当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症によって世界的規模で経済が停滞する中、国内におけるワクチン接種の開始や度重なる緊急事態宣言の結果、新型コロナウイルス感染症の影響はある一定程度の回復の兆しを見せたものの、依然として先行き不透明な状況が続いております。一方で、当社グループが主力事業領域とする国内不動産住宅市場においては、生活スタイルの変化に連動した住宅購入ニーズを取り込み、市場動向は堅調に推移しております。
当社グループが属する不動産業界においては徐々にDX化が進み、顧客は住宅に対してより多くの選択肢や判断軸を持つようになり、価値観は多様化しております。さらに、相続による土地売却や、収益用資産としての不動産購入をはじめとし、不動産事業者が果たすべき社会的役割は、より一層重要性を増しております。
こうした社会的変化の中、当社グループは富裕層顧客をメインターゲットとして東京の城南エリア(世田谷区、目黒区、渋谷区、港区、大田区、品川区)を中心に事業を展開し、同時に当社独自の建築請負マッチングプラットフォーム「sumuzu Matching」のサービス拡充を行ってまいりました。また、フィールドセールスとインサイドセールスを組み合わせた中長期的な顧客フォローを重要な営業方針とし、顧客に対する高品質な不動産コンサルティングサービスの提供に注力し、その結果、当第2四半期連結累計期間における成約顧客のうち3割程度がリピート・紹介顧客による取引となっており、サービス品質確保に一定の効果を上げることができました。
リアルな不動産ビジネスである不動産売買、不動産売買仲介における集約数、および販売用物件仕入がともに堅調に推移し、今後の成長余力を確保することができました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,162,606千円(前年同期比54.0%増)、営業利益は1,006,026千円(前年同期比526.0%増)、経常利益は986,236千円(前年同期比584.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は645,385千円(前年同期比575.6%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①sumuzu事業
sumuzu事業においては、住宅ニーズの高まりを背景として当第2四半期連結累計期間を通じて集客数が好調に推移し、販売計画が当初の予定どおりに進捗いたしました。また、収益不動産の販売が売上高及び利益に大きく寄与いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,135,956千円(前年同期比54.4%増)、セグメント利益は1,110,583千円(前年同期比319.4%増)となりました。
②賃貸事業
賃貸事業においては、居住用の収益物件が多い状況にあるため、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による急な退去などはなく、前第2四半期連結累計期間並みの賃料収入を確保することができました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は26,056千円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は11,181千円(前年同期比1.7%減)となりました。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ、1,455,538千円増加の10,476,885千円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ、1,493,020千円増加の8,438,516千円となりました。これは主に現金及び預金が791,430千円増加し、棚卸資産が578,018千円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ、37,482千円減少の2,038,368千円となりました。これは主に有形固定資産が63,142千円減少し、投資その他の資産が25,689千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ、919,124千円増加の5,120,294千円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ、851,777千円増加の3,905,616千円となりました。これは主に短期借入金が351,286千円増加し、未払法人税等が329,527千円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ、67,346千円増加の1,214,678千円となりました。これは主に長期借入金が84,578千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ、536,413千円増加の5,356,591千円となりました。これは主に剰余金の配当を112,968千円実施したことと、親会社株主に帰属する四半期純利益を645,385千円計上したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末と比べ791,430千円増加し、4,434,964千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は643,140千円(前年同期は6,982千円の支出)となりました。主な資金の増加要因としましては、税金等調整前四半期純利益993,025千円の計上、前受金の増加額106,066千円であります。他方、資金の主な減少要因としましては、棚卸資産の増加額366,319千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は165,042千円(前年同期は12,860千円の獲得)となりました。主な資金の増加要因としましては、保険金積立金の解約による収入9,153千円であります。他方、主な資金の減少要因としましては、有形固定資産の取得による支出165,971千円、敷金及び保証金の差入による支出10,000千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は313,313千円(前年同期は593,321千円の支出)となりました。主な資金の増加要因としましては、短期借入金の純増減額351,286千円、長期借入れによる収入366,000千円であります。他方、主な資金の減少要因としましては、長期借入金の返済による支出295,003千円、配当金の支払額112,888千円であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17,223千円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。