第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

①財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期会計期間末における流動資産は、16,441百万円となり、前事業年度末に比べ1,660百万円減少いたしました。これは、主に現金及び預金が1,473百万円減少したことによるものであります。固定資産は3,063百万円となり、前事業年度末に比べ271百万円増加となりました。これは、主に無形固定資産が292百万円増加したことによるものであります。

 この結果、総資産は19,505百万円となり、前事業年度末に比べ1,388百万円減少いたしました。

(負債)

 当第3四半期会計期間末における流動負債は、7,865百万円となり、前事業年度末に比べ957百万円減少いたしました。これは、主に賞与引当金が771百万円減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は7,865百万円となり、前事業年度末に比べ957百万円減少いたしました。

(純資産)

 当第3四半期会計期間末における純資産合計は、11,639百万円となり、前事業年度末に比べ431百万円減少いたしました。これは、主に配当金の支払いにより利益剰余金が310百万円減少したことによるものであります。

 この結果、自己資本比率は59.7%(前事業年度末は57.8%)となりました。

②経営成績の状況

当第3四半期累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で景気は持ち直しの動きが見られるものの、新たな変異株の発生により先行きは不透明な状況が続いております。当社の主要顧客である大手製造業においては、原材料価格の高騰や半導体不足に始まる部品の供給不足等の影響を受けておりますが、回復の兆しが見え始めております。

このような環境の下、当社は当第3四半期累計期間において、業績の早期回復に向けての準備に取り組んでまいりました。主力のエンジニア派遣サービスでは、期初より増加が続く稼働人員数が10月以降、3か月連続で前年同月を上回り、稼働率もコロナ禍以前の高水準に到達し、待機となっていた派遣エンジニア社員数も、前第3四半期末時点に比べ大幅に減少いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響を受け減少したエンジニア派遣サービスの案件数は、コロナ禍前の水準には戻っていないものの、9月末に緊急事態宣言等が解除され、営業活動の正常化に伴い、上昇に転じております。

以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は20,086百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は1,393百万円(同31.1%減)、経常利益は1,377百万円(同31.6%減)、四半期純利益は936百万円(同31.6%減)となりました。コロナ禍の影響が残る中、稼働人員数の増加が続き、原価率の悪化要因となるエンジニア派遣サービスにおける待機者の解消が順調に進んだことや、派遣単価水準の維持等により、業績回復に向けた取り組みの成果が見え始めております。

また、当社は、我が国が現在直面している構造的なエンジニア不足の環境において、AI(人工知能)を活用した当社独自のスキルマッチング技術「コグナビ」各サービスの浸透と拡充に取り組んでおります。

エンジニア派遣サービス「コグナビ 派遣」は、第2四半期末時点で待機者数を大幅に減少できたことから、当第3四半期会計期間より中途採用の強化並びに来期に向けて新卒採用を再開し、回復基調にある顧客企業の需要に応えるべく、人材確保に注力しております。

中途採用向けエンジニア紹介サービスである「コグナビ 転職/転職IT」は、ターゲット事業所の求人需要を的確に把握することに努め、求人獲得に向けた顧客企業へのアプローチを強化しております。

理工系学生のための就職支援サービスである「コグナビ 新卒」は、サービスを利用して企業に採用された学生数が当第3四半期末時点で前年度の年間採用者数の4倍以上となりました。大手企業中心に新卒採用意欲が拡大していることや、当社営業スタッフによる就職活動中の学生のサポートにより、今後も「コグナビ 新卒」を理工系学生の学びに直結した就職支援サービスとして定着を図ってまいります。

エンジニア育成の研修を大学で実施するために両者の連携をサポートするサービス「コグナビ カレッジ」は、研修受け入れ先として当第3四半期末時点で既に複数大学と契約を締結しております。さらに、新規契約締結に向けて大学と協議を進めております。

企業内エンジニア配置最適化サービスである「コグナビ タレントマネジメント」では、利用契約を企業単位だけでなく技術部門など部署単位でも利用していただけるサービスを昨年夏から導入した結果、導入企業及び導入検討中の企業が増加しております。

なお、当社はエンジニア派遣・紹介事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。