当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて以下の事項が生じております。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期中は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、我が国の社会活動全体が停滞いたしました。特に感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令された4月7日から5月25日の約2ヶ月間は、外出や移動の自粛が徹底されたことなどから、景気は極端に落ち込みました。
客先への営業訪問も自粛を余儀なくされ、得意先主催の展示会も軒並み中止になるなど、当社を取り巻く環境は極めて厳しいものとなりました。そうした厳しい環境のなか、当社では、ZOOMやTEAMSといったオンラインでのコミュニケーションツールを、営業訪問の代替策や在宅を含む遠隔地間の社内会議の手段として活用開始するとともに、従来からのメルマガ配信に加えて、新たにLINEアプリを利用したエンドユーザー向けの情報発信を開始したほか、毎年恒例のコンピュータ式畳製造装置のユーザー大会をZOOMを介してオンラインで開催するなど、積極的に新しい営業方式に取り組んでまいりました。こうした積極策の効果もあって、緊急事態宣言解除後の6月から経営成績は回復傾向となりましたが、4月、5月の経営成績低迷の影響は著しく、売上・損益ともに低調な推移となりました。
この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高5,658百万円(前年同期比10.8%減)、営業利益6百万円(前年同期比92.2%減)、経常損失40百万円(前年同四半期は経常利益61百万円)、四半期純損失33百万円(前年同四半期は四半期純利益32百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
①プロフェッショナルセグメント
インテリア事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で4月、5月の代理店主催の催事が全面的に中止となり、エンドユーザーに新商品を直接アピールする機会が極端に減少しました。展示会は6月後半から徐々に開催され始めたものの、当四半期では特に主力の壁紙糊付機等の売上に影響しました。一方、畳事業は、6月初旬に中小企業庁が実施する「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の第1次受付の採択先がほぼ期待通りの結果で発表され、順調に受注できましたが、補助金交付の時期から7月以降の売上となる案件がかなり発生しました。その結果、セグメント売上高は4,497百万円(前年同期比4.9%減)、営業損失19百万円(前年同四半期は営業損失10百万円)となりました。
②コンシューマセグメント
コンシューマ事業は、棺用畳「おくりたたみ」の売上が順調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症が、客先訪問を要する畳表替え仲介事業に影響を及ぼしました。一方、ソーラー・エネルギー事業は、予定通り工事が進捗し売上できました。その結果、セグメント売上高は688百万円(前年同期比7.4%減)、営業利益24百万円(前年同期比141.7%増)となりました。
③インダストリーセグメント
産業機器事業は、受注済みの案件は予定通り出荷・売上いたしましたが、二次電池製造装置関連機器の受注は回復しておりません。食品機器事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で、大手飲食チェーン等から受注している主力のマルチディスペンサーの納期が、客先改装工事の遅れ等により、7月以降に延期する案件が相次ぎました。その結果、セグメント売上高は471百万円(前年同期比45.6%減)、営業利益2百万円(前年同期比97.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第3四半期会計期間末の資産につきましては、前事業年度末に比べ629百万円減少し、7,394百万円となりました。資産のうち、流動資産は、たな卸資産が324百万円増加しましたが、現金及び預金が215百万円減少、受取手形及び売掛金が601百万円減少、電子記録債権が96百万円減少したこと等により、580百万円の減少となりました。固定資産につきましては、有形固定資産が42百万円減少、無形固定資産及び投資その他の資産が合計で6百万円減少したことにより、49百万円の減少となりました。
②負債の部
当第3四半期会計期間末の負債につきましては、前事業年度末に比べ523百万円減少し、4,803百万円となりました。負債のうち、流動負債は、支払手形及び買掛金が減少したこと等により、377百万円の減少となりました。固定負債につきましては、長期借入金が減少したこと等により、146百万円の減少となりました。
③純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べ105百万円減少し、2,591百万円となりました。利益剰余金が87百万円の減少、その他有価証券評価差額金が18百万円減少したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、143百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。