○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………4

2.中間財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………5

(1)中間貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………5

(2)中間損益計算書 ……………………………………………………………………………………………6

(3)中間キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………7

(4)中間財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………8

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………8

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………8

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当社は「私たちの生活 私たちの世界を よりよい未来につなぐトビラになる」を企業理念に掲げ、「誰かがやらなければならないが、誰もが実現できていない社会的課題の解決を革新的なテクノロジーで実現すること」を事業の軸としております。警察庁の公表によると、2025年における全国の特殊詐欺およびSNS型投資・ロマンス詐欺の被害総額は、過去最悪となる3,257億円に達しました。特に、警察官等を名乗り、資産保護や口座調査を口実として金銭を詐取する「ニセ警察詐欺」が急増しており、携帯電話のビデオ通話機能やメッセージアプリを悪用した接触も増加するなど、その手口は多様化・巧妙化しております。

こうした状況を受け、政府は「国民を詐欺から守るための総合対策2.0」(2025年4月22日)に基づき、迷惑電話・迷惑SMS対策の強化を推進しております。特に、通信事業者が提供する迷惑電話・迷惑SMS対策サービスについては、無償化を含めた実効性向上策の検討・要請が進められており、社会全体において受信遮断・警告機能の普及が進むものと見込まれます。

当社のコアビジネスであるセキュリティ事業は、電話を利用した振り込め詐欺、特殊詐欺、フィッシング詐欺等の抑止を目的としており、通信キャリアや金融機関を通じたサービス提供により、安定的な収益基盤を構築しております。また、オフィス電話の業務効率化に貢献するソリューション事業を成長分野と位置付け、積極的な投資を継続しております。

当社はさらなる成長を目指し、「中期経営計画2028」を策定し、2024年12月10日に公表いたしました。同計画では、2028年10月期における売上高60億円、営業利益17億円、純利益11億円を目標としており、5つの重点施策として、「①トビラフォン Cloudの販売加速」、「②トビラフォン Bizの販売加速」、「③通信キャリア向け販売の拡充」、「④新規事業の創出」、「⑤メンバーの拡大、成長」を定めております。中期経営計画の2年目となる2026年10月期においては、成長を一層加速させるため、採用を中心とした人的投資および新規事業開発への戦略的投資を継続し、事業基盤のさらなる拡充を図ってまいります。

当中間会計期間においては、セキュリティ事業が堅調に推移したことに加え、ソリューション事業の高成長により、収益が拡大いたしました。また、将来の成長に向けた継続的な人員採用等を実施いたしました。

以上の結果、当中間会計期間における売上高は1,674,030千円(前中間会計期間比22.0%増)、営業利益は485,586千円(前中間会計期間比7.7%減)、経常利益は499,938千円(前中間会計期間比5.2%減)、中間純利益は335,728千円(前中間会計期間比5.1%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(セキュリティ事業)

セキュリティ事業では、モバイル向け、固定電話向け及びその他のサービスを展開しており、迷惑情報データベースの提供先拡大等により、売上は順調に推移いたしました。

特殊詐欺被害が増加する中、社会全体として対策が求められており、2026年3月5日からは、NTTタウンページ株式会社が無料提供を開始した警察庁推奨認定アプリ「詐欺対策 by NTTタウンページ」に対し、当社の迷惑情報データベースを提供しております。また、2026年4月9日より、KDDI株式会社が提供する会員制サービス「Pontaパス」のiOS向けアプリ内において、「迷惑メッセージ・電話ブロック」機能の提供を開始いたしました。これにより、iOSにおいては、従来必要であった専用アプリのインストールが不要となり、当社サービスとの接点拡大が見込まれます。そのほか、一部通信キャリアとの契約において価格条件を引き上げて更改いたしました。

固定電話向けサービスにおいては、JCOM株式会社が提供する「ケーブルプラス電話」において、当社の迷惑情報データベースを活用した「迷惑電話ブロック」が2026年1月から無料で提供されております。これにより、ケーブルプラス電話利用者における利用開始時の経済的負担が軽減され、同サービスの契約数は前年同期比で増加いたしました。

その結果、当中間会計期間におけるセキュリティ事業の売上高は994,508千円(前中間会計期間比2.5%増)となり、セグメント利益は679,153千円(前中間会計期間比5.0%減)となりました。

 

 

(ソリューション事業)

ソリューション事業では、法人向けに電話周りのDXを支援するサービスとして、「トビラフォン Cloud」及び「トビラフォン Biz」を提供しております。

「トビラフォン Cloud」においては、SMS自動送信機能の機能拡張を行うなど、販売拡充に向けた機能強化を進めてまいりました。また、従来の直販体制に加えて、販売代理店からの取次紹介を活用し、契約ID数の拡大に取り組みました。

「トビラフォン Biz」においては、カスタマーハラスメント対策商材としての需要拡大を背景に、販売代理店との連携強化を継続し、販売台数は順調に推移いたしました。さらに、2026年2月からは小規模事業者向けプラン「トビラフォン Biz Lite」の販売を開始し、「トビラフォン Biz」シリーズ全体としての販売拡大に向けた取り組みを進めてまいりました。これらの施策により、ソリューション事業の売上は引き続き増加基調を維持いたしました。

その結果、当中間会計期間におけるソリューション事業の売上高は679,521千円(前中間会計期間比69.0%増)となり、セグメント利益は190,657千円(前中間会計期間比133.9%増)となりました。

 

なお、全社営業利益は、各セグメント利益の合計から、報告セグメントに配賦していない全社費用384,224千円(前中間会計期間比42.2%増)を差し引いた数値となっております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。

 

(2)財政状態に関する説明

① 資産、負債及び純資産の状況

(総資産)

当中間会計期間末における総資産は6,293,859千円となり、前事業年度末に比べ912,559千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が410,373千円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が98,556千円増加したこと、商品及び製品が14,945千円減少したこと、無形固定資産が35,098千円減少したこと及び投資その他の資産が277,085千円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

当中間会計期間末における負債は3,401,840千円となり、前事業年度末に比べ615,794千円増加いたしました。これは主に、契約負債が580,151千円増加したこと、未払法人税等が32,333千円増加したこと及び長期借入金が25,020千円減少したこと等によるものであります。

 

(純資産)

当中間会計期間末における純資産は2,892,019千円となり、前事業年度末に比べ296,764千円増加いたしました。これは主に、中間純利益の計上335,728千円、配当金の支払いによる利益剰余金の減少215,156千円及び自己株式の処分による増加146,041千円等によるものであります。

 

② キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末と比較して1,287,991千円減少し、1,746,887千円となりました。各キャッシュ・フローの主な状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果増加した資金は919,945千円(前中間会計期間は882,852千円の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額が146,671千円、売上債権及び契約資産の増加が104,225千円あったものの、税引前中間純利益を499,508千円、減価償却費を57,919千円、のれん償却額を32,952千円計上したこと、未払金の増加が29,751千円及び契約負債の増加が580,151千円あったこと等によるものであります。

 

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果減少した資金は1,978,443千円(前中間会計期間は1,739,398千円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出98,284千円、投資有価証券の取得による支出159,834千円、投資有価証券の償還による収入100,000千円、定期預金の預入による支出2,800,000千円及び定期預金の払戻による収入1,101,634千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果減少した資金は229,494千円(前中間会計期間は525,613千円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出25,020千円及び配当金の支払214,661千円等によるものであります。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

現時点の業績予想につきましては、2025年12月10日に公表した通期業績予想から変更はありません。

 

 

2.中間財務諸表及び主な注記

(1)中間貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2025年10月31日)

当中間会計期間

(2026年4月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

3,736,513

4,146,887

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

329,589

428,146

 

 

電子記録債権

22,240

27,910

 

 

有価証券

202,462

202,246

 

 

商品及び製品

39,191

24,245

 

 

仕掛品

-

126

 

 

原材料及び貯蔵品

515

661

 

 

その他

98,152

207,157

 

 

貸倒引当金

△1,580

△1,821

 

 

流動資産合計

4,427,085

5,035,559

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

98,891

160,991

 

 

無形固定資産

209,806

174,707

 

 

投資その他の資産

645,515

922,600

 

 

固定資産合計

954,214

1,258,299

 

資産合計

5,381,299

6,293,859

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

9,347

26,773

 

 

未払法人税等

157,661

189,995

 

 

契約負債

2,216,213

2,796,364

 

 

その他

307,192

318,097

 

 

流動負債合計

2,690,415

3,331,230

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

95,630

70,610

 

 

固定負債合計

95,630

70,610

 

負債合計

2,786,045

3,401,840

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

333,782

338,966

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

298,082

303,266

 

 

 

その他資本剰余金

-

37,709

 

 

 

資本剰余金合計

298,082

340,976

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

繰越利益剰余金

2,439,771

2,560,343

 

 

 

利益剰余金合計

2,439,771

2,560,343

 

 

自己株式

△489,519

△343,477

 

 

株主資本合計

2,582,116

2,896,808

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

13,137

△4,789

 

 

評価・換算差額等合計

13,137

△4,789

 

純資産合計

2,595,254

2,892,019

負債純資産合計

5,381,299

6,293,859

 

 

(2)中間損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間会計期間

(自 2024年11月1日

 至 2025年4月30日)

当中間会計期間

(自 2025年11月1日

 至 2026年4月30日)

売上高

1,372,136

1,674,030

売上原価

399,346

552,963

売上総利益

972,790

1,121,066

販売費及び一般管理費

446,477

635,480

営業利益

526,312

485,586

営業外収益

 

 

 

受取利息

1,535

6,226

 

サービス解約収入

541

212

 

有価証券利息

1,456

6,374

 

その他

451

2,439

 

営業外収益合計

3,984

15,253

営業外費用

 

 

 

支払利息

315

228

 

株式報酬費用消滅損

782

497

 

支払手数料

1,770

-

 

その他

316

175

 

営業外費用合計

3,185

900

経常利益

527,112

499,938

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

-

429

 

特別損失合計

-

429

税引前中間純利益

527,112

499,508

法人税、住民税及び事業税

191,968

178,097

法人税等調整額

△18,611

△14,317

法人税等合計

173,357

163,779

中間純利益

353,754

335,728

 

 

(3)中間キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間会計期間

(自 2024年11月1日

 至 2025年4月30日)

当中間会計期間

(自 2025年11月1日

 至 2026年4月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前中間純利益

527,112

499,508

 

減価償却費

52,551

57,919

 

のれん償却額

32,952

32,952

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

194

240

 

受取利息及び受取配当金

△2,992

△12,600

 

支払利息

315

228

 

株式報酬費用消滅損

782

497

 

固定資産除却損

-

429

 

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

△58,060

△104,225

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

30,622

14,673

 

長期前払費用の増減額(△は増加)

18,572

△9,730

 

仕入債務の増減額(△は減少)

△14,874

17,425

 

未払金の増減額(△は減少)

17,800

29,751

 

契約負債の増減額(△は減少)

417,685

580,151

 

未払消費税等の増減額(△は減少)

△6,417

△10,633

 

その他

△11,994

△37,635

 

小計

1,004,251

1,058,951

 

利息及び配当金の受取額

1,516

7,889

 

利息の支払額

△314

△223

 

法人税等の支払額

△122,600

△146,671

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

882,852

919,945

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△1,250

△98,284

 

有形固定資産の売却による収入

17

-

 

無形固定資産の取得による支出

△28,279

△1,619

 

投資有価証券の取得による支出

△509,886

△159,834

 

投資有価証券の償還による収入

-

100,000

 

定期預金の預入による支出

△1,200,000

△2,800,000

 

定期預金の払戻による収入

-

1,101,634

 

貸付けによる支出

-

△50,000

 

敷金及び保証金の差入による支出

-

△62,640

 

資産除去債務の履行による支出

-

△7,700

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△1,739,398

△1,978,443

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

長期借入金の返済による支出

△25,020

△25,020

 

株式の発行による収入

164

10,187

 

自己株式の取得による支出

△292,608

-

 

配当金の支払額

△208,149

△214,661

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△525,613

△229,494

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△1,382,159

△1,287,991

現金及び現金同等物の期首残高

3,215,658

3,034,879

現金及び現金同等物の中間期末残高

1,833,498

1,746,887

 

 

(4)中間財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

2026年1月28日開催の取締役会決議に基づき、2026年2月27日付で取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分、及び、執行役員及び従業員に対する譲渡制限付株式の割当に伴う自己株式の処分による払込手続を完了いたしました。処分した当社普通株式数は162,400株、処分価額は1株につき1,255円、処分価額の総額は203,812千円であります。

この結果、譲渡制限付株式の処理と併せて、当中間会計期間においてその他資本剰余金が37,709千円増加、自己株式が146,041千円減少しております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ.前中間会計期間(自  2024年11月1日  至  2025年4月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)3

中間
損益計算書
計上額
(注)4

セキュリティ
事業

ソリューション
事業

売上高

 

 

 

 

 

ストック収益(注)1

880,680

218,103

1,098,784

1,098,784

フロー収益(注)2

89,419

183,932

273,352

273,352

顧客との契約から生じる収益

970,100

402,036

1,372,136

1,372,136

外部顧客への売上高

970,100

402,036

1,372,136

1,372,136

セグメント間の内部売上高
又は振替高

970,100

402,036

1,372,136

1,372,136

セグメント利益

715,077

81,522

796,600

△270,287

526,312

 

(注) 1.ストック収益とは、サービスの提供期間に応じて売上計上される収益であります。

2.フロー収益とは、商品の納品・検収時に一括で売上計上される収益であります。

3.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない当社の販売費及び一般管理費であります。

4.セグメント利益は、中間損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

Ⅱ.当中間会計期間(自  2025年11月1日  至  2026年4月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)3

中間
損益計算書
計上額
(注)4

セキュリティ
事業

ソリューション
事業

売上高

 

 

 

 

 

ストック収益(注)1

945,680

364,389

1,310,069

1,310,069

フロー収益(注)2

48,827

315,132

363,960

363,960

顧客との契約から生じる収益

994,508

679,521

1,674,030

1,674,030

外部顧客への売上高

994,508

679,521

1,674,030

1,674,030

セグメント間の内部売上高
又は振替高

994,508

679,521

1,674,030

1,674,030

セグメント利益

679,153

190,657

869,810

△384,224

485,586

 

(注) 1.ストック収益とは、サービスの提供期間に応じて売上計上される収益であります。

2.フロー収益とは、商品の納品・検収時に一括で売上計上される収益であります。

3.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない当社の販売費及び一般管理費であります。

4.セグメント利益は、中間損益計算書の営業利益と調整を行っております。