当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において判断したものであります。なお、当社は前第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、中国経済の減速や世界的な情報関連財需要の一服等の影響を受け、輸出や生産の一部に弱さがみられるものの、雇用及び所得環境の改善が続き、企業収益が高水準を保つ中で、個人消費や設備投資が増加傾向で推移しており、緩やかな回復が続いております。他方では、主要先進国の金融政策が緩和的な方向に転換されたことや、中国における景気対策の効果が期待される一方で、米中間の追加関税引上げ、対抗措置などの通商問題による影響が懸念されています。また、2019年10月に消費税率の引上げが予定されており、家計の所得・消費動向による影響も注視していく必要があります。
当社グループの主要事業領域である国内インターネット広告市場につきましては、株式会社電通が公表した「2018年日本の広告費」によれば、2014年に初の1兆円を突破し、他の広告媒体が伸び悩む中、継続的に成長しており、2018年は前年比116.5%となり、5年連続の2桁成長となっており、今後も広告技術の発展と市場の成長が見込まれております。
また、2017年2月16日に株式会社ミック経済研究所が公表した「Webインテグレーション&ネット広告プラットフォーム市場の現状と展望2017年版」によれば、Webインテグレーション市場について、2016年度以降平均成長率14.5%で拡大し、2020年度には約2,200億円となり、今後も市場の成長が見込まれております。
このような環境におきまして、当社は長期ビジョンとして「日本とアジアの発展に貢献するインキュベーションカンパニー」を掲げ、企業活動の基点としてCI(コーポレートアイデンティティ)があるという「ブランドファースト」の考え方を啓蒙し、「戦略企画、クリエイティブ、経営サポート、広告、コンサルティング」という5つの強みを活かして、ワンストップで高品質なサービスを提供することにより、中堅・中小企業の発展、成長に貢献するために引き続き取り組んでまいりました。
なお、当社は2019年6月21日に東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たし、上場関連費用が生じております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,219,044千円、営業利益は19,027千円、経常利益は6,946千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は19千円となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
① ブランド事業
当該事業におきましては、「ブランドファースト」の考え方を反映した独自フレームワークを軸に、中堅・中小企業が抱える収益拡大課題、人材及び育成課題に対して、顧客の”らしさ”を明確にし、顧客の競合差別化及び顧客とのコミュニケーションデザインに基づき、オウンドメディア構築運用及び経営サポートサービス、コンテンツマーケティングサービス、歯科経営コンサルティングサービスを提供しております。
当第1四半期連結累計期間におきましては、引き続きオウンドメディア構築及び経営サポートサービス、動画サービス等のコンテンツマーケティングサービスを中心に販売してまいりました。また、2019年4月1日に自社メディアである歯科医院検索サイト「歯科タウン」のリニューアルを行い、情報量やコンテンツ品質の向上、検索等の操作性の向上を実現しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は376,458千円、セグメント利益は75,035千円となりました。
② デジタルマーケティング事業
当該事業におきましては、中堅・中小企業向けにデジタル領域における総合マーケティング支援を展開しております。専門特化したマーケティングの責任者がおらず、ノウハウがない中堅・中小企業に対して、当社で抱えているコンサルタント人材が、上流のマーケティングフレームワークを理解したうえで、現状分析、戦略立案・実行、効果測定までワンストップで提供出来ることを強みとしております。プロモーション戦略を立案し、各種インターネット広告を活用することによってサイトのアクセス数を増加させるとともに、サイトのレポーティングを通じて課題を明らかにし、改善を行うことで、中堅・中小企業の収益機会の拡大に貢献してまいりました。
当第1四半期連結累計期間におきましては、既存顧客からの増額依頼により、インターネット広告関連商材が堅調に伸張しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は812,551千円、セグメント利益は49,004千円となりました。
③ オフショア関連事業
当該事業におきましては、ベトナム、沖縄を中心にオフショア及びニアショア体制を強化することによって、ブランド事業及びデジタルマーケティング事業に対して、高品質なサービスをより安価で提供することを実現しております。また、当該体制で培ったノウハウを、現地で同等の品質でサービス提供することにより、アジアに事業所を持つ日系企業や現地企業におけるオウンドメディアの構築や、デジタル領域における総合マーケティング支援を展開しております。
当第1四半期連結累計期間におきましては、グループ会社アザナのオウンドメディア構築を中心に販売してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は30,034千円、セグメント利益は1,079千円となりました。
(財政状態の分析)
当社グループの当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、総資産1,817,138千円となり、前連結会計年度末と比較して177,435千円増加しております。負債合計は745,420千円となり、前連結会計年度末と比較して24,105千円減少しております。純資産は1,071,717千円となり、前連結会計年度末と比較して201,541千円増加しております。
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ175,920千円増加し、1,540,137千円となりました。これは受取手形及び売掛金が70,326千円減少した一方で、現金及び預金が234,229千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,514千円増加し、277,000千円となりました。これは有形固定資産が1,264千円、無形固定資産が3,051千円減少した一方で、投資その他の資産のその他が5,830千円増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ44,107千円減少し、715,171千円となりました。これは賞与引当金が28,101千円、買掛金が30,827千円減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ20,001千円増加し、30,249千円となりました。これは固定負債のその他が20,001千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ201,541千円増加し、1,071,717千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益を19千円計上したことに加え、資本金が56,668千円、資本剰余金が119,169千円増加したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。