○添付資料の目次

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4

(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7

(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………7

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8

(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

 当社グループは「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションのもと、人生の大半を過ごすことになる「働く」という時間において、ただ生活の糧を得るためだけではなく、1人でも多くの人がより楽しく、自由な創造性を存分に発揮できる社会を実現することを目指し、仕事の効率化や創造的な働き方を実現するサービスの開発・提供に取り組んでおります。

 このようなミッションのもと、現在の主力サービスであるビジネスチャットツール「Chatwork」は国内中小企業を中心とした顧客企業の労働生産性の向上や働き方の多様性を提供しており、国内利用者数NO1(注1)のサービスとなります。中長期のビジョンとしてこのビジネスチャットの中小企業市場における圧倒的なシェアを背景に、あらゆるビジネスの起点となるビジネス版スーパーアプリとしてプラットフォーム化していく事でさらなる中小企業のDX化に貢献してまいります。

 当第1四半期連結累計期間においては、引き続き「Chatwork」の普及とビジネスチャットのプラットフォームを活かした周辺サービスの拡大に投資をおこなってまいりました。前期に実施した価格改定によるARPUの上昇、2023年2月に連結子会社化した株式会社ミナジンによる人事労務領域へのサービス拡張、2023年6月にBPaaS(注2)の自社サービスとしてリリースした「Chatwork アシスタント」等の施策により事業は順調に拡大をしております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,934,557千円(前年同四半期比36.9%増)、EBITDA(注3)124,756千円(前年同四半期は9,302千円の損失)、営業損失13,698千円(前年同四半期は155,676千円の営業損失)、経常損失16,922千円(前年同四半期は157,853千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は43,551千円(前年同四半期は154,614千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメント別の経営成績は次の通りであります。

 

 (Chatworkセグメント)

 売上高は1,896,896千円(前年同四半期比40.2%増)、セグメント損失は18,725千円(前年同四半期は178,796千円のセグメント損失)となりました。

 

Chatworkアカウント事業のARR(注4)、課金ID数、ARPU推移

 

2021年12月期

第4四半期

2022年12月期

第4四半期

2023年12月期

第4四半期

2023年12月期

第1四半期

2024年12月期

第1四半期

ARR(百万円)

3,447

4,425

6,180

4,639

6,285

課金ID数(万)

54.7

66.8

73.1

69.9

74.3

ARPU(円)

529.4

547.4

672.4

544.7

687.4

 

 

 

 (セキュリティセグメント)

 セキュリティセグメントについては、引き続き当社としては積極的な事業拡大は行わない方針としております。その結果、売上高は37,660千円(前年同四半期比37.0%減)、セグメント利益は5,026千円(前年同四半期比78.3%減)となりました。

 

 

(注)1.Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む44サービスをChatwork株式会社にて選定。

  2.Business Process as a Serviceの略。ソフトウェアの提供ではなく、業務プロセスそのものを提供するクラウドサービスであり、クラウド経由で業務アウトソーシング(BPO)が可能

  3.EBITDA=営業損益+減価償却費及び無形固定資産償却費+株式報酬費用

  4.Annual Recurring Revenueの略。毎年継続して発生する収益 MRR(Monthly Recurring Revenue、毎月繰り返し得ることのできる売り上げ)の12倍

 

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べて112,894千円減少し、6,160,596千円となりました。これは主に、前払費用が140,264千円減少したことによるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて99,484千円減少し、3,751,787千円となりました。これは主に、長期借入金が51,648千円減少、契約負債が24,631千円減少、流動負債その他が20,827千円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて13,409千円減少し、2,408,809千円となりました。これは主に、資本金が15,070千円増加、資本剰余金が15,070千円増加、利益剰余金が43,551千円減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は39.1%(前連結会計年度末は38.6%)となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2024年2月9日に開示しました業績予想からの変更はございません。当社グループの中期経営計画では2026年12月期までに中小企業No.1 BPaaSカンパニーのポジションを確立し、長期的には中小企業市場における圧倒的なシェアを背景に、あらゆるビジネスの起点となるビジネス版スーパーアプリとしてプラットフォーム化していくことを目標としております。2024年12月期から2026年年12月期では、中小企業No.1 BPaaSカンパニーの目標に向けてグループ全体の成長を加速させると共に、利益を生み出せる体制の構築を進めてまいります。

 中期目標としては2023年12月期から2026年12月期までの連結売上高CAGR30%以上、2026年12月期において売上高150億円、EBITDAマージン10〜15%を目指しております。なお、本目標には将来のM&Aは含まないオーガニックグロースの数値であり、実施した場合には見直しをおこなうことといたします。
 上記方針に基づき、2024年12月期においてはビジネスチャットツール「Chatwork」の普及とBPaaSのミナジンおよびChatwork アシスタントへの投資と利益を生み出す体制の構築を進めることで、引き続き高い成長率の維持と収益性の改善を同時に進めてまいります。通期の業績見通しは以下の通りでございます。

 

 

2024年12月期

連結売上高

+30%以上

EBITDA

3億円以上

 

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

2,102,487

2,174,110

 

 

売掛金

432,075

426,174

 

 

前払費用

608,346

468,081

 

 

その他

74,311

39,634

 

 

貸倒引当金

△254

△254

 

 

流動資産合計

3,216,966

3,107,747

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

11,080

9,051

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

465,353

399,962

 

 

 

のれん

1,029,292

999,500

 

 

 

その他

704,248

793,086

 

 

 

無形固定資産合計

2,198,894

2,192,549

 

 

投資その他の資産

846,549

851,247

 

 

固定資産合計

3,056,524

3,052,849

 

資産合計

6,273,490

6,160,596

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

未払金

273,017

316,077

 

 

未払費用

216,809

200,557

 

 

未払法人税等

43,990

30,717

 

 

契約負債

1,565,770

1,541,139

 

 

賞与引当金

26,113

17,061

 

 

短期借入金

1,300

400

 

 

1年内返済予定の長期借入金

262,336

259,327

 

 

その他

157,304

136,476

 

 

流動負債合計

2,546,641

2,501,757

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

1,114,924

1,063,276

 

 

繰延税金負債

117,432

114,199

 

 

退職給付に係る負債

2,274

2,554

 

 

その他

70,000

70,000

 

 

固定負債合計

1,304,630

1,250,030

 

負債合計

3,851,271

3,751,787

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

2,748,254

2,763,324

 

 

資本剰余金

2,734,114

2,749,184

 

 

利益剰余金

△3,060,060

△3,103,612

 

 

自己株式

△88

△88

 

 

株主資本合計

2,422,218

2,408,809

 

純資産合計

2,422,218

2,408,809

負債純資産合計

6,273,490

6,160,596

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

売上高

1,412,863

1,934,557

売上原価

502,192

666,020

売上総利益

910,670

1,268,537

販売費及び一般管理費

1,066,346

1,282,236

営業損失(△)

△155,676

△13,698

営業外収益

 

 

 

受取利息

85

8

 

助成金収入

1,213

 

ポイント収入額

493

1,745

 

雑収入

162

59

 

営業外収益合計

1,954

1,813

営業外費用

 

 

 

支払利息

3,593

3,918

 

為替差損

51

118

 

株式交付費

70

 

その他

416

1,000

 

営業外費用合計

4,132

5,037

経常損失(△)

△157,853

△16,922

税金等調整前四半期純損失(△)

△157,853

△16,922

法人税、住民税及び事業税

1,662

16,172

法人税等調整額

△1,035

10,455

法人税等合計

627

26,628

四半期純損失(△)

△158,481

△43,551

非支配株主に帰属する四半期純損失(△)

△3,866

親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

△154,614

△43,551

 

 

 

四半期連結包括利益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

四半期純損失(△)

△158,481

△43,551

四半期包括利益

△158,481

△43,551

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

△154,614

△43,551

 

非支配株主に係る四半期包括利益

△3,866

 

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

 該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日  至  2023年3月31日)

1.  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

(注)

Chatworkセグメント

セキュリティセグメント

売上高

 

 

 

 

 一時点で移転される財

49,652

59,781

109,434

109,434

 一定の期間にわたり移転される財

1,303,428

1,303,428

1,303,428

 顧客との契約から生じる収益

1,353,081

59,781

1,412,863

1,412,863

 その他の収益

  外部顧客への売上高

1,353,081

59,781

1,412,863

1,412,863

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

1,353,081

59,781

1,412,863

1,412,863

セグメント利益又は損失(△)

△178,796

23,120

△155,676

△155,676

 

(注1)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

(注2)当社における主力事業はChatworkセグメントであり、本社機能も含めて間接費の全てがChatworkセグメントの維

   持・拡大の為に費やされていることから、間接費の全額をChatworkセグメントにて計上しております。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日  至  2024年3月31日)

1.  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

(注)

Chatworkセグメント

セキュリティセグメント

売上高

 

 

 

 

 一時点で移転される財

71,506

37,660

109,167

109,167

 一定の期間にわたり移転される財

1,825,389

1,825,389

1,825,389

 顧客との契約から生じる収益

1,896,896

37,660 

1,934,557

1,934,557

 その他の収益

  外部顧客への売上高

1,896,896

37,660

1,934,557

1,934,557

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

1,896,896

37,660

1,934,557

1,934,557

セグメント利益又は損失(△)

△18,725

5,026

△13,698

△13,698

 

(注1)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

 

 

(追加情報)

(会社分割による連結子会社新設)

 当社は、2024年2月9日開催の取締役会において、当社のBPaaS(Business Process as a Service)事業を、2024年4月1日を効力発生日とする新設分割(以下「本分割」といいます。)の方法により、当社が新たに設立する新設分割設立会社(以下「新会社」といいます。)に承継させることを決議し、2024年4月1日に設立いたしました。本分割により、株式会社ミナジンは、当社の100%子会社から、新会社の100%子会社となり、当社の孫会社となります。

 

(1)本分割の目的

当社は、顧客の業務効率と生産性向上をサポートするため、経理業務や労務業務等のノンコア業務について、ソフトウェアの提供にとどまらずそれら業務のビジネスプロセスそのものをサービスとして提供するBPaaS事業を展開して参りました。具体的には、2023年2月にクラウド型就業管理・人事評価システム、労務アウトソーシングを提供する株式会社ミナジンを連結子会社化し、2023年6月には、当社にてバックオフィスの非専門領域全般の支援等を行うChatwork アシスタントをリリースいたしました。

本分割は、今後、当社としてBPaaS事業を拡大していくにあたり、BPaaS事業を別法人にて行うものとするグループ体制の再構築を行うことで、経営の効率化や市場環境の変化に柔軟に対応できる機動的な事業運営を実現し、当社グループの企業価値の更なる向上を目指すことを目的としております。

 

(2)本分割により新設される企業の名称

 株式会社kubellパートナー

 

(3)会社分割する事業の内容及び規模

 ①会社分割する事業の内容

 BPaaS事業

 

 ②会社分割する事業が属するセグメント

  Chatworkセグメント

 

 ③会社分割する事業の経営成績

  売上高 46,837千円(2023年12月期)

 

④分割する資産、負債の項目及び金額(2024年3月末時点)

資産

負債

流動資産

506,638千円

流動負債

45,410千円

固定資産

683,233千円

固定負債

70,000千円

合計

1,189,871千円

合計

115,410千円

 

 

(4)本分割の方式

本分割は、当社を分割会社とし、新会社を承継会社とする簡易新設分割であり、新会社は、当社の100%連結子会社となります。

 

(5)本分割の日程

効力発生日

2024年4月1日

 

  ※本分割は、会社法第805条の規定する簡易分割であるため、株主総会承認決議を経ずに実施しております。