第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、当社グループは、当第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、少子高齢化による労働力や生産年齢人口の減少といった構造的な要因による人手不足の状況(2019年7月の完全失業率(季節調整値)は2.2%(総務省調べ)、有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍(厚生労働省調べ))であります。「働き方改革関連法」の2019年4月の施行後も、多くの企業が働き方改革への関心を強め、組織の生産性向上を図ることに対する市場ニーズはこれまで以上に高まっており、当社サービスの需要は継続的に高まっております。

 

このような経営環境の中、「識学を広める事で人々の持つ可能性を最大化する」という企業理念のもと、より多くの企業に「識学」を広めていくために積極的な講師人材の採用及び育成、講師の品質管理の徹底によるサービス品質の維持・向上の活動を行ってまいりました。また、働き方改革を契機とする組織の生産性向上に関する需要を取りこぼす事のないように積極的なマーケティング活動を行うことにより、新規顧客の獲得に向けた各種活動を行ってまいりました。

 

なお、当第2四半期連結累計期間における各サービス別の状況は次のとおりであります。

①マネジメントコンサルティングサービス

WEB媒体を中心としたマーケティング活動に加え、俳優の要潤さんを起用した新CM動画を制作し、組織において上司が行いがちな言動をより身近に捉えることができるようなコンテンツを展開する事で新規顧客獲得の速度を上げていくための活動を行ってまいりました。

また、積極的な採用による講師数の増加と既存顧客からの追加受注及び既存顧客からの紹介による新規顧客の獲得により受注が順調に推移いたしました。

さらに、M&Aを企業の経営者が自ら主導して実行できる体制の構築を支援するM&A顧問サービスを2019年6月に開始するなど、新規事業の取組みを積極的に行ってまいりました。

その結果、当第2四半期連結会計期間末時点の累計契約社数は1,242社(前事業年度は979社)となり、当第2四半期連結累計期間のマネジメントコンサルティングサービス売上は720,193千円となりました。

 

②プラットフォームサービス

『識学』の浸透・定着を図るためのツールである識学クラウドの拡販に注力してまいりました。2019年7月にエンジニアを中心とする株式会社シキラボを設立し、サービス内容の拡充・機能拡大によるプラットフォームサービス売上のさらなる成長を実現させるための取組みを行ってまいりました。

その結果、当第2四半期連結会計期間末時点での識学クラウド契約社数は210社(前事業年度末は157社)となり、当第2四半期連結累計期間のプラットフォームサービス売上は59,615千円となりました。

上記の結果、売上高は779,808千円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+敷金償却)は146,820千円、営業利益は133,936千円、経常利益は133,505千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は75,201千円となりました。

なお、当社グループは、組織コンサルティング事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,452,291千円となりました。

①  流動資産

当第2四半期連結会計期間末の流動資産合計は、1,022,107千円となりました。この主な内訳は、現金及び預金862,972千円、売掛金90,606千円であります。

②  固定資産

当第2四半期連結会計期間末の固定資産合計は、430,184千円となりました。この主な内訳は、有形固定資産27,337千円、のれん194,707千円、投資その他の資産207,516千円であります。

  ③ 流動負債

当第2四半期連結会計期間末の流動負債合計は、372,518千円となりました。この内訳は、1年内返済予定の長期借入金64,200千円、未払法人税等64,901千円、その他243,417千円であります。

  ④ 固定負債

当第2四半期連結会計期間末の固定負債合計は、229,550千円となりました。この内訳は、長期借入金が229,550千円であります。

  ⑤ 純資産

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、850,223千円となりました。この主な内訳は、資本金265,206千円、資本剰余金309,806千円、利益剰余金275,354千円であります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金という)の残高は、862,972千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、23,618千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益133,505千円、売上債権の増加額38,726千円、前払費用の増加額23,705千円、法人税等の支払額50,784千円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は398,901千円となりました。これは主に、事業譲受による支出297,948千円、有形固定資産の取得による支出23,826千円、敷金及び保証金の差入による支出76,505千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は364,391千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入300,000千円、株式の発行による収入81,634千円、長期借入金の返済による支出17,100千円によるものであります。

 

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7)従業員の状況

①連結会社の状況

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの業容拡大に伴う採用により当社グループの従業員数は12名増加し55名になりました。

②提出会社の状況

当第2四半期累計期間において、業容拡大に伴う採用により当社の従業員数は11名増加し54名になりました。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2019年5月15日開催の取締役会において、TIGALA株式会社(以下、「TIGALA社」)より月額制M&A法人コンサルティング事業を譲り受けることを決議いたしました。また、同日付けでTIGALA社と締結した事業譲渡契約に基づき、2019年6月1日付けで事業譲受を行っております。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 企業結合関係」に記載のとおりであります。