当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(自2021年1月1日 至2021年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により依然として厳しい状況にあります。ワクチン接種が進み、感染症が収束し経済活動が正常化へ向かうことが期待されているものの、一部地域では四度目の緊急事態宣言が発出されるなど、先行きは非常に不透明な状況であります。
このような経営環境の下、当社グループは、経営コンサルティング、ファイナンシャル・アドバイザリー、再生支援、その他の機能を活かした包括的なサービス提供により、一気通貫で企業の課題解決を図る提案に引き続き注力いたしました。
以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、経営コンサルティング事業が好調に推移し、売上高は2,582,299千円(前年同四半期連結累計期間比12.0%増)となりました。また、積極的な採用の実施により、人件費や採用費が増加したため、利益面に関しては営業利益74,174千円(同37.6%減)、経常利益81,671千円(同35.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益51,025千円(同37.6%減)となりました。
各事業別の経営成績は次のとおりであります。
<経営コンサルティング事業>
経営コンサルティング事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,357,782千円(前年同四半期連結累計期間比29.0%増)となりました。当第2四半期連結累計期間において、積極的な人員増加の効果が発現し、また、当社の強みである小売業界の周辺領域や物流業界などへ顧客範囲が拡大し、更に大規模クライアント案件の継続も寄与したことで、前年同四半期連結累計期間比で大きく増収となりました。
<ファイナンシャル・アドバイザリー事業>
ファイナンシャル・アドバイザリー事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高806,813千円(前年同四半期連結累計期間比12.2%増)となりました。国内企業と海外企業との間でのクロスボーダーM&A案件については依然として状況は厳しいものの、国内企業同士の中規模M&A案件にて多数の成約に至り、前年同四半期連結累計期間比で増収となりました。
<再生支援事業>
再生支援事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高378,470千円(前年同四半期連結累計期間比24.4%減)となりました。当第2四半期連結累計期間においてコロナ影響による再生支援ニーズが拡大するものと見込んでおりましたが、銀行による企業への緊急融資が継続されているために、業績は悪化しているものの資金繰りは逼迫していない企業が多く、足元では想定よりも再生支援のニーズが拡大していないため、前年同四半期連結累計期間比で減収となりました。
<その他事業>
その他事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高39,231千円(前年同四半期連結累計期間比16.3%増)となりました。
② 財政状態の分析
<資産の部>
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の資産残高は3,274,407千円(前連結会計年度末は3,792,731千円)となり、前連結会計年度末と比して518,323千円減少いたしました。
これは主に、現金及び預金が227,933千円、受取手形及び売掛金が264,435千円減少したことによるものであります。
<負債の部>
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の負債残高は1,159,140千円(前連結会計年度末は1,344,132千円)となり、前連結会計年度末と比して184,992千円減少いたしました。
これは主に、短期借入金が500,000千円増加し、賞与引当金及び役員賞与引当金が271,424千円、未払法人税等が210,453千円、主として未払消費税等の減少により流動負債のその他が114,494千円減少したことによるものであります
<純資産の部>
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の純資産残高は2,115,267千円(前連結会計年度末は2,448,598千円)となり、前連結会計年度末と比して333,331千円減少いたしました。
これは主に、当第2四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益51,025千円の計上により増加した一方で、利益剰余金の配当137,912千円と自己株式の取得270,080千円により減少したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ227,933千円減少し、1,671,167千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は318,645千円(前年同四半期連結累計期間は61,647千円の資金の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益81,671千円、売上債権の減少額264,704千円の増加要因と、賞与引当金の減少額270,424千円、仕入債務の減少額45,056千円、未払金の減少額62,237千円、法人税等の支払額203,896千円の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5,824千円(前年同四半期連結累計期間は56,803千円の資金の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出4,977千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は94,165千円(前年同四半期連結累計期間は15,948千円の資金の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増加額500,000千円の増加要因と、自己株式の取得による支出270,080千円、配当金の支払137,836千円の減少要因によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。