当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、収益認識会計基準等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
これにより、前第2四半期連結累計期間と収益認識に係る会計処理が異なるため、以下の「経営成績の状況」に関する説明において、増減額及び前年同期比(%)の記載をせずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、国民の行動及び経済活動は依然として制限がなされているものの、新型コロナウイルスワクチンの普及、感染防止策の徹底などにより、一定程度の経済活動は維持できる状況となりつつあります。
このような経済環境の下、組込ソフトウェア開発の引き合いは増加に転じております。特に、半導体不足やAI及びエッジ向け半導体工場の活況な設備投資、セキュリティ関係の国連法規対応、CASE (Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)に関連する開発などを背景にして、半導体関連のソフトウェア開発、セキュリティ関係のコンサルテーション及びサービス提供は好調に推移し、また、自動車関連ソフトウェアの開発は引き続き堅調に収益を維持した結果、売上高は前年同期比増収となりました。
営業利益においては、株式会社スクデット・ソフトウェア(以下、スクデット社)の株式取得関連費用の発生や採用活動・研究開発活動等による販管費の増加があったものの、増収の影響に加え、社内外のリソースの見直しによるコストの削減や高付加価値プロジェクトの増加による粗利率の改善があり、前年同期比増益となりました。
経常利益においては、営業利益の増益に加え、保険関連の収入により営業外収益が増加したこと等により前年同期比増益となっております。
親会社株主に帰属する四半期純利益においては、固定資産受贈益の減少による特別利益の減少、投資有価証券の評価損による特別損失の増加、非支配株主に帰属する四半期純利益の増加等によりコストが増加したものの、経常利益の増益が寄与し、前年同期比増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,078,846千円(前年同期は991,383千円)、営業利益130,862千円(前年同期は102,569千円)、経常利益137,943千円(前年同期は106,760千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益82,057千円(前年同期は74,318千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。また、「サービスデザイン事業」は、第1四半期連結会計期間より新たに報告セグメントとしたため、前年同期額、増減額及び前年同期比(%)は記載しておりません。
1. ソフトウェア開発事業
当セグメントは、自動車・産業製品向けの制御ソフトウェアの受託、自動車関連のシミュレーション及びモデルベース開発技術の提案・開発・提供、近年の電子機器装置の安全性を担保するために必要なコンサルティング・安全性分析支援などを行っております。
経営成績の状況といたしましては、主力であります自動車関連ソフトウェアの開発が堅調に収益を維持していることに加え、半導体関連及びセキュリティ関係の分野において受注が好調に推移したため売上高及び営業利益は前年同期比増収増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高は1,045,244千円(前年同期は962,301千円)、セグメント利益(営業利益)は305,349千円(前年同期は258,897千円)となりました。
2. サービスデザイン事業
当セグメントにおいては、組込みシステム開発を通じて獲得した中核技術のノウハウを積極活用した新たな商品及びサービスの提供などを行っております。なお、第1四半期連結会計期間に新たに設立した子会社である株式会社イマジナリーは当セグメントに含めております。
経営成績の状況といたしましては、事業の開始から間もなく本格的な稼働に至っていないため、収益の金額に比して人件費負担が大きく営業損失となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高は12,033千円、セグメント損失(営業損失)は15,627千円となりました。
3. その他
当セグメントにおいては、株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。経営成績の状況としましては、自律装置などの安全コンサルタント事業が好調に推移した他、沖縄地域でのサービス事業に関する実証実験などの売上が貢献し、前年同期比で増収増益となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高は97,599千円(前年同期は69,282千円)、セグメント利益(営業利益)は18,919千円(前年同期は9,270千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、2,383,569千円(前連結会計年度末比1.2%増)となりました。主な内訳は、現金及び預金2,031,017千円(同0.8%減)、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は受取手形及び売掛金)199,375千円(同19.7%増)、仕掛品96,149千円(同6.7%減)であります。
固定資産は、337,037千円(同14.2%増)となりました。主な内訳は、保険積立金144,169千円(同4.2%増)、有形固定資産27,517千円(同2.2%増)、無形固定資産18,755千円(同125.3%増)であります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、2,720,606千円(同2.6%増)となりました。
(負債)
流動負債は、277,917千円(前連結会計年度末比4.5%減)となりました。主な内訳は、賞与引当金85,190千円(同22.1%減)、買掛金40,447千円(同52.2%増)、未払法人税等58,915千円(同7.0%増)であります。
固定負債は、242,087千円(同2.2%増)となりました。主な内訳は、退職給付に係る負債147,924千円(同3.6%増)、長期未払金91,495千円(前連結会計年度末同額)であります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、520,005千円(前連結会計年度末比1.5%減)となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、2,200,601千円(前連結会計年度末比3.6%増)となりました。主な内訳は、資本金611,176千円(同0.7%増)、資本剰余金545,665千円(同0.8%増)、利益剰余金1,018,911千円(同7.1%増)であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,631,017千円(前年同期比12,631千円増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は50,063千円(前年同期は22,567千円の獲得)となりました。この主な要因は、棚卸資産の増加額22,739千円、賞与引当金の減少額24,152千円、法人税等の支払額45,583千円等による資金の減少があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上135,493千円、仕入債務の増加額13,868千円、売上債権及び契約資産の減少額11,313千円等による資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は41,025千円(前年同期は6,433千円の支出)となりました。この主な要因は、保険積立金の解約による収入1,939千円、差入保証金の回収による収入1,621千円による資金の増加があったものの、差入保証金の差入れによる支出20,621千円、有形固定資産の取得による支出5,735千円、無形固定資産の取得による支出8,850千円、保険積立金の積立による支出9,380千円による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は24,569千円(前年同期は7,396千円の獲得)となりました。この主な要因は、株式の発行による収入1,155千円による資金の増加があったものの、配当金の支払額24,892千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、47,212千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが認識している経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結会計期間末における資金の残高は1,631,017千円(前連結会計年度末1,646,548千円)となり、当面事業を継続していく上で十分な流動性を確保しております。また、当社の経営戦略の1つである“次世代事業の創生”のための研究開発資金を十分に確保できているものと認識しております。
また、当社グループは、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、主に営業活動によるキャッシュ・フローを資金の源泉としております。
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。
スクデット社の株式譲渡契約の締結
当社は、2022年2月22日開催の取締役会において、スクデット社の全株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。また、2022年3月1日付で全株式を取得いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)取得による企業結合」に記載のとおりであります。