当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、社会活動・経済活動に著しい変化が生じた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社が顧客とする製薬業界においては、デジタル化技術や医療技術の実用化を迎えるとともに、さらなる法令順守体制の整備・強化が求められるようになり、持続的に成長していくうえで大きな転機を迎えております。また、継続的な社会保障制度の実現に向けて、診療報酬制度や薬価制度の抜本的な改革を受け収益構造が大きく変化をしております。そのため、創薬業務を含む全てのコストを極力減らし、低コスト体質と革新的な創薬を両立できる企業に向けてドラスティックな体制変革を進めることが求められています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大は社会生活、世界経済に強く影響を与えています。製薬企業においては、新製品の市場導入と浸透、申請・審査対応や臨床試験の遅れなどの影響が生じると共に、業務プロセスの変更や雇用ポートフォリオの再編をしなければならない状況が生まれております。今後も、これらの課題解決を目的とした委託ニーズは高まると考えております。
このような状況の中、当社は、「仕事の成果の保証」と「新しい価値の提供」を通じて、お客様の課題を解決し、医療の未来に貢献することを経営理念として掲げ、製薬会社の医薬品開発における受託業務として「安全性情報管理サービス」を主軸に、「ドキュメントサポートサービス」、「開発サポートサービス」、「臨床開発支援サービス」を展開しております。
当第2四半期累計期間の売上高は1,192百万円と前年同期比61百万円(前年同期比5.4%増)の増収となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響を若干受けたものの、既存案件の売上は堅調に推移したこと、さらに、安全性情報管理、ドキュメントサポート、および臨床開発支援の各サービスにて、前第3四半期以降に稼働開始した複数の新規受託案件が売上に寄与したことが要因です。
営業利益は259百万円と前年同期比30百万円(前年同期比10.6%減)の減益となりました。これは、前期売上計上した仕掛案件が大型であったこと、今期の売上原価において新規受託案件の稼働開始に伴う人員の増員により人件費が増加したこと、また、販売費及び一般管理費において受託案件の自動化や業務効率化の促進を行うためのシステム開発人員の増加により人件費が増加したことが主な要因です。なお、2019年12月の公募増資に伴い資本金が1億円を超えたことで外形標準課税の適用対象となったことから、販売費及び一般管理費において租税公課が10百万増加しました。
経常利益は261百万円と前年同期比26百万円(前年同期比9.1%減)の減益、四半期純利益は181百万円と前年同期比2百万円(前年同期比1.2%増)の増益となりました。これは、主に法人税等14百万円の減少によるものです。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期累計期間末における流動資産は1,556百万円と前事業年度末と比べ16百万円(1.1%減)の減少となりました。これは、法人税等並びに配当金の支払いなどによる現金及び預金68百万円の減少、売掛金50百万円の増加によるものです。
(固定資産)
当第2四半期累計期間末における固定資産は187百万円と前事業年度末と比べ13百万円(6.6%減)の減少となりました。これは主に繰延税金資産11百万円の減少によるものです。
(流動負債)
当第2四半期累計期間末における流動負債は328百万円と前事業年度末と比べ140百万円(30.0%減)の減少となりました。これは主に、未払金79百万円の減少、未払法人税等38百万円の減少、並びに未払消費税13百万円の減少によるものです。
(固定負債)
当第2四半期累計期間末における固定負債は74百万円と前事業年度末と比べ7百万円(11.2%増)の増加となりました。これは主に退職給付引当金6百万円の増加によるものです。
(純資産)
当第2四半期累計期間末における純資産は1,340百万円と前事業年度末と比べ103百万円(8.4%増)の増加となりました。これは主に、繰越利益剰余金103百万円の増加によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は962百万円と前事業年度末と比べ68百万円(6.6%減)の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における営業活動によるキャッシュ・フローは、12百万円の収入となりました。これは主に、税引前四半期純利益261百万円の計上による資金の増加があったものの、売上債権の増加50百万円、未払金の減少77百万円並びに法人税等の支払い119百万円などの資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における投資活動によるキャッシュ・フローは、2百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における財務活動によるキャッシュ・フローは、79百万円の減少となりました。これは主に、配当金の支払い77百万円によるものであります。
(4)経営方針、経営戦略及び対処すべき課題等
当第2四半期累計期間において、当社の経営方針、経営戦略及び対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期累計期間に著しい変動があった設備は、ありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。