第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 (1) 経営成績の状況 

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による個人消費の低迷や経済活動の停滞が鮮明となり、国内外の景気や経済は先行き不透明な状況が続いております。緊急事態宣言解除後の政府の各種政策により、生産や消費活動に持ち直しの兆しが見られたものの、同感染症の感染再拡大の懸念などもあり、先行きの不透明感が増してきている状況となっております。

 当社グループが属する不動産業界におきましては、マンション及び戸建住宅用地の高騰と人手不足等の要因による建築費の高騰と高止まりの状態が続いており、あわせて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により個人所得の減少や雇用環境の悪化による消費者マインドの低下など、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は予断を許さない状況にありますが、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績に重大な影響は観測されておりません。

 このような状況の中、当社グループにおきましては、全従業員の安全を第一としたうえで、感染防止対策を徹底し健康管理を行ってきました。また、WEBによるお客様へのモデルルーム来場の促進と、お客様の重複を避けるため完全予約制とするなどの事業モデルの見直しを実施してまいりました。

 当社グループの主力事業であります不動産分譲事業におきましては、当第2四半期連結累計期間において、既存の分譲マンション2戸及び分譲戸建住宅2戸の引渡となり、総引渡戸数は4戸(前年同期比3戸減)となりました。なお、当連結会計年度における新築分譲マンションは、第4四半期連結会計期間に3物件の竣工・引渡を予定しております。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は602,609千円(前年同期比12.9%増)、営業損失は128,923千円(前年同期は120,327千円の営業損失)、経常損失は141,766千円(前年同期は129,195千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は31,432千円(前年同期は85,455千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

   セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

   (不動産分譲事業)

当第2四半期連結累計期間における分譲マンション事業におきましては、前期繰越在庫2戸(前年同期比4戸減)の引渡を行っております。また、当第4四半期連結会計期間に竣工予定の「グランファーレ円山北レジェンドスクエア」は完売となり、「グランファーレ札幌山鼻レガリア」及び「グランファーレ円山公園南コートハウス」の2物件につきましては販売を継続しております。

分譲戸建住宅事業におきましては、前期繰越在庫2戸(前年同期比1戸増)の引渡を行っております。また、当第3四半期連結会計期間に竣工予定の「ラ・レジーナ栄町」につきましては販売を継続しております。

当第2四半期連結累計期間における分譲マンション及び分譲戸建住宅の引渡戸数は4戸(前年同期比3戸減)、売上高は143,483千円(前年同期比46.1%減)となりました。主な減少の要因としては、繰越在庫の引渡が、前第2四半期連結累計期間よりも減少したことによるものであります。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響について、当第2四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。

 その他の売上高は174,068千円(前年同期比1,128.0%増)となりました。主な増加の要因としては、分譲マンション開発用地等を売却したことによるものであります。

この結果、不動産分譲事業の売上高は317,551千円(前年同期比13.2%増)となり、セグメント損失は105,523千円(前年同期は80,910千円のセグメント損失)となりました。

 

 (不動産賃貸事業)

当第2四半期連結累計期間におけるサービス付き高齢者向け住宅事業におきましては、入居率の維持及び向上を図り、賃貸料収入は138,905千円(前年同期比1.5%増)となりました。なお、当第3四半期連結会計期間には当事業の6施設目となる「グランウエルネス福住」をオープンする予定であります。

収益不動産の賃貸事業におきましては、賃貸料収入は29,949千円(前年同期比17.2%減)となりました。主な減少の要因としては、当第1四半期連結累計期間に「グランデビル」を売却したことにより、賃貸料収入が減少したことによるものであります。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響について、当第2四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。

その他として、サービス付き高齢者向け住宅支援サービス事業等による売上高は61,398千円(前年同期比119.1%増)となりました。

この結果、不動産賃貸事業の売上高は230,253千円(前年同期比14.5%増)となり、セグメント利益は92,095千円(前年同期比15.8%増)、セグメント利益率につきましては、40.0%(前年同期比0.5ポイント増)となりました。

 

 (不動産関連事業)

当第2四半期連結累計期間におけるマンション管理事業におきましては、分譲マンション及びサービス付き高齢者向け住宅、収益物件の管理棟数が増加したこと等により、売上高は47,341千円(前年同期比15.4%増)となりました。

その他の売上高は7,462千円(前年同期比31.7%減)となりました。主な減少の要因としましては、物品販売高等が減少したことによるものであります。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響について、当第2四半期連結累計期間での経営成績への大きな影響はありません。

この結果、不動産関連事業の売上高は54,803千円(前年同期比5.5%増)となり、セグメント利益は7,604千円(前年同期比186.1%増)、セグメント利益率につきましては13.9%(前年同期比8.8ポイント増)となりました。

 

 (2) 財政状態の状況

 (資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,047,253千円減少し、6,757,981千円となりました。このうち流動資産は、前連結会計年度末に比べて783,302千円減少し、3,667,900千円となり、固定資産は、前連結会計年度末に比べて263,950千円減少し、3,090,080千円となりました。流動資産の主な増加の要因は、仕掛販売用不動産の増加720,458千円及び前払費用の増加21,731千円であり、主な減少の要因は、現金及び預金の減少1,302,063千円及び売掛金の減少49,149千円、販売用不動産の減少128,360千円、未収入金の減少12,508千円、未収消費税等の減少34,286千円であります。固定資産の主な減少の要因は、有形固定資産の減少262,120千円であります。

 

 (負債の部)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,021,354千円減少し、5,242,563千円となりました。このうち流動負債は、前連結会計年度末に比べて614,147千円減少し、2,866,776千円となり、固定負債は、前連結会計年度末に比べて407,206千円減少し、2,375,786千円となりました。流動負債の主な増加の要因は、買掛金及び工事未払金の増加19,681千円及び短期借入金の増加392,100千円、1年内返済予定の長期借入金の増加690,500千円、前受金の増加56,586千円、未払消費税等の増加34,088千円であり、主な減少の要因は、未払法人税等の減少98,415千円及び預り金の減少1,161,603千円、未払金の減少552,565千円であります。固定負債の主な減少の要因は、長期借入金の減少389,784千円であります。

 

 (純資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて25,899千円減少し、1,515,417千円となりました。主な増加の要因は、新株予約権の行使により資本金が8,560千円、資本準備金が8,560千円増加したことであります。主な減少の要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したほか、配当金の支払により利益剰余金が42,932千円減少したことによるものであります。

 

 (3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末の2,221,900千円に比べ、1,302,063千円減少し、919,836千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により減少した資金は、2,318,822千円となりました。主な増加の要因は、減価償却費の計上42,038千円及び売上債権の減少額49,149千円、前受金の増加額56,586千円であり、主な減少の要因は、税金等調整前四半期純損失の計上45,807千円及びたな卸資産の増加額595,075千円、未払金の減少額552,565千円、預り金の減少額1,161,581千円、法人税等の支払額98,656千円によるものであります。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により増加した資金は、318,728千円となりました。主な増加の要因は、有形固定資産の売却による収入435,345千円であり、主な減少の要因は、有形固定資産の取得による支出115,942千円によるものであります。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により増加した資金は、698,030千円となりました。主な増加の要因は、短期借入金の増加額392,100千円及び長期借入れによる収入380,000千円、株式の発行による収入17,120千円によるものであり、主な減少の要因は、長期借入金の返済による支出79,284千円及び配当金の支払額11,500千円によるものであります。

 

 (4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等の重要な変更はありません。

 

 (5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。

 

  (6) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において、該当事項はありません。

 

 (7) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に関し、新設、休止、大規模改修、除却、売却等により著しい変動があったものは、次のとおりであります。

当社グループは、2020年3月16日開催の臨時取締役会において、固定資産(グランデビル)を譲渡することを決議し、同日付で売買契約を締結して、2020年4月1日に譲渡いたしました。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。