当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦や中東地域における地政学的リスクが高まっていることに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による企業活動停滞の影響に伴い、景気は足元で減速しつつあります。
このような外部環境の下、当社は、「人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~」という企業テーマを掲げ、独自開発した保険分析・検索システム『保険IQシステム』、生命保険の現状把握・検索提案システム『ASシステム』及び保険申込ナビゲーションシステム『AS-BOX』を活用し、店舗網及びシステムユーザーを拡大する事で、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進しております。
当第3四半期連結累計期間における売上高につきましては、保険販売事業直営店部門とソリューション事業AS部門が牽引したことにより順調に推移しました。一方、テレビCMを2回放映したことや、直営店の出店に伴う人件費及び家賃の増加により、利益は前年同期を下回る結果となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,166,788千円(前年同期比5.8%増)、営業利益432,311千円(同17.5%減)、経常利益436,413千円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益274,694千円(同12.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①保険販売事業
直営店部門の店舗数は43店舗(前期末38店舗)となりました。また、当第3四半期連結累計期間の施策として、①テレビCMの実施、②Webの活用による効率的な広告宣伝活動の展開、③直営店における各種イベント、④積極的な人材採用、⑤OJTによる研修を引き続き実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響から一部店舗の営業時間短縮・予約キャンセル・予約延期があったものの、保険へのニーズは依然根強く、売上を伸ばしました。しかしながら、法人営業部門は、税制改正に伴う一部法人向け保険商品の販売停止が行われた影響から低調に推移しました。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は2,030,060千円(前年同期比2.4%減)、セグメント利益は454,603千円(同26.8%減)となりました。
②ソリューション事業
FC部門は、3月末のFC店舗数が180店舗(前期末159店舗)となりました。同部門では、今までの専業代理店に加え、引き続き保険業界への参入を目指す他業界の企業をターゲットとした新規リクルート活動を強化しております。
AS部門は、一部解約があったことでID数の伸びが鈍化したことや、新型コロナウイルス感染症の影響で大人数の研修が中止もしくは延期となったものの、大手金融機関に対する教育・コンサルティング業務が順調に推移し、売上を伸ばしました。今後も全国規模の金融機関や大手保険会社、地方銀行・企業系代理店による新規システム導入が見込まれ、引き続き当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は881,913千円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益は317,673千円(同33.5%増)となりました。
③システム事業
子会社である株式会社インフォディオは、同社により開発された「スマートOCR(※)」売上が伸びたことに加え、WEB関連のシステム開発案件が増加しました。「スマートOCR」への引き合いは引き続き多く、この事業も当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は254,814千円(前年同期比44.1%増)、セグメント利益は47,970千円(同71.9%増)となりました。
※「スマートOCR」とは、AI(人工知能)を搭載し、ディープラーニング技術(深層学習、人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法の一つ)を活用した、非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識システムです。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,511,115千円となり、前連結会計年度末に比べ588,648千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が787,389千円減少したことによるものであります。固定資産は1,325,391千円となり、前連結会計年度末に比べ392,897千円増加いたしました。これは主にのれんが84,248千円、その他の無形固定資産が97,381千円、その他の投資その他の資産が101,014千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、3,836,506千円となり、前連結会計年度末に比べ195,751千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は366,424千円となり、前連結会計年度末に比べ307,396千円減少いたしました。これは主に未払金が44,052千円、未払費用が32,863千円、未払法人税等が178,900千円、役員賞与引当金が36,638千円減少したことによるものであります。固定負債は18,081千円となり、前連結会計年度末に比べ7,706千円増加いたしました。これは主にその他の固定負債が8,141千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、384,506千円となり、前連結会計年度末に比べ299,689千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,452,000千円となり、前連結会計年度末に比べ103,937千円増加いたしました。これは利益剰余金が103,937千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は90.0%(前連結会計年度末は83.0%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,110千円であります。これは、システム事業に係るものであり、その主な内容は、当社グループにより開発された「スマートOCR」の機能拡張を目的とした開発を進めております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。