第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、前第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しております。

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、厳
しい状況が続いております。日本においても再度の緊急事態宣言が発令され、依然として厳しい状況にあり、個人
消費は低調な状況が続いております。
 一方で、当社グループを取り巻く事業環境においては、テレワークやオンラインミーティングの活用等、新しい
形態での事業推進が急速に拡大しており、企業内におけるITの重要性の高まり、そしてデジタルトランスフォー

メーション(DX)への積極的な投資が継続しております。またテレワークに適する営業活動スタイルであるインサ
イドセールスの需要に引き続き進んでおり、当社グループといたしましては、企業の経営活動支援、そして顧客体
験(カスタマーエクスペリエンス:CX)に基づいてお客様の営業活動のデジタルトランスフォーメーションの実現
を支援してまいります。
 このような環境の下、当社インサイドセールス事業は、主要サービスであるアウトソーシングサービスに対する需要が高まり、売上高においては991百万円(前年同期比15.6%増)となりました。利益におきましては、営業利益は120百万円(同9.5%増)となり、対売上高営業利益率は12.2%と順調に推移しております。また、経常利益は121百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は83百万円(同10.3%増)となりました。
 当社グループの報告セグメントは、従来より「インサイドセールス事業」の単一セグメントでありましたが、当
第1四半期連結会計期間より、株式会社アイ・ラーニングが連結子会社になったことに伴い、新たに「研修事業」
を報告セグメントとして加えておりますが、当第1四半期連結累計期間においては、取得日を2021年3月31日とし
ており、貸借対照表のみを連結しております。インサイドセールス事業のサービス別業績は以下のとおりでありま
す。
 主要サービス、売上高の8割以上を占めるアウトソーシングサービスにおきましては、既存顧客へのサービス提供が好調に推移し、877百万円(前年同期比15.8%増)となりました。コンサルティングサービスにおきましては、顧客のリソースで運用するインサイドセールスの内製支援の「ANSWERS」が13百万円(同18.5%増)と伸び34百万円(同28.4%増)、システムソリューションサービスについては、AIを活用した営業活動支援ツール「SAIN(サイン)」の自社サブスクリプション型クラウド提供サービスが、前年同期10百万円から13百万円(同35.6%増)と伸び、79百万円(同8.6%増)となりました。

 

 

当第1四半期

連結累計期間

前年同期

増減

金額

(百万円)

構成比

(%)

金額

(百万円)

構成比

(%)

金額

(百万円)

増減率

(%)

アウトソーシングサービス

877

88.5

757

88.4

119

15.8

コンサルティングサービス

34

3.4

26

3.1

7

28.4

システムソリューションサービス

79

8.0

73

8.5

6

8.6

合計

991

100.0

857

100.0

133

15.6

 

 なお、当社グループは、前期第2四半期連結会計期間より子会社「ClieXito株式会社」の事業活動を開始したため、前期第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しております。従いまして、上記前年同期比は前期の個別財務諸表と比較した前期比を参考として記載しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計年度末における流動資産は2,160百万円となり、前連結会計年度末に比べ181百万円の増加となりました。これは主に、売掛金が186百万円増加したことを要因としたものであります。
 当第1四半期連結会計年度末における固定資産は1,335百万円となり、前連結会計年度末に比べ224百万円の増加となりました。これは主に有形固定資産が76百万円増加したこと、ソフトウェアが102百万円増加したこと、株式会社アイ・ラーニングの株式取得を要因としてのれんが39百万円増加したこと、投資その他の資産が56百万円増加したことを要因としたものであります。
 これらの結果、総資産は3,496百万円となり、前連結会計年度末の3,090百万円から405百万円の増加となりました。

(負債)
 当第1四半期連結会計年度末における流動負債は762百万円となり、前連結会計年度末に比べ184百万円の増加となりました。これは主に、買掛金が84百万円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が66百万円増加したことを要因としたものであります。
 当第1四半期連結会計年度末における固定負債は208百万円となり、前連結会計年度末に比べ137百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が125百万円増加したことを要因としたものであります。
 これらの結果、負債合計は970百万円となり、前連結会計年度末の648百万円から322百万円の増加となりました。
(純資産)
 当第1四半期連結会計年度末における純資産は2,525百万円となり、前連結会計年度末の2,441百万円から83百万円の増加となりました。これは主に、当第1四半期連結累計期間に親会社株主に帰属する四半期純利益83百万円を計上したことにより利益剰余金が83百万円増加したことを要因としたものであります。
 この結果、自己資本比率は72.2%(前連結会計年度末は79.0%)となりました。

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及びシステム開発等に係る設備投資によるものであります。当社グループの運転資金につきましては、自己資金(利益等の内部留保資金)で賄っており、資金の流動性は確保できております。また、自己資金で手当てできない場合は、金融機関からの借入による資金調達となりますが、借入先・借入金額等の条件は所定の手続きにより資金調達を行うことになります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。