメント資産については各セグメントに配分していないため、セグメント資産の記載は行っておりません。

 

 

4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:千円)

 

売上高

当連結会計年度

報告セグメント計

11,688,270

セグメント間取引消去

△415,862

連結財務諸表の売上高

11,272,407

 

(単位:千円)

 

利益

当連結会計年度

報告セグメント計

188,607

セグメント間取引消去

291,674

のれんの償却額

△87,029

全社費用(注)

△328,137

連結財務諸表の営業利益

65,116

(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

 

 

 

 

(単位:千円)

 

その他の項目

報告セグメント計

調整額

連結財務諸表計上額

当連結会計年度

当連結会計年度

当連結会計年度

減価償却費

186,681

9,840

196,522

 

 

【関連情報】

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

 本邦の売上高及び有形固定資産の金額が、連結損益計算書の売上高及び連結貸借対照表の有形固定資産合計の  90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を占める顧客が存在しないため記載を省略しております。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 該当事項はありません。

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 当連結会計年度において、のれんの償却額は87,029千円であり、のれんの未償却残高は1,115,051千円であります。

 なお、のれんについては、報告セグメントに配分しておりません。

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

 

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(千円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

非連結

会社

㈱イスト

東京都

渋谷区

50,000

人 材

派遣業

(所有)
  間接  80.0

資金の貸付

役員の兼任

資金の貸付

短期貸付金

140,960

長期貸付金

8,000

利息の受取

197

 

(注)資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。なお、担保の提供は受けておりません。

 

 

(1株当たり情報)

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

1株当たり純資産額

124.13円

1株当たり当期純損失(△)

△4.80円

(注)1.当連結会計年度の期中平均株式数は、当社が2018年10月1日に株式移転によって設立された会社であるため、会社設立前の2018年4月1日から2018年9月30日までの期間に関しては、ITbook株式会社の期中平均株式数に株式移転比率を乗じた数字を用いて計算しております。

2.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

3.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

1株当たり当期純損失

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△87,635

普通株主に帰属しない金額(千円)

 

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△87,635

普通株式の期中平均株式数(株)

18,242,561

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

新株予約権の数

68,800個

 

(重要な後発事象)

取得による企業結合

  当社は、2019年5月27日開催の取締役会において、連結子会社サムシングホールディングス株式会社が株式会社アースプライムの全株式を取得し、子会社とすることを決議し、2019年6月10日付で全株式を取得しました。

1. 企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称  株式会社アースプライム

事業の内容     土木建設事業に関する調査・計画立案・地質調査・現場計測業務

ボーリング関連工事・施工管理業務

土木・土質・岩石・化学分析等の各種試験業務

土木・土質・廃棄物発生土材料の効果的利用を行うための研究実験及び試験業務

環境調査に関する土壌・地下水汚染調査・対策の検討業務

災害に関する地すべり・斜面崩壊・液状化検討業務

土木構造物劣化診断に関する調査業務

測量業務

 

(2) 企業結合を行った主な理由

当社連結子会社サムシングホールディングス株式会社は、地盤調査改良事業を主軸に、地盤保証、ICT事業(地盤関連)及び海外事業を営み、総合的に地盤事業を展開しております。また、株式会社アースプライムは、関東地区を中心に地質調査・試験業務を展開しており、新規の事業展開が図れ、売上増加・収益拡大が見込めるものと判断しました。

(3) 企業結合日

2018年6月10日

(4) 企業結合の法的形式

株式取得

(5) 結合後企業の名称

株式会社アースプライム

(6) 取得した議決権比率

100%

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

 当社連結子会社サムシングホールディングス株式会社が現金を対価として株式を取得したことによるものであります。

2. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得原価及び取得の対価については、契約上守秘義務をなりますので非公表となります。

3. 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬・手数料等       20,500千円

4. 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

現時点では確定しておりません。

5. 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

現時点では確定しておりません。

 

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

会社名

銘柄

発行年月日

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

利率(%)

担保

償還期限

株式会社アイニード

第1回無担保社債(株式会社りそな銀行・大阪信用保証協会共同保証付、分割譲渡制限特約付)

2016年

3月25日

72,000

(14,000)

58,000

(14,000)

0.33

なし

2023年

3月24日

ITbook株式会社

第1回無担保社債(株式会社きらぼし銀行・東京信用保証協会共同保証付、分割譲渡制限特約付)

2017年

1月25日

80,000

(20,000)

60,000

(20,000)

0.30

なし

2022年

1月25日

ITbook株式会社

第2回無担保社債(株式会社第三銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2017年

8月25日

41,600

(16,800)

24,800

(16,800)

0.30

なし

2020年

8月25日

ITbook株式会社

第3回無担保社債(株式会社武蔵野銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2017年

9月8日

83,000

(34,000)

49,000

(34,000)

0.41

なし

2020年

9月8日

ITbook株式会社

第4回無担保社債(株式会社りそな銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2018年

1月10日

100,000

(32,000)

68,000

(32,000)

0.40

なし

2021年

1月8日

ITbook株式会社

第5回無担保社債(株式会社きらぼし銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2018年

6月29日

45,000

(10,000)

0.20

なし

2023年

6月29日

ITbook株式会社

第6回無担保社債(株式会社第四銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2018年

7月31日

90,000

(20,000)

0.25

なし

2023年

7月31日

ITbook株式会社

第7回無担保社債(株式会社きらぼし銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2018年

8月31日

83,000

(34,000)

0.40

なし

2021年

8月31日

東京アプリケーション

システム株式会社

第1回無担保社債(株式会社第四銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2018年

9月28日

54,000

(12,000)

0.30

なし

2023年

9月28日

合計

376,600

(116,800)

531,800

(192,800)

(注)1.(  )内書は、1年内償還予定の金額であります。

2.連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額の総額

1年以内

(千円)

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

192,800

169,000

91,000

56,000

23,000

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

587,279

2,270,321

1.528

1年以内に返済予定の長期借入金

113,100

798,399

1.07

1年以内に返済予定のリース債務

120,964

1.68

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

266,497

1,691,531

1.07

2020年~2026年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

188,538

1.68

2020年~2024年

その他有利子負債

 

 

 

 

未払金(1年内に返済予定のもの。)

未払金(1年内に返済予定のものを除く。)

5,413

12,267

2.43

2.23

2020年~2022年

合計

966,876

5,087,433

(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

635,953

488,964

387,725

161,078

リース債務

140,688

26,837

16,837

4,174

その他の有利子負債

5,568

5,728

970

 

 

【資産除去債務明細表】

 当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

 

(2)【その他】

1.当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第3四半期

当連結会計年度

売上高(千円)

6,515,693

11,272,407

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△)(千円)

△154,586

41,066

親会社株主に帰属する当期純損失(△)又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

(千円)

△266,736

△87,635

1株当たり当期純損失(△)又は1株当たり四半期純損失(△)(円)

△15.04

△4.80

 

(会計期間)

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円)

△0.69

10.24

 

2.重要な訴訟事件等

 当社は、2018年5月1日付で、株式会社アイニード元社長福井建太氏から顧問報酬26,640千円の支払いの訴訟を提起されておりますが、当社は、役務提供がないため支払の必要性がないものと確信しており、裁判で当社の正当性を主張し、現在係争中であります。