第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

(経営成績の状況)

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み外出規制の緩和も進んだことから、社会経済活動の回復に向けた動きが広がりました。しかし、オミクロン株の流行により、先行きは不透明な状況が続いています。企業活動は、デジタル投資を推進する動きが活性化しております。

当社グループにおいては、新規顧客の獲得効率を高めるために、オンラインによるマーケティングと営業活動の強化を行ってまいりました。11月には、コロナ禍における中小・地方企業様のデジタルシフトによる業績成長を支援する「ブランディングバンク」をリリースし、新たな競争優位性を確立するための準備を進めております。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,588,982千円(前年同期比10.5%増)、営業利益81,126千円(前年同期は営業損失95,160千円)、経常利益は80,336千円(前年同期は経常損失96,503千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65,111千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失22,511千円)となりました。

 

 セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

① ブランド事業

 当該事業におきましては、「ブランドファースト」の考え方を反映した独自フレームワークを軸に、中堅・中小企業様が抱える収益拡大課題、人材及び育成課題に対して、顧客の”らしさ”を明確にし、顧客の競合差別化及び顧客とのコミュニケーションデザインに基づき、オウンドメディア構築運用及び経営サポートサービス、コンテンツマーケティングサービス、歯科経営コンサルティングサービスを提供しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、業界別に成功ノウハウを体系化し、ウェビナーを中心に新規顧客向け情報発信を強化してまいりました。得意とする医療、建築、不動産の3業界は新規顧客の獲得数は堅調に推移しております。

 この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,079,780千円(前年同期比13.5%増)、セグメント利益は245,544千円(前年同期比28.5%増)となりました。

 

② デジタルマーケティング事業

 当該事業におきましては、中堅・中小企業様向けにデジタル領域における総合マーケティング支援を展開しております。専門特化したマーケティングの責任者がおらず、ノウハウがない中堅・中小企業様に対して、当社で抱えているコンサルタント人材が、上流のマーケティングフレームワークを理解したうえで、現状分析、戦略立案・実行、効果測定までワンストップで提供出来ることを強みとしております。プロモーション戦略を立案し、各種インターネット広告を活用することによって、サイトのアクセス数を増加させるとともに、サイトのレポーティングを通じて課題を明らかにし、改善を行うことで、中堅・中小企業様の収益機会の拡大に貢献してまいりました。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、企業のマーケティング予算は、テレビや紙媒体などの広告予算からデジタル施策に流れる動きが加速しております。新規顧客の中でも、デジタル投資ニーズが拡大する中堅、大手企業との取引拡大を進め、セグメント売上高、利益の拡大に繋げてまいりました。また、コロナ禍の影響により広告予算が減少していた既存顧客からの売上高、利益は回復傾向にあります。

 この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,399,154千円(前年同期比7.9%増)、セグメント利益は153,117千円(前年同期比107.1%増)となりました。

 

③ オフショア関連事業

 当該事業におきましては、ベトナム、沖縄を中心にオフショア及びニアショア体制を強化することによって、ブランド事業及びデジタルマーケティング事業に対して、高品質なサービスをより安価で提供することを実現しております。また、当該体制で培ったノウハウを、現地で同等の品質でサービス提供することにより、アジアに事業所を持つ日系企業や現地企業におけるオウンドメディアの構築や、デジタル領域における総合マーケティング支援を展開しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、沖縄に貢献するための社会貢献活動を継続的に行っております。その結果、沖縄県内の有力企業との取引を拡大してまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は110,047千円(前年同期比49.8%増)、セグメント利益は21,261千円(前年同期比379.6%増)となりました。

 

(財政状態の分析)

 当社グループの当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、総資産2,329,304千円となり、前連結会計年度末と比較して5,349千円増加しております。負債合計は1,208,036千円となり、前連結会計年度末と比較して63,102千円減少しております。純資産は1,121,267千円となり、前連結会計年度末と比較して68,452千円増加しております。

 

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ18,522千円増加し、2,114,925千円となりました。これは受取手形及び売掛金が112,129千円増加した一方で、現金及び預金が59,752千円減少したこと等によるものであります。

 

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ13,172千円減少し、214,378千円となりました。これは有形固定資産が7,755千円、無形固定資産が1,154千円、投資その他の資産が4,262千円減少したことによるものであります。

 

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ35,215千円増加し、844,915千円となりました。これは買掛金が58,618千円増加した一方で、賞与引当金が15,774千円減少したこと等によるものであります。

 

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ98,317千円減少し、363,120千円となりました。これは固定負債の長期借入金が98,323千円減少したこと等によるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ68,452千円増加し、1,121,267千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益を65,111千円計上したこと等によるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当第3四半期連結累計期間において、長期借入金を98,323千円の返済を行いました。この結果、当第3四半期連結会計期間末における借入金残高は391,688千円となりました。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません