第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種等その影響の縮小を目指した動きがみられた一方で、変異株の感染拡大の懸念等により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続きました。

 このような状況下において、マーケティング・トランスフォーメーション事業(以下、「MX事業」という。)では、案件獲得能力の組織的強化、各案件の収益性向上及び社員の生産性向上に取り組みました。また、EX事業では、コロナ禍での安全なライブの開催、ファンの皆様に満足していただけるグッズの販売及び様々なメディアを通じたファンクラブ会員の獲得に取り組みました。このような活動の結果、2021年11月27日開催のTACHIKAWA STAGE GARDENを皮切りに、全13会場33公演を約3ヶ月にわたって開催した7ORDER(セブンオーダー)の全国ツアー「Date with.......」は、7ORDERツアー史上最大の8万5千人以上を動員して閉幕しました。上記の影響もあり、第3四半期会計期間として過去最高の売上高、営業利益及び経常利益を更新し、売上高は1,265,940千円、営業利益は116,355千円、経常利益は116,598千円となりました。

 以上の結果、当社の当第3四半期累計期間における売上高、営業利益及び経常利益は過去最高を更新し、売上高は2,695,010千円(前年同四半期比77.5%増)、営業利益は188,847千円(前年同四半期は82,890千円の営業損失)、経常利益は187,927千円(前年同四半期は53,740千円の経常損失)、四半期純利益は147,501千円(前年同四半期比22.2%減)となりました。

 また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であります。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当社は、従来「ブランディング事業」のみの単一セグメントでありましたが、第1四半期会計期間より、新規事業であるEX事業を開始したことに伴い、報告セグメントとして「EX事業」を追加しております。また、当該変更に伴い、従来「ブランディング事業」としていた報告セグメントの名称を、「MX事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。また、前第3四半期累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成することが実務上困難であるため、前年同四半期との比較は行っておりません。

①MX事業

 MX事業では、顧客の企業としてのブランド価値や商品・サービスのブランド価値を高めるべく、一般消費者へのイメージアップや認知度・購買意欲の向上等を図るためのソリューションを提供しております。そのため、顧客の顕在化したニーズだけではなく潜在的なニーズも引き出し、各ニーズに合うような様々なサービスを組み合わせた提案を行い、元請から下請に至る多段階構造ではなくワンストップでソリューションを提供し、既成概念を打ち破るクリエイティブとビジネスソリューション、それらを実現するテクノロジーを駆使したアイデアを実装していきます。MX事業では、コンサルティング会社・広告会社・PR会社等縦割りで進めていたビジネスを内製化により一気通貫することで、迅速な対応及び顧客へコストメリットを創出することができ、企業や社会の挑戦に伴走します。

 なお、売上高は1,733,261千円、セグメント利益は372,218千円となりました。

 

②EX事業

 EX事業とは、エンターテインメント・トランスフォーメーション事業の略語で、エンターテインメント業界をアップデートするべく、当社の主力事業領域であるクリエイティブやデジタル・テクノロジーを駆使し、新進気鋭のアーティストやクリエイターと連携しながら新しいエンタメの形を創出する事業であります。わが国においては、通信やデジタル・テクノロジーの発達で、リアル空間からデジタル空間をストレスなく、シームレスに行き来できるようになってきており、新しいエンターテインメントの形や次世代のエンターテイナーが次々と生まれようとしております。このような状況下において、当社が従来から有するブランディング・広告プロモーションやデジタル・テクノロジーの知見を駆使して、型にとらわれずジャンルレスに生きる次世代アーティスト・クリエイターがファンとの新たなコミュニケーションや関係を構築でき、スターになるためのプラットフォームを実現します。

 2021年9月14日の「新規事業の開始と業績予想の修正に関するお知らせ」で公表いたしましたとおり、当該事業は2021年9月より開始しており、今後はライブ出演、グッズの販売及びファンクラブ会費等の収入が発生します。

 なお、売上高は961,748千円、セグメント利益は154,329千円となりました。

 

(資産)

 当第3四半期会計期間末における流動資産は、前事業年度末に比べ788,036千円増加し1,611,691千円となりました。これは、主として現金及び預金が334,538千円、受取手形及び売掛金が465,341千円増加したことによるものであります。

 当第3四半期会計期間末における固定資産は、前事業年度末に比べ25,324千円増加し363,276千円となりました。これは、主として投資有価証券が30,000千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

 当第3四半期会計期間末における流動負債は、前事業年度末に比べ609,951千円増加し932,832千円となりました。これは、主として買掛金が374,283千円、短期借入金が174,000千円増加したことによるものであります。

 当第3四半期会計期間末における固定負債は、前事業年度末に比べ50,090千円増加し556,675千円となりました。これは、長期借入金が50,090千円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ153,319千円増加し485,459千円となりました。これは、主として四半期純利益の計上等により利益剰余金が148,953千円増加したことによるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。