当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」からの重要な変更があった事項は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
2020年12月にVISビル「The Place」の建設が完了したことにより、前事業年度の有価証券報告書に記載した「(15) 建替のリスク」は大幅に低減しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を機に、休業要請、外出自粛が本格化したことにより、国内の経済活動に急激な縮小が見られ、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
国内におけるオフィスビル賃貸市場においては、東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)で新築ビルが一部で募集面積を残して竣工したほか、既存ビルでは館内縮小に伴う解約の影響等があり、2020年12月時点の平均空室率は4.49%(2020年3月時点1.50%)と増加いたしました(出所:三鬼商事株式会社「オフィスマーケットデータ」)。一方で、テレワークの増加に伴い働き方に対する関心の高まりやオフィスのあり方に対する意識の変化がみられ、サテライトオフィス(※1)やシェアオフィス(※2)の活用を検討するなど、働き方やオフィス環境を本格的に見直す企業の引き合いも増加しております。
このような経済環境のもと、当社におきましては、成長企業や働き方の見直しに積極的な企業を中心に営業活動を行うとともに、デザインやレイアウトによって業務効率や従業員満足度が高められるデザイナーズオフィスを提供することで、働き方への関心の高まりやオフィスのあり方の変化に対応したオフィスづくりに貢献してまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における経営成績は、売上高5,557百万円(前年同期比16.6%減)、営業利益259百万円(同58.5%減)、経常利益259百万円(同58.4%減)、四半期純利益181百万円(同55.5%減)となりました。
また、当第3四半期会計期間末における財政状態は、総資産4,881百万円(前事業年度末比6.7%減)、負債1,384百万円(同23.0%減)、純資産3,496百万円(同1.8%増)となりました。
なお、各セグメントの経営成績の状況は、次のとおりであります。
イ デザイナーズオフィス事業
デザイナーズオフィス事業では、WEBマーケティングによる新規顧客の獲得及び既存顧客へのフォローを継続して成長企業を中心に受注獲得を行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部の案件で遅延や延期の動きが見られました。また、働き方やオフィスのあり方の変化に対応すべく、マーケティング・ICTの強化や先行人員増等、中長期的な事業成長に向けた先行投資により販管費が増加いたしました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は5,557百万円(前年同期比16.6%減)、セグメント利益(営業利益)は304百万円(同51.6%減)となりました。
ロ VISビル事業
VISビル事業では、2020年12月にVISビル「The Place」が完成し、入居テナント等の募集を開始しております。以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高はなく、セグメント損失(営業損失)は45百万円(前年同期は4百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。
〔用語の注釈〕
(※1) サテライトオフィス(Satellite Office)
企業の本社・本拠地から離れた場所に設置されたオフィススペースのこと。自宅で仕事をするための設備・環境が整っていない人が通勤の混雑を避けつつ働くことができる。
(※2) シェアオフィス(Shared Office)
同じスペースを複数の利用者がフリーアドレス形式で共有するオフィススペースのこと。什器・備品は備え付けで自前で設備を整える必要がなく、初期コストを低く抑えることができる。
(2) 当第3四半期累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
① 経営成績の分析
(売上高)
当第3四半期累計期間における売上高は、前年同期と比較して1,108百万円減少し、5,557百万円となりました。これは主にWEBマーケティングによる新規顧客の獲得及び既存顧客へのフォローを継続して成長企業を中心に受注獲得を行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部の案件で遅延や延期の動きが見られたことによるものであります。
(売上総利益)
当第3四半期累計期間における売上原価は、前年同期と比較して793百万円減少し、4,094百万円となりました。これは主に売上高の減少に伴う外注費の減少によるものであります。
この結果、当第3四半期累計期間における売上総利益は、前年同期と比較して315百万円減少し、1,463百万円となりました。
(営業利益)
当第3四半期累計期間における販売費及び一般管理費は、前年同期と比較して49百万円増加し、1,203百万円となりました。これは主に人員増加に伴う人件費の増加によるものであります。
この結果、当第3四半期累計期間における営業利益は、前年同期と比較して365百万円減少し、259百万円となりました。
(経常利益)
当第3四半期累計期間における営業外収益は、前年同期と同水準で推移し、0百万円となりました。
当第3四半期累計期間における営業外費用は、前年同期と比較して2百万円減少し、0百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における経常利益は、前年同期と比較して363百万円減少し、259百万円となりました。
(四半期純利益)
当第3四半期累計期間における法人税等は、前年同期と比較して137百万円減少し、78百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における四半期純利益は、前年同期と比較して226百万円減少し、181百万円となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較して352百万円減少し、4,881百万円となりました。
流動資産は981百万円減少し、2,675百万円となりました。これは主に仕掛品で23百万円、未収消費税等で48百万円、未収還付法人税等で45百万円増加した一方で、現金及び預金で528百万円、売掛金で569百万円減少したことによるものであります。
固定資産は628百万円増加し、2,205百万円となりました。これは主に建物及び構築物で714百万円、工具、器具及び備品で20百万円、土地で50百万円増加した一方で、建設仮勘定で162百万円、敷金及び保証金で7百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末と比較して413百万円減少し、1,384百万円となりました。
流動負債は413百万円減少し、1,382百万円となりました。これは主に未払金で95百万円、前受金で88百万円増加した一方で、買掛金で363百万円、未払法人税等で180百万円、未払消費税等で69百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末と同額の2百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末と比較して60百万円増加し、3,496百万円となりました。これは主に四半期純利益181百万円を計上した一方で、配当金122百万円を支払ったことによるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要のうち主なものは、外注費のほか、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資やVISビル事業を展開するための不動産の取得等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金を基本としておりますが、新規事業計画及びこれに付帯する不動産購入、設備投資計画に基づく中長期の資金需要が生じた場合には、銀行借入により必要資金を調達することとしております。
なお、当第3四半期会計期間末における借入金の残高はありません。また、当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は2,040百万円であり、当社の事業を推進していくうえで十分な流動性を確保していると考えております。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 主要な設備
前事業年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期累計期間に完了したものは次のとおりであります。
該当事項はありません。