第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,112百万円となり、前連結会計年度末に比べ40百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が43百万円増加したことによるものであります。固定資産は228百万円となり、前連結会計年度末に比べ87百万円増加いたしました。これは、主に有形固定資産が45百万円、敷金及び保証金が48百万円増加したことによるものであります。

 この結果、総資産は2,340百万円となり、前連結会計年度末に比べ128百万円増加いたしました。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は379百万円となり、前連結会計年度末に比べ93百万円減少いたしました。これは主に未払金が47百万円、未払法人税等が69百万円減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は382百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円減少いたしました。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,958百万円となり、前連結会計年度末に比べ219百万円増加いたしました。これは主に資本金34百万円、資本剰余金34百万円、利益剰余金150百万円の増加によるものであります。

 この結果、自己資本比率は83.7%(前連結会計年度末は78.6%)となりました。

 

(2)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中間の貿易摩擦や消費税増税などによる国内外経済の不確実性の高まりに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛・休業要請、緊急事態宣言の発令によって個人消費や企業活動が著しく制限され、経済活動は深刻な影響を受け、景気が急速に悪化いたしました。

 当社グループが事業展開を行う2019年の国内インターネット広告市場は、初めてテレビメディア広告市場を超え、前年比19.7%増の2兆1,048億円(注1)と推計されております。また、2019年の国内インフルエンサーマーケティング市場は、前年比21.9%増の267億円と推計され、同市場規模は、2020年に327億円、2028年に933億円(注2)と2019年比3.5倍程度に拡大していくことが予測されておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、将来の予測に影響を及ぼす可能性があります。

 当社グループにおきましても、顧客の広告費削減による影響を受けており依然として厳しい環境が続いております。

 このような環境の中、当社グループでは「NINARY」「Ripre」「ポチカム」「to buy」といったInstagramを始めとした各SNSプラットフォームにおけるインフルエンサーを企業マーケティングへ活用する「インフルエンサーサービス」、企業の保有するSNSアカウントの企画・コンサルティングを含めた運用代行を行う「SNSアカウント運用」、「インターネット広告代理販売」及びInstagramに特化した戦略子会社「株式会社glamfirst」の4つのサービスを展開し、企業がSNSプラットフォームを通して消費者へ行うマーケティング活動を総合的に支援して参りました。

 サービス別売上高については下記の通りとなります。

 インフルエンサーサービスについては、前年同期比で案件数は増加したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大により主要顧客の広告費削減の影響を受け、売上高は982百万円(前年同期比5.6%増)となりました。

 SNSアカウント運用については、新型コロナウイルス感染症の影響によるキャンセル等が発生したものの、前年同期比で案件単価及び案件数ともに増加し、売上高は330百万円(同50.4%増)となりました。

 インターネット広告代理販売については、外出自粛要請に伴う店頭販売低迷により大型案件が停止となったものの、前年同期比では案件単価及び案件数ともに増加し、売上高は821百万円(同19.8%増)となりました。

 株式会社glamfirstについては、2020年8月1日付の吸収合併に伴い、当社への案件の移管を進めたことにより、売上高は186百万円(同47.9%減)となりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高2,320百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益209百万円(同40.8%減)、経常利益202百万円(同42.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益150百万円(同33.8%減)となりました。

 なお、当社グループの事業セグメントは、ソーシャルメディアマーケティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

 (注1)出典:株式会社電通「2019年 日本の広告費」

 (注2)出典:株式会社デジタルインファクト「インフルエンサーマーケティング市場規模2017年-2028年」

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は19百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当社は、2020年5月13日開催の取締役会において、当社の完全子会社である株式会社glamfirstを吸収合併することを決議し、2020年5月31日に合併契約を締結しました。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。