当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、当社グループの事業に影響を与える可能性があり、引き続き注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による経済活動の停滞により急速に悪化し、厳しい状況で推移いたしました。緊急事態宣言の解除に伴い、徐々に経済活動は再開されておりますが、第2波への懸念もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業は、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」の流れが加速し、IoT、クラウド、RPA(Robotic Process Automation、ロボットによる業務の自動化)、FinTech等の先端技術を活用したIT投資の需要が引き続き堅調に推移しておりました。ERP(注)ソリューションではSAP ERPの保守サポートが今後終了することに伴う後続製品へのアップグレード需要も追い風となっております。また、経済産業省が発表した特定サービス産業動態統計(2020年4月分)によると、2020年1月~4月も前年同月比で売上は増加しており、特に4月は13.8%増と大幅に伸び、引き続き増加基調は継続しております。
情報サービス業は比較的新型コロナウイルス感染症の影響を受けにくい業種ではあるものの、今後の経済及び事業環境の悪化に伴い企業のIT投資に影響が生じた場合には、当社グループの業績も影響を受ける可能性があります。反対に、IT環境の整備に対する投資が加速し、当社グループにプラスの影響が生じる可能性もあると考えており、引き続きIT投資等に対する影響を注視してまいります。
このような経営環境の下、当社では、社員及び取引先企業の安全・健康の確保及び顧客への安定したサービス提供を可能にするために、取引先企業と連携し、速やかにテレワーク環境の構築を実施してまいりました。リモート環境でも引き続き積極的な営業活動を行うとともに、品質管理・プロジェクト管理を徹底し、高い利益率を維持した上での成長を意識して事業活動を展開してまいりました。主要顧客全てで受注が好調に推移し、引き続き証券領域の大型案件参画や、製造業向け案件での領域拡大等の影響もあり、堅調に売上の拡大を図ることが出来ました。なお、現時点では新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社グループの業績への大きな影響は確認されておりません。
中国子会社においては、新型コロナウイルス感染症の影響は落ち着き、中国現地企業及び日系企業に対する受注が堅調に推移いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高6,139百万円、営業利益1,325百万円、経常利益1,319百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益898百万円となりました。
なお、当社グループは、ソフトウェア受託開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(注)ERP(Enterprise Resource Planning)
企業の経営資源(会計・販売・物流・人事等)を統合的に管理・有効活用することで、経営の効率化を図るための手法・概念、また、その統合基幹業務システムを指す。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は9,127百万円となり、前連結会計年度末より72百万円増加しました。
流動資産は、前連結会計年度末より212百万円増加し、7,926百万円となりました。これは主に現金及び預金が114百万円、売掛金が130百万円増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末より140百万円減少し、1,200百万円となりました。これは主に投資有価証券が75百万円、繰延税金資産が45百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は2,952百万円となり、前連結会計年度末より445百万円減少しました。
流動負債は、前連結会計年度末より138百万円減少し、2,529百万円となりました。これは主に買掛金が205百万円、賞与引当金が377百万円増加した一方、未払費用が633百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末より306百万円減少し、423百万円となりました。これは主に長期借入金が256百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は6,174百万円となり、前連結会計年度末より518百万円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金が43百万円減少した一方、利益剰余金が543百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は5,984百万円となり、前連結会計年度末より114百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は881百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上1,319百万円の資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は11百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出12百万円の資金減少によるものであります。
(財務活動にょるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は749百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出350百万円、配当金の支払額354百万円の資金減少によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。