第一部【企業情報】

(はじめに)

 当社は、1995年8月に設立された、子供服を企画販売する株式会社ナルミヤ・インターナショナル(以下「旧ナルミヤ①」といいます。)を前身としております。旧ナルミヤ①は設立後、「mezzo piano」(メゾピアノ)をはじめとした認知度の高い百貨店ブランドを中心に堅調に業績を伸ばし、全国各地の百貨店やファッションビルに出店し、2005年3月株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場いたしました。しかしながら、百貨店依存の体質からの脱却の遅れや、ブランドコンセプトの転換の遅れなどにより、株式上場を果たした事業年度より、旧ナルミヤ①の業績は減収減益が続きました。

 そうした中で、SBIキャピタル株式会社によるTOB(株式公開買付)(注)の提案を受け、SBIキャピタルグループの傘下となりました。その後、SBIキャピタル株式会社の指導の下、新ブランドの立ち上げと不採算ブランドからの撤退、中国の百貨店への進出、ならびに様々なコスト削減策を講じましたが、世界経済の減速もあいまって、容易には、業績の回復に至りませんでした。そこで、同社からの第2回目となるTOBの提案を受け、社内での検討の結果、上場を廃止することが得策であるとの結論に至り、2010年3月同証券取引所から上場を廃止いたしました。また、上場廃止後、株主の交替及び2回の吸収合併を経て、現在の当社に至っております。

(注)現金を対価として少数株主の株式を買取り、特定の株主のみを会社の株主とすること

 

(1)旧ナルミヤ①の誕生と株式上場

 呉服問屋として1904年5月に広島で創業し、1952年12月成宮織物株式会社として設立され、その後、分社独立及び事業譲渡を経て、1995年8月に設立された株式会社エヌ・アイ・コーポレーションが、同年翌月アパレル事業の営業譲渡を受け、株式会社ナルミヤ・インターナショナルに商号を変更し、旧ナルミヤ①が誕生いたしました。旧ナルミヤ①は、「mezzo piano」(メゾピアノ)や「ANGEL BLUE」(エンジェルブルー)等、カラフルなファッションアイテムとオリジナルキャラクターを特徴とした商品を中心に、百貨店における直営店舗販売と専門店への卸売りを軸に、コラボレーション事業も展開しながら、業容を拡大してまいりました。メディアへの露出とイベントを利用した販売促進により、商品の認知度は高まり、百貨店におけるブランドの出店の引き合いが強く、全国各地の百貨店やファッションビルに積極的に出店し、2005年3月株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場いたしました。

 

(2)SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合による旧ナルミヤ①の株式公開買付と上場廃止

 全国百貨店の売上が2003年をピークに下降局面に転じると同時に、旧ナルミヤ①の業績も、株式上場の直前事業年度をピークに、減収減益に転じました。

 そうした中、旧ナルミヤ①は、投資先企業の株式を長期的に保有し経営改善を行うことに高い実績を有するSBIキャピタル株式会社から経営改善の提案を受け、慎重に検討・協議した結果、2007年7月開催の取締役会において決議し、公開買付けの申し出に賛同する意見表明を行いました。意思表明後の同年7月から8月にかけて、SBIキャピタル株式会社が運営する企業再生ファンドSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOBにより、同ファンドが旧ナルミヤ①株式の55.06%を所有し、SBIキャピタルグループの傘下となりました。SBIキャピタル株式会社の指導の下、新チャネルの開拓、ショッピングセンター向けブランドを展開するための連結子会社株式会社スターキューブの設立、オーガニックコットンを使用したベビー服を扱う株式会社ミリカンパニーリミテッドの買収、中国の百貨店への進出、不採算ブランドからの撤退、ならびに、本社移転や人件費をはじめとした固定費の削減等諸策を講じました。

 しかしながら、売上高はコスト削減を打ち消すほどに減少し、業績回復への活路を見出すことはできませんでした。そこで旧ナルミヤ①は、SBIキャピタル株式会社との相談・検討を重ね、上場廃止を選択する結論にいたりました。2009年9月開催の取締役会において決議し、SBIキャピタル株式会社からの第2回目となる公開買付けの申し出に賛同する意見表明を行いました。同年9月から11月にかけてSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOBを経て、同ファンドが旧ナルミヤ①株式の90.76%を所有することとなり、2010年3月株式会社ジャスダック証券取引所から上場を廃止いたしました。同年4月種類株式を発行、全部取得条項付普通株式を取得し、同年6月自己株式の消却を経て、SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合の完全子会社となりました。

 

用語の定義

旧ナルミヤ①

1995年8月株式会社エヌ・アイ・コーポレーション設立から2016年9月30日までの株式会社ナルミヤ・インターナショナル

旧ナルミヤ②

2016年10月1日から2018年2月28日までの株式会社ナルミヤ・インターナショナル

当社

2018年2月28日までのエヌジェイホールディングス株式会社及び2018年3月1日からの株式会社ナルミヤ・インターナショナル

 

(1)及び(2)の変遷図

0101010_001.png

(3)上場廃止後からエヌジェイホールディングス2株式会社(以下「旧ナルミヤ②」といいます。)による旧ナルミヤ①株式取得まで

 上場廃止直後の2010年6月現代表取締役執行役員社長の石井稔晃が社長に就任、2011年3月にショッピングセンター向けトドラーサイズのブランド「petit main」(プティマイン)の店頭販売を開始させ、ECシステムの刷新を行うなど、これまでの百貨店中心の出店から、ショッピングセンターへの出店とeコマースの強化へと経営資源を集中させ、事業ポートフォリオの転換を図りました。

 大胆な経費削減と事業ポートフォリオの転換などの施策により利益の出せる企業体質へと変化し、ショッピングセンター事業及びeコマースを中心に、業績は堅調に推移しておりました。かかる中で、2016年6月、日本産業パートナーズ株式会社によってエヌジェイホールディングス株式会社(当社)及びエヌジェイホールディングス2株式会社(旧ナルミヤ②)が旧ナルミヤ①の全株式を取得するためSPC(特定目的会社)として設立され、同年7月、当社は旧ナルミヤ②の増資引受及び株式譲受により、旧ナルミヤ②を完全子会社化し、SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合から旧ナルミヤ②へ旧ナルミヤ①の全株式が譲渡されました。財務諸表に計上されている借入金はこの株式譲渡に伴うものであり、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (貸借対照表関係)」をご参照ください。

 

(4)旧ナルミヤ②による旧ナルミヤ①の吸収合併

 2016年10月、旧ナルミヤ②による旧ナルミヤ①の吸収合併により、旧ナルミヤ①は消滅し、形式的な存続会社である旧ナルミヤ②はエヌジェイホールディングス2株式会社から株式会社ナルミヤ・インターナショナルへと商号を変更し、本店所在地を東京都千代田区から東京都港区芝公園二丁目4番1号に移転いたしました。

 貸借対照表に計上されているのれん(2019年2月期末3,129,211千円)は、この吸収合併により認識されたものであります。のれんの減損につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (14)のれんの減損について」をご参照ください。

 

 

(5)当社による旧ナルミヤ②の吸収合併

 2018年3月、当社による旧ナルミヤ②の吸収合併により、旧ナルミヤ②は消滅し、当社はエヌジェイホールディングス株式会社から株式会社ナルミヤ・インターナショナルへと商号を変更し、本店所在地を東京都千代田区から東京都港区芝公園二丁目4番1号に移転いたしました。

 これらの変遷を経て、現在の株式会社ナルミヤ・インターナショナルに至っております。

 

 

(3(4及び(5の変遷図

0101010_002.png

 

以上、当社の事業運営の変遷を図示いたしますと、次のようになります。

0101010_003.png

 

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第1期

第2期

第3期

決算年月

2017年2月

2018年2月

2019年2月

売上高

(千円)

11,468,773

26,954,523

経常利益

(千円)

684,962

1,280,215

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

696,343

760,276

包括利益

(千円)

700,081

776,342

純資産

(千円)

3,849,135

3,092,236

総資産

(千円)

13,230,914

13,560,459

1株当たり純資産

(円)

407.19

321.90

1株当たり当期純利益

(円)

82.87

80.43

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

29.09

22.44

自己資本利益率

(%)

18.09

22.06

株価収益率

(倍)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,797,519

1,168,693

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

8,670,453

300,569

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

9,483,168

1,493,545

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,610,233

1,984,811

従業員数

(人)

857

935

(外、平均臨時雇用者数)

(476)

(495)

(-)

 (注)1.当社は、2016年6月8日に設立したため、第1期は2016年6月8日から2017年2月28日までの8か月と23日間となっております。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.第1期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在せず、第2期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。

4.第1期の自己資本利益率は設立初年度のため、期末の自己資本に基づいて算定しております。

5.第1期及び第2期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

6.第1期及び第2期の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人A&Aパートナーズの監査を受けております。

7.臨時雇用者数は、パートタイマー及びアルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。

8.当社は2018年6月8日開催の取締役会決議により、2018年6月29日付で普通株式1株につき30株の株式分割を行っております。1株当たり純資産、1株当たり当期純利益については、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。

9.当社は、2018年3月1日付で連結子会社であった株式会社ナルミヤ・インターナショナルを吸収合併したことにより、連結子会社が存在しなくなったため、第3期は連結財務諸表は作成しておりません。

(2)提出会社の経営指標等

回次

第1期

第2期

第3期

決算年月

2017年2月

2018年2月

2019年2月

売上高

(千円)

29,700,888

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

11,459

591,852

1,505,174

当期純利益又は当期純損失(△)

(千円)

12,092

595,196

1,802,522

持分法を適用した場合の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

10,000

10,000

218,307

発行済株式総数

(株)

315,101

315,101

9,906,830

純資産

(千円)

3,138,917

2,162,253

3,556,657

総資産

(千円)

3,139,550

2,162,253

14,182,903

1株当たり純資産

(円)

332.05

228.58

358.86

1株当たり配当額

(円)

6,262.00

1,496.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(4,993.00)

(1,465.00)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

1.44

62.96

184.67

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

181.76

自己資本比率

(%)

99.98

99.93

25.07

自己資本利益率

(%)

22.46

63.07

株価収益率

(倍)

7.14

配当性向

(%)

331.51

43.23

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,551,927

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

459,474

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,230,257

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,847,006

従業員数

(人)

1,016

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(349)

 (注)1.当社は、2016年6月8日に設立したため、第1期は2016年6月8日から2017年2月28日までの8か月と23日間となっております。

2.当社は、資産流動化法に基づくSPC(特定目的会社)であるため、第1期及び第2期の売上高及び従業員数は記載しておりません。

.第1期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第2期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。第3期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社株式は2018年9月6日に東京証券取引所市場第二部に上場しており、新規上場日から当事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

4.第1期の自己資本利益率は当期純損失のため記載しておりません。

.第1期及び第2期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

6.当社は2018年6月8日開催の取締役会決議により、2018年6月29日付で普通株式1株につき30株の割合で株式分割を行っております。第3期の配当性向につきましては、当該株式分割が当事業年度の期首に行われたと仮定し、算定しております。

7.第1期及び第2期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59条)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人A&Aパートナーズの監査を受けております。

8.当社は、2018年6月8日開催の取締役会決議により、2018年6月29日付で普通株式1株につき30株の株式分割を行っております。1株当たり純資産、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失については、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。

9.当社は、2018年3月1日付で連結子会社であった株式会社ナルミヤ・インターナショナルを吸収合併し、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎ、同日をもって商号を株式会社ナルミヤ・インターナショナルに変更いたしました。

 

(参考情報)

 (はじめに)に記載のとおり、2016年10月1日に当社の連結子会社であるエヌジェイホールディングス2株式会社(旧ナルミヤ②)が旧ナルミヤ①を吸収合併しており、旧ナルミヤ①の業務を主たる業務として継続して行っているため、参考として、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成された第20期から第21期においては旧ナルミヤ①の、第1期から第2期においては当社の主要な連結経営指標等を記載いたします。

 

主要な連結経営指標等の推移

回次

第20期

第21期

第1期

第2期

第3期

旧ナルミヤ①

(株式会社ナルミヤ・インターナショナル)

当社

(エヌジェイホールディングス株式会社)

決算年月

2015年2月

2016年2月

2017年2月

2018年2月

2019年2月

売上高

(千円)

17,760,441

20,700,971

23,474,284

26,954,523

経常利益

(千円)

749,552

868,939

892,076

1,280,215

親会社株主に帰属する

当期純利益

(千円)

557,344

705,847

708,901

760,276

純資産

(千円)

4,963,648

5,663,509

3,745,322

3,092,236

総資産

(千円)

8,232,619

9,510,769

13,127,101

13,560,459

1株当たり純資産

(円)

61,814.00

70,562.26

396.20

321.90

1株当たり当期純利益

(円)

6,966.80

8,823.09

74.99

80.43

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

60.07

59.35

28.53

22.44

自己資本利益率

(%)

11.95

13.33

15.10

22.06

株価収益率

(倍)

従業員数

(外、平均臨時雇用者数)

(人)

765

(372)

829

(381)

857

(476)

935

(495)

 

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第1期については、2016年10月1日に当社の連結子会社である旧ナルミヤ②(エヌジェイホールディングス2株式会社)が旧ナルミヤ①を吸収合併しましたが、旧ナルミヤ①の業務を主たる業務として継続して行っており、また、経営成績の年間推移の比較を可能とするため、当社第1期業績と旧ナルミヤ①の2016年3月から同年9月までの業績を合算し、当該企業結合が2016年3月1日に完了したと仮定して算定された連結損益を記載しております。

 なお、当該企業結合が2016年3月1日に完了した場合の第1期の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法は次のとおりであります。

売上高             12,005,510千円

経常利益             207,113千円

親会社株主に帰属する当期純利益   12,557千円

 

(概算額の算定方法)

企業結合が2016年3月1日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と当社の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としております。また、企業結合時に認識されたのれんが2016年3月1日に発生したものとして償却額を算定しており、1株当たり当期純利益については期末の発行済株式総数をもとに算定しております。

また、影響の概算額については監査証明を受けておりません。なお、当該影響の概算額は第2期に影響させておりません。

3.旧ナルミヤ①は2016年3月1日同社の連結子会社であった株式会社ミリカンパニーリミテッドを吸収合併しております。

4.第20期及び第21期ならびに第1期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。また、第2期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であったため、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。

5.株価収益率については、当社株式は非上場であったため、記載しておりません。

6.臨時雇用者数は、パートタイマー及びアルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。

7.当社は2018年6月8日開催の取締役会決議により、2018年6月29日付で普通株式1株につき30株の株式分割を行っております。1株当たり純資産、1株当たり当期純利益については、2016年3月1日に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。

8.当社は、2018年3月1日付で連結子会社であった株式会社ナルミヤ・インターナショナルを吸収合併したことにより、連結子会社が存在しなくなり、当事業年度において連結財務諸表は作成しておりません。

 

2【沿革】

 当社の事業の変遷は、旧ナルミヤ①の前身である成宮織物株式会社の設立(1952年12月)から2016年10月エヌジェイホールディングス2株式会社(旧ナルミヤ②)による吸収合併により消滅するまでの期間と、旧ナルミヤ②設立以降とに分けて記載しております。

 

(1旧ナルミヤ①の消滅ま

年  月

概  要

1952年12月

呉服問屋として広島県広島市中区に成宮織物株式会社を設立

1970年2月

 

東京都品川区東京卸売センターに営業所開設、セーター・ニットを中心とした婦人服の企画・販売をスタート

1979年10月

東京都港区北青山に本社を開設し、株式会社ナルミヤに商号変更

1985年8月

トドラーブランド「MINI-K」を発表

1988年3月

トドラーブランド「mezzo piano」を発表

1991年7月

 

 

株式会社ナルミヤをナルミヤエンタープライズ株式会社に商号変更

同社の呉服事業部とアパレル事業部を分社独立

アパレル事業部は、株式会社ナルミヤ・インターナショナルとして発足

1991年9月

ジュニアブランド「ANGEL BLUE」を発表

1995年8月

株式会社エヌ・アイ・コーポレーション設立(東京都渋谷区神宮前)

1995年9月

 

株式会社ナルミヤ・インターナショナルから株式会社エヌ・アイ・コーポレーションへ営業譲渡、同時に株式会社ナルミヤ・インターナショナルへと商号変更

1997年3月

フレンチテイストのカジュアルブランド「pom ponette」を発表

1998年3月

フレンチテイストのカジュアルブランド「pom ponette junior」を発表

1999年3月

ストリートカジュアルブランド「BLUE CROSS」を発表

1999年8月

ジュニアブランド「mezzo piano junior」を発表

2002年8月

ジュニアブランド「BLUE CROSS girls」を発表

2003年12月

東京都港区北青山に本社事務所移転、本社・企画生産・営業部門を集約

2004年2月

韓国ロッテ百貨店にジュニアブランドを集結させた「JUNIOR CITY」出店

2004年11月

香港のCauseway Bayに、ジュニアブランドを集結させた「RAINBOW CITY」を出店

2004年12月

東京都港区北青山内で本社事務所移転、本社・企画生産・営業部門・レディースを集約

2005年3月

株式会社ジャスダック証券取引所へ株式上場

2006年2月

アウトレット1号店を「りんくうプレミアム・アウトレット」へ出店

2007年5月

ライセンスブランド「paul frank」発表

2007年7月

SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOB(第1回)開始

2008年8月

 

アナ・スイとのコラボレーションブランド 「ANNA SUI mini」発表

株式会社ミリカンパニーリミテッドの全株式を取得

2008年10月

中国第1号店となる上海久光百貨店へ「mezzo piano」出店

2009年2月

 

ショッピングセンター向けジュニアブランド「Lovetoxic」を展開するため株式会社スターキューブを設立(資本金30百万円)

2009年3月

中国上海に娜露雅商貿(上海)有限公司を設立(資本金49百万円)

2009年6月

ジュニアブランド「Lindsay」発表

2009年7月

 

「障害者の雇用の促進等に関する法律」による特例子会社株式会社ナルミヤ・ワンパ(資本金5百万円)を設立

2009年9月

 

東京都港区芝公園に本社事務所移転

SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOB(第2回)開始

2010年3月

 

トドラーブランド「kladskap」を発表

株式会社ジャスダック証券取引所上場廃止

2011年3月

ショッピングセンター向けトドラーブランド「petit main」を発売

2013年9月

株式会社スターキューブを吸収合併

2015年8月

ライセンスブランド「kate spade new york」を発売

2016年3月

株式会社ミリカンパニーリミテッドを吸収合併

2016年7月

 

エヌジェイホールディングス2株式会社(当社の完全子会社)がSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合より旧ナルミヤ①の全株式取得

2016年10月

 

当社の完全子会社エヌジェイホールディングス2株式会社による吸収合併により、旧ナルミヤ①は消滅

 

(2)当社設立以降

年  月

概  要

2016年6月

 

当社及びエヌジェイホールディングス2株式会社が、旧ナルミヤ①の全株式を取得するため、日本産業パートナーズ株式会社によって設立される。

2016年7月

 

 

当社がエヌジェイホールディングス2株式会社の第三者割当増資引受及び株式譲受により、同社を完全子会社とする。

同社がSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合から旧ナルミヤ①株式の全株式を取得

2016年10月

 

 

 

当社の完全子会社エヌジェイホールディングス2株式会社が旧ナルミヤ①を吸収合併し、旧ナルミヤ①は消滅、エヌジェイホールディングス2株式会社が存続会社となる。

同日、東京都千代田区から現在の東京都港区芝公園へ本店所在地を変更し、株式会社ナルミヤ・インターナショナルへ商号変更

2017年2月

ライセンスブランド「X-girl STAGES」、「XLARGE KIDS」を発売

2017年3月

親子でコーディネートを楽しめる「petit main LIEN」を発売

2018年3月

 

当社を存続会社とする吸収合併により、旧ナルミヤ②は消滅。同日、東京都千代田区から現在の東京都港区芝公園へ本店所在地を変更し、株式会社ナルミヤ・インターナショナルへ商号変更

2018年9月

 

2019年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

フォトスタジオ「LOVEST BY NARUMIYA」をマリンアンドウォークヨコハマに展開

男児向けカジュアルウエアの企画販売を行う株式会社ハートフィールの全株式を取得し子会社化

 

3【事業の内容】

当社の事業は、ベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

当社は、ベビー・子供服の企画販売を行うパイオニアとしてSPA形態をとりながら事業を行っております。当社グループは、株式会社ナルミヤ・インターナショナル(当社)及び非連結子会社2社(株式会社ナルミヤ・ワンパ(注)1及び娜露密雅商貿(上海)有限公司(注)2)により構成されており、百貨店、ショッピングセンター、アウトレットモールの実店舗における販売とeコマース(自社オンラインサイト及び他社オンラインサイト)を主軸にマルチチャネル・マルチブランド戦略を展開しております。

(注)1株式会社ナルミヤ・ワンパは障害者雇用の促進を目的とした特例子会社であり、当社の物流業務の一部を担っております。

2.娜露密雅商貿(上海)有限公司は本書提出日現在、中国市場に再進出するための拠点として、情報収集を行う機能を担っております。

 なお、当社は、2019年3月5日開催の取締役会において、男児向けカジュアルウエアを中心に企画販売を行う株式会社ハートフィールの全株式を取得し子会社化することを決議し、2019年3月29日付で同社の全株式を取得いたしました。

 

(取り扱いブランド)

当社が取り扱っているブランドは、下記のとおりであります。

百貨店向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

mezzo piano

女の子が誰よりも可愛くなれる、ロマンティック&スウィートなテイストのブランド

カジュアルウェアからフォーマルドレスまで幅広く展開

新生児から小学校低学年の女児

高価格帯

ANNA SUI mini

ニューヨークコレクションで常に話題の「ANNA SUI」の子供服ブランド

「ドリーミー」「クラッシック・エレガンス」「スウィート・グランジ」をキーワードにニューボーンからガールズまで女の子の新しいステージを提案

新生児から小学校低学年の女児

高価格帯

kladskap

スウェーデン語で「洋服ダンス」を意味する「クレードスコープ」

衣服を通して心を育てる「服育」がテーマのブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

中から高価格帯

kate spade new york

世界中の女性たちにinteresting life(興味深い人生)へのインスピレーションを与える、NY発のライフスタイルブランド、ケイト・スペードニューヨーク

そのスピリットを受け継いだチルドレンズウエアはシーズンごとにレディースラインと同様のスタイルやプリントが登場し、明るい色やあそび心あるデザイン、そしてチャーミングなディテールで溢れている。

新生児から中学生の女児

高価格帯

X-girl STAGES

”REAL GIRL'S CLOTHING”をテーマに女の子のストリートスタイルを提案する「X-girl」のキッズブランド

新生児から小学校低学年の女児

中価格帯

XLARGE KIDS

ワーク、ヒップホップ、スケートの要素を取り入れたストリートウェアを提案する「XLARGE®」のキッズブランド

新生児から小学校低学年の男児

中価格帯

SENSE OF WONDER

オーガニックコットンのナチュラルカラーをベースに、季節の花、果実など身近な自然をモチーフにしたデザイン、リバティプリントを使用した繊細なベビー服

愛らしく甘すぎないおしゃれを提案

新生児から小学校低学年の男児、女児

高価格帯

Love&Peace&Money

カジュアルにトレンドをMIXしたユニセックスのデイリーウェアブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

高価格帯

babyCheer

動物のモチーフを使い、かわいらしさに遊び心をプラスしたデザインで個性的なスタイルのブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

高価格帯

 

百貨店向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

mezzo piano junior

華やかでロマンティックな女の子のためのブランド

上品なスタイルから、トレンド感のあるカジュアルスタイルまで展開

小学生から中学生の女児

高価格帯

BLUE CROSS

アメリカンカジュアルをベースに、トレンドMIXしたスタイルを、明るく元気にカッコ良く着こなす男の子のブランド

小学生から中学生の男児

高価格帯

pom ponette junior

フレンチテイストのカジュアルブランド

モノトーンやパステルのカラーリングにトレンドをプラスした、上品なデイリー&スクールウェアを提案

小学生から中学生の女児

高価格帯

BLUE CROSS girls

ちょっぴりクールでスパイシーなスタイルとトレンドをMIXして展開する「カッコかわいい」女の子のためのブランド

小学生から中学生の女児

高価格帯

Lindsay

女の子が毎日Happyになれるカジュアルブランド

「Girly」をキーワードにティーンのライフスタイルにあわせたファッションを展開

小学生から中学生の女児

中から高価格帯

by LOVEiT

「もっとオシャレなカジュアルを!」ベーシックなリアルクローズスタイルを提供

小学生から中学生の男児、女児

中価格帯

 

ショッピングセンター向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

petit main

petit main LIEN

トレンドファッションに子どもらしさをプラスした、デイリープライスで楽しめるユニセックスブランド

ママをはじめ、活動的な女性に向けたレディースライン「リアン」とリンクコーディネートも提供

新生児から小学校低学年の女児とその母親

低価格から中価格帯

b.room

着心地よくリラックスしたデイリーウェアを提供するユニセックスブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

低価格帯

Lovetoxic

アメカジ・ロック・ガーリッシュなど、トレンドをテイストMIXして着こなす元気な女の子のためのブランド

小学生から中学生の女児

低から中価格帯

 

アウトレットモール向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

トベ

ドビ

ラ丨

丨・

Pupil House

ベーシックアイテムに程よいSWEET & NATURAL感とトレンドをミックスした値ごろ感のあるウエア・グッズを提案

新生児から小学校低学年の男児、女児

低価格帯

 

2019年3月29日付で連結子会社となった株式会社ハートフィールが取扱っているブランドは以下のとおりであります。

eコマース向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

トベ

ドビ

ラ丨

丨・

S&H

シンプルなボトムアイテムを中心とした、デイリーウェアを提供するユニセックスブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

低価格帯

GLAZOS

シンプルでクールなスタイルをベースに、トレンドをミックスしたコーディネートを提案する男の子向けブランド

小学生から中学生の男児

低から中価格帯

LACEEQ

「自分らしく」をテーマにシンプルで大人っぽいアイテムを中心とした女の子向けブランド

小学生から中学生の女児

低から中価格帯

 

 

事業区分

当社事業の主要な販売チャネルは以下のとおりであります。

 

(百貨店)

 当販売チャネルは、主に都市部の大手百貨店に展開する直営店舗であります。

 1985年に0歳から7歳のベビー・トドラーを主要顧客とするブランド「MINI-K」(ミニケー)により子供服業界へ進出し、1988年には現在も主力ブランドの一つである「mezzo piano」(メゾピアノ)がデビューいたしました。

 1991年には、8歳から13歳を主要顧客としたジュニアブランド第1号の「ANGEL BLUE」(エンジェルブルー)を発表いたしました。これにより「ジュニア服」という新しい市場を開拓し、その後も次々と新ブランドを発表いたしました。

 

(ショッピングセンター)

 2005年、ショッピングセンター1号店を出店し、2009年には8歳から13歳の女子を主要顧客層とし、百貨店系アパレルブランドよりも低価格帯で商品を展開するジュニアブランド「Lovetoxic」(ラブトキシック)を発表いたしました。

 2011年には、「Lovetoxic」(ラブトキシック)同様、ショッピングセンター向け低・中価格帯ブランドである「petit main」(プティマイン)がデビューいたしました。「petit main」(プティマイン)はユニセックスブランドであり、0歳から7歳の男女を主要顧客層としております。当該事業の主要販売チャネルは、イオンモールやららぽーと等、都市近郊及び郊外のショッピングセンターに展開する直営店舗であります。ショッピングセンター事業は、最大の成長基盤と位置づけております。

 

(アウトレットモール)

 2006年、アウトレット1号店として「りんくうプレミアム・アウトレット」へ出店いたしました。当販売チャネルにおいて、三井アウトレットパークやプレミアム・アウトレットを中心とする郊外のアウトレットに直営店舗を展開しております。

 

(eコマース)

 当社は、これらの直営店舗における実店舗販売に加え、オンラインによる販売も行っております。2008年には、eコマース事業に本格的に注力し始め、直営のオンラインショップである「NARUMIYA ONLINE」をオープンいたしました。「NARUMIYA ONLINE」はファッション通販サイトZOZOTOWNでの販売と併せて当事業における機軸となっております。他社通販サイトへの出店は、ZOZOTOWNのほか、楽天、Amazon等にも出店し、顧客の利便性と当社ブランドの認知向上を図っております。eコマース事業は、ショッピングセンター事業に次ぐ今後の成長基盤と位置づけております。

 なお、eコマース事業の拡充をはかるため、2019年3月に男児向けカジュアルウエアを中心に企画販売を行う株式会社ハートフィールの全株式を取得し子会社化いたしました。

 

(その他)

 これらの販売チャネルの他に、地方百貨店やアパレル専門店への卸売り販売及び当社ブランド商標のライセンス販売を行っております。

 

(展開店舗数)

過去5事業年度における直営店舗の販売チャネル別の期末店舗数は以下のとおりであります。

販 売 チ ャ ネ ル

2015年

2月末

2016年

2月末

2017年

2月末

2018年

2月末

2019年

2月末

百貨店

573

565

575

589

585

ショッピングセンター

63

94

117

141

162

アウトレットモール

16

18

19

19

22

直 営 店 計

652

677

711

749

769

 

(事業系統図)

0101010_004.png

(注)事業系統図への記載を省略した非連結子会社2社があります。

 

4【関係会社の状況】

該当事項はありません。

 

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

2019年2月28日現在

 

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,016(349)

33.5

7年6か月

3,594,829

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー及びアルバイト)は、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内にて外数で記載しております。

2.当社はベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(2)労働組合の状況

当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。