第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて変更があった事項は、次のとおりです。なお、変更箇所は下線で示しております。
 また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部企業情報第2 事業の状況2 事業等のリスク」の項目番号に対応したものです。


 (4)大規模災害・感染症の影響について

当社グループの事業所及び得意先の多くは東海地方に所在しており、東海地震に係る地震防災対策強化地域及び南海トラフ地震防災対策推進地域に含まれております。当社グループといたしましては、社員の安全確保と優先業務の継続、基幹コンピューターシステムのバックアップ体制等、危機管理体制に万全を期しておりますが、大規模災害が発生した場合には、物流や営業活動等に遅延や停止が生じ、損害が発生する可能性があります。
 また、新型の感染症が蔓延した場合にも、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループといたしましては、社員の感染リスクの軽減や感染者発生時の感染拡大防止等により、お取引先様への商品の安定供給に努めてまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社は、2019年4月1日に株式会社トーカン及び国分中部株式会社が、共同株式移転の方法により両社を完全子会社とする株式移転設立完全親会社として設立されました。設立に際し、株式会社トーカンを取得企業として企業結合会計を行っていること及び決算期の変更に伴い、前連結会計年度(2018年10月1日から2019年12月31日まで)の連結経営成績は、取得企業である株式会社トーカンの前連結会計年度(2018年10月1日から2019年12月31日まで)の連結経営成績を基礎に、国分中部株式会社の2019年4月1日から2019年12月31日までの経営成績を連結したものであるため、前年同四半期との対比は行っておりません。

また、文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間の食品流通業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の国内外での拡大によって緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出やイベント等の自粛要請もあり、先行きの不安や収入減から消費者マインドは悪化し、大変厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後、社会経済活動が再開されつつありますが、新型コロナウイルス感染症による影響の長期化が懸念される中、感染防止策の徹底が求められ、外出を控える傾向は続いております。外出を控えて自宅で過ごす人のいわゆる「巣ごもり需要」がある一方、外食チェーンの苦戦に加え在宅勤務等による都市部のコンビニエンスストアにおける来店客数の低迷により、総じて厳しい状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは、「食」のインフラを支え、「食」を安定的に供給し続けるという食品流通事業者としての使命を有しており、その使命を果たすべく事業継続に最大限努めてまいりました。

 

当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1,361億83百万円、営業損失は2億33百万円、経常損失は87百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は93百万円となりました。

 

当社グループは、食品酒類卸売事業及びこれらの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

当第2四半期連結会計期間末の総資産は853億52百万円となり、前連結会計年度末と比べて186億39百万円の減少となりました。これは主に受取手形及び売掛金が123億1百万円、商品及び製品が32億26百万円、現金及び預金が18億25百万円それぞれ減少したことによるものであります。

また、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は580億60百万円となり、前連結会計年度末と比べて177億24百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金が164億21百万円、未払金が11億86百万円それぞれ減少したことによるものであります。

さらに、当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は272億91百万円となり、前連結会計年度末と比べて9億14百万円の減少となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が5億73百万円、利益剰余金が3億13百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ19億36百万円減少し、139億22百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローの減少は、15億45百万円となりました。これは、主に仕入債務の減少額が164億21百万円、未払金の減少額が11億82百万円となった一方で、売上債権の減少額が123億1百万円、たな卸資産の減少額が32億13百万円となったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローの減少は、1億20百万円となりました。これは、主に固定資産の取得による支出が1億42百万円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローの減少は、2億70百万円となりました。これは、主に配当金の支払額が2億19百万円、リース債務の返済による支出が51百万円となったことによるものであります。

 

(3) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については、これまでの課題に加え、新型コロナウイルス感染症の国内外での拡大の中、最重要課題として『当社グループの従業員とその家族、お取引先様の安全・健康』と『「食」を安定的に供給するための事業継続』に向けた取り組みを行っています。具体的には新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、販売・管理部門は在宅勤務の推奨、物流・製造部門は検温結果と健康状態の記録やマスク着用の徹底等、感染リスクを最大限抑止する対策を徹底し、万が一感染者が発生しても事業を継続するための対策を講じております。また、在宅勤務においても普段の業務が滞りなく遂行できるように、社内システムへのアクセス改善やWeb会議等の環境整備を行っております。今後も引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための様々な取り組みを実施し、食品流通事業者としての使命を果たすべく、事業継続に最大限努めてまいります。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。