第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種率が高まり、新規感染者も減少したことを背景に、10月に緊急事態宣言が全面的に解除となり、経済活動が活発化、景気回復の動きが見られました。海外におきましては、米国がインフレ抑制に向けた政策金利の引上げを示唆したことによる景気回復に対する逆風への懸念、また新たな変異株の感染拡大により先行き不透明さは依然続くとみられております。

 当社グループが属する不動産業におきましては、2050年カーボンニュートラル実現の観点から、高い省エネ性能を有する新築住宅の取得等に対する補助金制度が国交省より出されるなど、2050年に向けた政策と併せ、住宅取得を促進する動きがみられております。しかしながら、建築資材の不足や原油高騰に伴う輸送費の高騰による建築原価の高騰は依然継続しており販売価格の高騰へつながっております。

 そのような事業環境下、当社グループの第1四半期においては、完成在庫の販売に注力してまいりました。当期(2022年9月期)は、下半期にマンション分譲事業の竣工が偏ったことから売上の計上が下半期に偏る計画となっており、また、前年同期に高粗利物件の売上計上があったことにより、前年同期と比べ利益が減少しております。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高6,813百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益11百万円(同97.4%減)、経常損失33百万円(前年同期は382百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は20百万円(前年同期は248百万円の利益)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

(マンション事業)

 マンション事業におきましては、「サンパーク健軍レジデンス(熊本県熊本市、総戸数52戸)」、1LDK~2LDKのコンパクトマンション「サンレリウス小倉片野(福岡県北九州市、総戸数33戸)」が竣工し、約80%の売上を計上しております。また、完成在庫であった、「サンパーク川内駅テラス(鹿児島県薩摩川内市、総戸数55戸)」、「サンパーク熊本駅南グラッセ(熊本県熊本市、総戸数52戸)」が完売いたしました。第1四半期におきましては、新規分譲開始物件はございませんでしたが、第2四半期の販売開始予定物件である4棟の販売準備を進めております。

 この結果、引渡戸数は114戸、売上高は3,116百万円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は66百万円(同85.2%減)となりました。

(住宅事業)

 住宅事業におきましては、前年に販売を開始した外観や内装をセレクトできる建売住宅「ONEHOUSE」の販売が好調となりました。また土地分譲事業におきましても、戸建需要の高まりから順調に推移しております。しかしながら、米国木材の高騰によるウッドショックの影響、またその他建築資材の高騰は依然続いており、建築原価が当初想定額を超えたため、売上総利益率が減少しております。

 引渡数におきましては、分譲住宅事業が96戸、不動産流通事業が35戸、タウンハウス事業が2戸、土地分譲事業が31区画となり、売上高は3,681百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は162百万円(同18.1%減)となりました。

(その他事業)

 その他事業におきましては、水道供給事業と不動産賃貸事業を行った結果、売上高は16百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は6百万円(同34.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は32,760百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,507百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、仕掛販売用不動産が3,834百万円増加し17,267百万円に、販売用不動産が782百万円減少し6,007百万円に、現金及び預金が534百万円減少し7,168百万円になったことなどによるものです。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は26,006百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,593百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、支払手形及び買掛金が579百万円減少し2,534百万円に、1年内返済予定の長期借入金が686百万円増加し4,808百万円に、長期借入金が2,461百万円増加し9,336百万円になったことなどによるものです。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は6,753百万円となり、前連結会計年度末に比べ86百万円減少いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失で20百万円減少及び配当により65百万円減少し、総額で86百万円減少したことなどによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。