第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、当社グループは、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染者数の減少に伴い各種制限が段階的に緩和され、社会経済活動の正常化の兆しが見られた一方で、ウクライナ情勢の長期化や急速な為替変動により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

 このような状況下において、マーケティング・トランスフォーメーション事業(以下、「MX事業」という。)では、案件獲得能力の組織的強化、各案件の収益性向上及び社員の生産性向上に取り組みました。2022年12月に開催を予定していたMX事業の新規サービスである次世代型体験ライブ「さわれるライブ® 5D LIVE®」は、アーティストの世界観をご満足いただけるクオリティで視聴者の皆様にお届けすることが難しいと判断し、開催中止を決定しました。なお、可能な範囲で売上高を確保しコストを削減したこと等により、業績に与える影響は軽微であります。

 エンターテインメント・トランスフォーメーション事業(以下、「EX事業」という。)では、2022年9月14日開催の福岡公演を皮切りに、全国10都市を巡った秋のツアー「7ORDER LIVE FACTORY〜脱色と着色〜」の追加公演を、2022年11月3日に東京ガーデンシアターで開催しました。また、2023年4月9日開催予定の宮城・仙台サンプラザホール公演を皮切りに、2023年5月12日開催予定の大阪・大阪城ホール公演まで、全国7都市11公演となるホールアリーナツアーの開催が決定しており、準備に取り組んでおります。

 EX事業を構成する当社100%子会社の株式会社Entertainment Nextでは、日本初開催となる「MBC IDOL RADIO LIVE in TOKYO」を2022年10月20日に東京ガーデンシアターで開催しました。また、日本発・韓国を中心としたアジアで世界を眺望し飛躍するアーティストが一堂に会する国内最大級のフェスティバル「KROSS vol.1-kpop masterz-」を2023年1月2日にバンテリンドームナゴヤで初開催しました。加えて、2023年2月25日と26日には、有明アリーナで「KROSS vol.2」の開催が決定しており、準備に取り組んでおります。

 上記の影響もあり、第2四半期連結累計期間として過去最高の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を更新しました。

 以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は1,862,929千円、営業利益は140,952千円、経常利益は133,082千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は100,854千円となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①MX事業

MX事業では、顧客の企業としてのブランド価値や商品・サービスのブランド価値を高めるべく、一般消費者へのイメージアップや認知度・購買意欲の向上等を図るためのソリューションを提供しております。そのため、顧客の顕在化したニーズだけではなく潜在的なニーズも引き出し、各ニーズに合うような様々なサービスを組み合わせた提案を行い、元請から下請に至る多段階構造ではなくワンストップでソリューションを提供し、既成概念を打ち破るクリエイティブとビジネスソリューション、それらを実現するテクノロジーを駆使したアイデアを実装していきます。MX事業では、コンサルティング会社・広告会社・PR会社等縦割りで進めていたビジネスを内製化により一気通貫することで、迅速な対応及び顧客へコストメリットを創出することができ、企業や社会の挑戦に伴走します。

なお、売上高は1,194,621千円、セグメント利益は214,169千円となりました。

②EX事業

EX事業とは、エンターテインメント・トランスフォーメーション事業の略語で、エンターテインメント業界をアップデートするべく、当社グループの主力事業領域であるクリエイティブやデジタル・テクノロジーを駆使し、新進気鋭のアーティストやクリエイターと連携しながら新しいエンタメの形を創出する事業であります。わが国においては、通信やデジタル・テクノロジーの発達で、リアル空間からデジタル空間をストレスなく、シームレスに行き来できるようになってきており、新しいエンターテインメントの形や次世代のエンターテイナーが次々と生まれようとしております。このような状況下において、当社グループが従来から有するブランディング・広告プロモーションやデジタル・テクノロジーの知見を駆使して、型にとらわれずジャンルレスに生きる次世代アーティスト・クリエイターがファンとの新たなコミュニケーションや関係を構築でき、スターになるためのプラットフォームを実現します。

なお、売上高は668,307千円、セグメント利益は90,370千円となりました。これには、2022年7月1日付で設立した株式会社Entertainment Nextの収入が含まれております。

 

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、2,459,668千円となりました。主な内訳は、現金及び預金712,735千円、受取手形、売掛金及び契約資産961,276千円、前払費用651,424千円であります。

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、309,735千円となりました。主な内訳は、有形固定資産60,949千円、投資その他の資産242,115千円であります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、1,419,347千円となりました。主な内訳は、買掛金480,000千円、短期借入金500,000千円、1年内返済予定の長期借入金275,234千円であります。

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、729,661千円となりました。内訳は、長期借入金729,661千円であります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、620,395千円となりました。主な内訳は、資本金395,374千円、資本剰余金385,374千円、利益剰余金△170,217千円であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、712,735千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、672,236千円の支出となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益135,533千円、売上債権の増加額242,118千円、前払費用の増加額629,217千円などによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、50,336千円の収入となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出9,898千円、有形固定資産の売却による収入28,455千円、敷金の回収による収入32,559千円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、629,156千円の収入となりました。これは主に、短期借入金の純増加額326,000千円、長期借入れによる収入400,000千円、長期借入金の返済による支出101,690千円などによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。