当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは「個のエンパワーメント」をミッション、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンとして掲げ、企業とフリーランスをマッチングする仕事のプラットフォームの運営により、企業とフリーランスの新しい働き方を支援しております。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、依然として多くの産業において経済活動の縮小・停滞など厳しい状況が継続しております。当社グループの事業においても、企業の経済活動縮小に伴ない、一部の取引需要が減退いたしました。一方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたEC需要の拡大によりWeb制作・動画領域の仕事が堅調に推移しているほか、テレワーク等の新しい働き方が浸透したことで、オンラインでフリーランスに仕事を発注するハードルが下がった結果、当社グループのサービスは着実に拡大しております。当社グループの重要指標である流通総額については、当第2四半期において過去最高額に達しており、さらに企業の経済活動の再開に伴ない2020年9月より回復基調で推移しております。また、当社グループへの登録企業数は2020年6月より増加しており、2020年9月の登録企業数は昨年同月対比42%増加しています。
このような環境において、当社グループは企業のニーズに合わせて、様々なサービスを展開しております。オンライン上で企業と個人が直接マッチングするサービスである「Lancers」、「Lancers」での直接依頼が困難なクライアントや大量・複雑な案件を一括で依頼(発注)したいクライアントに対して、当社グループが直接依頼(発注)を引き受ける法人向けのサービスである「Lancers Outsourcing」、クライアントのエンジニア、デザイナー、マーケター等の常駐ニーズに対応して、フリーランス人材を紹介するサービスである「Lancers Agent」及び、クライアントによるBPOニーズもしくは定額での業務委託ニーズに対応して、当社グループが厳選したフリーランスチームに一括で依頼(発注)していただけるサービスである「Lancers Assistant」等を運営し、堅調に事業を拡大してまいりました。またテレワークニーズに対応するために2020年5月にリリースした新サービスである「ランサーズアシスタント電話代行プラン」についても順調に拡大しております。
以上の取り組みの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,798,099千円(前年同期比16.2%増)、営業損失は14,628千円(前年同期は営業損失214,849千円)、経常損失は8,905千円(前年同期は経常損失218,062千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4,697千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失225,936千円)となりました。
なお、当社グループはプラットフォーム事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末と比較して363,875千円増加し、3,509,268千円となりました。これは主に、流動資産において現金及び預金が524,878千円増加したこと、売掛金が112,556千円、未収入金が36,211千円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末と比較して368,096千円増加し、1,798,883千円となりました。これは主に、流動負債において短期借入金が450,000千円増加したこと、未払金が148,172千円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して4,220千円減少し、1,710,384千円となりました。これは主に、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ272千円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が4,697千円減少したこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ521,561千円増加し、2,573,945千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、106,214千円の収入(前年同期は337,216千円の支出)となりました。これは主に、未払金の減少額141,905千円があったものの、預り金の減少額113,548千円、売上債権の減少額112,514千円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、35,198千円の支出(前年同期は135,163千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が16,994千円、有価証券の取得による支出が10,951千円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、450,508千円の収入(前年同期は892,036千円の収入)となりました。これは主に、短期借入金による収入が450,000千円があったこと等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当社は、2020年7月13日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるシクロマーケティング株式会社を吸収合併することを決議し、2020年10月1日付で吸収合併いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。