当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年7月1日から2021年12月31日まで)におけるわが国経済は、2021年10月の緊急事態宣言解除や各種政策の効果により、経済社会活動の正常化に向けて進み始めました。ただ、ワクチン接種の普及から一時鎮静化の動きが見られた新型コロナウイルス感染症は、同年11月に南アフリカで発見された新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大するなど予断を許さない状況が続き、景気の先行きは不透明な状況となっております。
このような外部環境の下、当社は「人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~」という企業テーマを掲げ、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進しております。また、独自開発した『保険IQシステム®』、『ASシステム』、『AS-BOX』及び『スマートOCR®』を活用し、システムユーザーの更なる拡大を目指しております。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
・保険販売事業
直営店部門は、コロナの影響にて新規来店客数の減少が続いております。この状況下、Web広告による電話・オンライン相談といった非対面営業を強化した結果、集客数は前年同期に対し増加傾向で推移しております。また、前期末からの積極的な出店方針を継続し、12月末の直営店舗数は前期末比5店舗増の57店舗となり、新規出店の効果及び集客数の増加により、売上高は前年同期比プラスを維持しました。
法人営業部門は、税制改正の影響が続いておりますが、新規案件及び大型契約の獲得により、売上高は好調な結果となりました。
この結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は1,533,294千円(前年同期比13.4%増)、セグメント利益は208,937千円(同2.7%増)となりました。
・ソリューション事業
FC部門は、12月末のFC店舗数が前期末比2店舗増の197店舗となりました。他業界などからの新規参入意欲は引き続き大きく、FC登録見込数の増加傾向が続いております。今後も、①新規リクルート活動の強化、②既存代理店への追加出店の提案、③店舗運営指導要員の派遣という施策を実施し、他業界からの新規参入企業の取り込みと支援を行っていきます。
AS部門は、大手及び中堅生命保険会社において『ASシステム』や『スマートOCR®健康診断書』、『スマートOCR®診療明細書』の導入があり、好調に推移しました。12月末のID数は、保険代理店や地方銀行による『ASシステム』『AS-BOX』の導入が進んだことから、6月末の8,401 IDから8,739 IDと338 ID増加しました。
引き続き大手保険会社をはじめとした大型案件は複数継続しており、具体的な導入に向けての検討が進んでおります。今後も全国規模の金融機関や保険会社、地方銀行、企業系代理店による新規導入の獲得に向けて注力いたします。
この結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は720,783千円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は257,015千円(同90.1%増)となりました。
・システム事業
子会社である株式会社インフォディオは、株式会社みずほ銀行の経理業務効率化支援サービス「みずほデジタルアカウンティング」への『スマートOCR®』(AI-OCR)搭載、独立行政法人統計センター(以下、「統計センター」)における AI による産業・職業分類格付の研究業務など、新規受注が好調に推移しました。また、統計センターなど受注済みの開発案件から発生するサブスクリプション売上(『スマートOCR®』利用課金)もあり、売上高は前年同期に比べて増加しました。
『スマートOCR®』については引き続き多くのお問い合わせを頂いており、今後の当社グループの業績を牽引することが期待できる事業の一つです。
この結果、同事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は284,716千円(前年同期比33.8%増)、セグメント利益は14,080千円(同93.2%増)となりました。
(注)『スマートOCR®』とは、AI(人工知能)を搭載し、ディープラーニング技術(深層学習、人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法の一つ)を活用した、非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識システムです。
販売費及び一般管理費につきましては、「3年後のあるべき姿」の2年目として計画に基づき積極的な先行投資を継続し、出店加速による人件費や家賃の増加、システム開発に伴うソフトウエア償却等から、当第2四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は1,913,824千円(前年同期比7.0%増)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高2,538,794千円(前年同期比17.3%増)、営業利益180,934千円(同124.7%増)、経常利益188,314千円(同127.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益111,199千円(同214.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,754,523千円となり、前連結会計年度末に比べ21,577千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が148,074千円減少したことによるものであります。固定資産は1,550,955千円となり、前連結会計年度末に比べ45,898千円増加いたしました。これは主に保証金が35,808千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、4,305,479千円となり、前連結会計年度末に比べ24,321千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は643,419千円となり、前連結会計年度末に比べ12,021千円増加いたしました。これは主に未払費用が52,326千円増加したことによるものであります。固定負債は18,481千円となり、前連結会計年度末に比べ129千円減少いたしました。これは主に長期未払金が2,037千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、661,900千円となり、前連結会計年度末に比べ11,892千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は3,643,578千円となり、前連結会計年度末に比べ12,429千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払いにより利益剰余金が12,429千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は84.6%(前連結会計年度末は84.8%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ148,074千円減少し、1,923,640千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は153,960千円(前年同四半期は77,976千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益187,844千円、売上債権及び契約資産の増加額77,804千円、未払金の減少額53,203千円、法人税等の支払額56,913千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は197,669千円(前年同四半期は135,866千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出67,679千円、無形固定資産の取得による支出87,568千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は104,546千円(前年同四半期は104,734千円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額102,247千円等によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,000千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。