第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析を行っておりません。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を機に、休業要請、外出自粛が本格化したことにより、国内の経済活動に急激な縮小が見られ、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

国内におけるオフィスビル賃貸市場においては、東京ビジネス地区で新築ビルが一部で募集面積を残して竣工したほか、既存ビルでは館内縮小に伴う解約の影響等があり、空室率は1.97%(出所:三鬼商事株式会社「オフィスマーケットデータ」、2020年6月時点)と増加いたしました。一方で、働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、オフィス環境や働き方を本格的に見直す企業は増加傾向にあります。

このような経済環境のもと、当社におきましては、成長企業や働き方の見直しに積極的な企業を中心に営業活動を行うとともに、デザインやレイアウトによって業務効率や従業員満足度が高められるデザイナーズオフィスを提供することで、働き方改革への関心の高まりに対応した新しいオフィスづくりに貢献してまいりました。

以上の結果、当第1四半期累計期間における経営成績は、売上高1,719百万円、営業利益34百万円、経常利益33百万円、四半期純利益22百万円となりました。

また、当第1四半期会計期間末における財政状態は、総資産4,477百万円(前事業年度末比14.5%減)、負債1,140百万円(同36.6%減)、純資産3,336百万円(同2.9%減)となりました。

 

なお、各セグメントの経営成績の状況は、次のとおりであります。

イ デザイナーズオフィス事業

当第1四半期累計期間における売上高は1,719百万円、セグメント利益(営業利益)は38百万円となりました。これは主に営業人員の採用による人員の強化、WEBマーケティングによる新規顧客の獲得及び既存顧客へのフォローを継続したことにより受注を獲得できたためであります。

 

ロ VISビル事業

VISビル事業では、2019年12月に既存ビルの解体工事が完了し、2020年1月よりVISビルの建設工事を開始しております。以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高はなく、セグメント損失(営業損失)は4百万円となりました。

 

 

(2) 当第1四半期累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

① 経営成績の分析

(売上高)

当第1四半期累計期間における売上高は、1,719百万円となりました。これは主にWEBマーケティングによる新規顧客の獲得及び既存顧客へのフォローを継続したことで、受注案件数が堅調に推移したことによるものであります。

 

(売上総利益)

当第1四半期累計期間における売上原価は、1,271百万円となりました。これは主に売上に対する外注費であります。

この結果、当第1四半期累計期間における売上総利益は、448百万円となりました。

 

(営業利益)

当第1四半期累計期間における販売費及び一般管理費は、413百万円となりました。これは主に役員及び従業員に対する人件費であります。

この結果、当第1四半期累計期間における営業利益は、34百万円となりました。

 

(経常利益)

当第1四半期累計期間における営業外収益は、0百万円となりました。

当第1四半期累計期間における営業外費用は、0百万円となりました。

この結果、当第1四半期累計期間における経常利益は、33百万円となりました。

 

(四半期純利益)

当第1四半期累計期間における法人税等は、10百万円となりました。

この結果、当第1四半期累計期間における四半期純利益は、22百万円となりました。

 

② 財政状態の分析

(資産)

当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較して757百万円減少し、4,477百万円となりました。

流動資産は946百万円減少し、2,710百万円となりました。これは主に仕掛品で5百万円増加した一方で、現金及び預金で309百万円、売掛金で637百万円減少したことによるものであります。

固定資産は189百万円増加し、1,766百万円となりました。これは主に建設仮勘定で197百万円増加した一方で、敷金及び保証金で2百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末と比較して658百万円減少し、1,140百万円となりました。

流動負債は658百万円減少し、1,137百万円となりました。これは主に未払費用で54百万円、前受金で109百万円増加した一方で、買掛金で637百万円、未払法人税等で164百万円、未払消費税等で23百万円減少したことによるものであります。

固定負債は前事業年度末と同額の2百万円となりました。

 

(純資産)

当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末と比較して99百万円減少し、3,336百万円となりました。これは四半期純利益22百万円を計上した一方で、配当金122百万円を支払ったことによるものであります。

 

③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社の運転資金需要のうち主なものは、外注費のほか、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資やVISビル事業を展開するための不動産の取得等によるものであります。

当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金を基本としておりますが、新規事業計画及びこれに付帯する不動産購入、設備投資計画に基づく中長期の資金需要が生じた場合には、銀行借入により必要資金を調達することとしております。

なお、当第1四半期会計期間末における借入金の残高はありません。また、当第1四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は2,259百万円であり、当社の事業を推進していくうえで十分な流動性を確保していると考えております。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。