第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による当社の事業等への影響は、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当社は、「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」というビジョンのもと、「世界をつなぎ、アタラシイを創る」をミッションに掲げ、新しいものを作り広めたいと思う事業者と、自分の趣味嗜好に合った新しいものに出会いたいと思う消費者をつなぐプラットフォーム「Makuake」を運営しております。

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありますが、国内外の感染拡大防止策を講じ、ワクチン接種を促進する中、回復の動きが期待されております。しかし、今後の感染症拡大状況の変化による世界的な景気の下振れリスクには十分注意が必要であり、先行きが不透明な状況は今なお続いております。

当社の経営環境は、新商品販売におけるオフラインの新商品デビュー市場及び新商品デビューにおけるEコマース市場、新サービスにおける予約販売Eコマース市場等の複数の市場の影響を受けており、新商品や新サービスデビューのEコマース市場は非常に高い成長ポテンシャルがあると考えております。

このような状況のもと、当社は日本社会のDX化を追い風に、従来の商流におけるイノベーションを加速させ、事業者(プロジェクト実行者)が新商品や新サービスを量産前にオンライン上でデビューさせ、テストマーケティング、PRする場を提供することで従来のオフライン中心の商流では生まれづらかった素晴らしい技術やアイディアの商品やサービスを世に生み出すサポートを続けております。

また、消費者(プロジェクトサポーター)には、これまでの消費では体験できなかった、自分の趣味嗜好に合った商品を誰よりも早く手に入れる特別感や事業者(プロジェクト実行者)と直接つながる連帯感、商品が作られるまでのストーリーを知ることで生まれる信頼感及び期待感を味わいながら購入する応援購入という新しい消費の形を提供し、認知を広げております。

当第3四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染症の拡大によりオフラインの新商品デビューの場が制限されている中で在庫リスクを抱えず新商品や新サービスをMakuakeでデビューさせることで、量産前に消費者のニーズや購入者のデータを取得することができると同時に初期顧客を確保した上で必要数量だけを生産し、量産フェーズに進むことができるベネフィットに対する認知が広がりプロジェクト掲載開始数が大幅に増加いたしました。また、テレビコマーシャルによりブランド認知度が向上し、テレビ番組への露出が増えたことやWEB及びアプリ広告を強化したことでアクセスユニークユーザー数がさらに拡大し、Makuakeにおける応援購入総額が前年同四半期比67.1%増加いたしました。

一方、応援購入総額の成長を最優先とし、プロモーションや人材採用への先行投資を推進する中で、想定を超えるプロジェクト掲載開始数の増加によりキュレーターの業務負担が増えており、キュレーター及び審査法務・モニタリング人材の採用や育成、業務フローの精査並びにオペレーションシステムの開発に課題があると認識いたしました。

その結果、当第3四半期累計期間の売上高は3,332,990千円(前年同四半期比59.3%増)、営業利益は201,096千円(同62.1%減)、経常利益は200,403千円(同62.2%減)、四半期純利益は129,918千円(同63.5%減)となりました。

なお、当社は応援購入サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(資産)

当第3四半期会計期間末の総資産は10,416,999千円となり、前事業年度末と比べ4,243,552千円の増加となりました。

流動資産は3,894,501千円増加し、9,542,339千円となりました。主たる要因は、現金及び預金が3,758,502千円増加したことによるものであります。

固定資産は338,118千円増加し、851,385千円となりました。主たる要因は、無形固定資産が181,276千円増加したことによるものであります。

(負債)

当第3四半期会計期間末の負債は3,683,619千円となり、前事業年度末に比べ183,189千円の増加となりました。

流動負債は172,236千円増加し、3,644,329千円となりました。主たる要因は、預り金が643,349千円増加、その他に含まれる未払金が257,471千円減少したことによるものであります。

固定負債は10,953千円増加し、39,289千円となりました。主たる要因は、勤続インセンティブ引当金が10,840千円増加したことによるものであります。

(純資産)

当第3四半期会計期間末の純資産は6,733,379千円となり、前事業年度末に比べ4,060,362千円の増加となりました。主たる要因は、海外募集による新株式を発行したこと等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,957,476千円、四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が129,918千円増加したことによるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。