第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が緩やかに続いているという判断もある一方で、米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速、英国のEU離脱問題などに伴う世界経済への影響懸念などから国内経済への影響も含め、依然として先行きが不透明な状態が続いております。

当社が展開するサービスを取り巻く環境は、就業人口の減少、営業の働き方改革、雇用の流動化、AI・IoT等をはじめとするデジタル技術の進展などを背景に、労働生産性の向上や営業効率化ニーズの上昇が予想され、電話やメール・web等を活用した営業活動(インサイドセールス)への需要が進むと期待されています。

このような環境の下、当社インサイドセールス事業は、主要サービスであるアウトソーシングサービスに対する需要が高まり、売上高においては1,561百万円(前年同期比8.6%増)と設立以来最高の数値を達成いたしました。

利益におきましては、主に東京証券取引所マザーズに上場したことによる管理部門の強化や上場関連費用が販売費及び一般管理費において増加しましたが、売上原価の効率化をはかり営業利益は209百万円(前年同期比24.0%増)、経常利益は208百万円(前年同期比24.5%増)、四半期純利益は139百万円(前年同期比24.7%増)となりました。

 

当社はインサイドセールス事業の単一セグメントであるため、サービス別の業績を示すと次のとおりであります。

当社の主要サービスであるインサイドセールスアウトソーシングサービスは、既存顧客へのサービス提供に注力した結果、前年同期比11.1%増の1,381百万円となりました。一方で、新規顧客数の増加により売上高が逓増しやすい傾向にあるインサイドセールスコンサルティングサービスにおきましては、前述のインサイドセールスアウトソーシングサービスの既存顧客売上高の増加に伴い前年同期比26.6%減の33百万円となりました。システムソリューションサービスについては、前年並みの売上高145百万円(前年同期比1.8%減)となりました。また、システムソリューションサービスに含まれる自社提供クラウドツールサービスであるAIを活用した営業支援ツール「SAIN(サイン)」の売上高は好調に推移し15百万円(前年同期比418%増)となっています。

 

当第2四半期累計期間

前年同期

増減

金額

(百万円)

構成比(%)

金額

(百万円)

構成比(%)

金額

(百万円)

構成比(%)

インサイドセールスアウトソーシングサービス

1,381

88.5

1,243

86.5

137

11.1

インサイドセールスコンサルティングサービス

33

2.1

45

3.2

△12

△26.6

システムソリューションサービス

145

9.4

148

10.3

△2

△1.8

合計

1,561

100.0

1,437

100.0

123

8.6

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における流動資産は、1,815百万円となり、前事業年度末に比べ51百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が99百万円の減少したものの、売掛金が55百万円増加したこと等によるものです。

当第2四半期会計期間末における固定資産は、667百万円となり、前事業年度末に比べ144百万円増加いたしました。これは主に無形固定資産が「SAIN」の開発費などで116百万円増加したことや東京都新宿区や神奈川県横浜市に新たに開設するオフィスの保証金が44百万円増加したことなどによるものです。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準 第28号2018年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。

この結果、総資産は2,483百万円となり、前事業年度末に比べ93百万円増加いたしました。

 

(負債)

当第2四半期会計期間末における流動負債は、461百万円となり、前事業年度末に比べ32百万円減少いたしました。これは主に買掛金が21百万円、1年内償還予定の社債や短期借入金の返済により30百万円、役員賞与引当金が6百万円減少しましたが、その他が22百万円増加したことなどによるものです。

当第2四半期会計期間末における固定負債は、8百万円となり、前事業年度末に比べ13百万円減少いたしました。これは、長期借入金の返済によるものです。

この結果、負債合計は、470百万円となり、前事業年度末に比べ46百万円減少いたしました。

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産は、2,012百万円となり、前事業年度末に比べ139百万円増加いたしました。これは主に四半期純利益の計上により繰越利益剰余金が139百万円増加したことによるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前四半期純利益が2億5百万円(前年同期比24.0%増)となりましたが、無形固定資産の取得による支出、敷金の差入による支出や借入金等の返済により、前事業年度末に比べ99百万円減少し、当第2四半期会計期間末には11億89百万円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は1億57百万円(前年同期は1億25百万円の獲得)となりました。これは主に税引前当期純利益2億5百万円、減価償却費36百万円、売上債権の増加額55百万円及び法人税等の支払額73百万円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は2億14百万円(前年同期は1億円の使用)となりました。これは主に「SAIN」の開発費用等の無形固定資産の取得による支出1億62百万円や東京都新宿区や神奈川県横浜市におけるオフィス新設のための敷金の差入による支出46百万円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は43百万円(前年同期は39百万円の使用)となりました。これは短期借入金の返済による支出が20百万円、長期借入金の返済による支出が13百万円、社債の償還による支出が10百万円あったことによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。